横浜ボートシアター『恋に狂ひて』感想等まとめ
emilia-rum
@gertrude913
「長谷観音の申し子」「継子への懸想、その結果の恋の遺恨」「迫害される愛護の若の漂泊と絶望」といった話が三味線一丁で語る説経節だけでは現代の人たちに受け入れられることはないだろうが、人形と唄と芝居が加わることによって2時間25分(休憩10分)の長丁場を最後まで鑑賞できる。
2014-03-16 20:23:37
emilia-rum
@gertrude913
説経節を通して「横浜ボートシアター」という劇団が存在することは知っていたが、観るのは初めて。今回は人形が中心なので、舞台が狭くなる分両側の客席を使用せず、100席ほどの空間が満席。手元の資料によると、81年横浜JR石川町駅前の運河に浮かぶ木造はしけを劇場として活動開始、と。
2014-03-16 20:29:48
emilia-rum
@gertrude913
82年代表作【小栗判官・照手姫】を初演、私はこの劇を観に行こうとして、当時身辺俄かに忙しくなった時期、あきらめた経緯がある。「はしけを劇場」などと芸能の原点を見る思いがし、主宰者の意に共鳴して劇団に参加する若者が真面目に説経節の芝居に取り組んでいるのを見るとうれしくなる。
2014-03-16 20:36:48