第39回 #1SS 日本に於ける写真とアートについての考察 -写真についてのあれやこれ-
- tokiooutofplace
- 2068
- 0
- 0
- 26
#1SS すごい写真をしているけれど、すごい新しい考え方。作家が亡くなったあとは、ギャラリーがエディションイメージを管理している。写真はリプロダクション、サイズ可変で、とても面白い。柿島さんも一度考えたことがある。
2014-04-05 21:37:03#1SS 最近ポエティックスケープで展示していた伊丹さんは、デジタルで良かった人。デジタルでしか観れない世界をみせれる。若い人にとっては、フィルムのカメラは古いやつ?? つくる側にとってはデジタルとフィルムは全く別物で差が歴然。見る側にとっては、あんまりよくわからない…?
2014-04-05 21:41:57#1SS ポエティックスケープは写真専門ギャラリーだけど、写真の中でも色々出来る。写真という言葉が必要以上に世界を限定してしまう。写真の人だけでなく、現代美術の人やアートファンにきてほしい。
2014-04-05 21:43:31#1SS この間penに載った。カメラ好きな人にとっては、理解不能みたいな反応を見せられる作品を展示している。
2014-04-05 21:45:42#1SS 柿島さんはどんな人にも接客で、最初にお茶を出す。話すってことを大事にしている。カメラ好きな人にも、初めて来た人にも。
2014-04-05 21:47:09#1SS 日本の写真という単語。元になったフォトグラフィーという単語には、真実を写すなんて意味はない。向こうではトリミングして、写真を作るようなことをしている。日本はトリミングしない事が良しとされている節がある。
2014-04-05 21:49:41#1SS 今日本のヴィンテージの写真集は海外で100〜200倍の値段がついている。造本の丁寧さなど突出していて、今でもパリフォトなどで日本の写真集は売れている。日本の写真はガラパゴス。
2014-04-05 21:51:23#1SS 森山、荒木フィーバーが落ち着き、今は横田大輔さんや武田さんが評価されている。売る側の人でもサッカーでいうと香川世代のような人が出てきていて、インターナショナルな活躍をしてくれている。写真の未来は明るいんじゃないか。
2014-04-05 21:53:38#1SS リーマンショックの時に1番値崩れしなかったのは写真だと聞いたことがある。堅実な値段の付け方をしていたのと、複数芸術。コピーではなくオリジナルが何点もある写真は、一般の人でもちゃんと本物が買えるアート。
2014-04-05 21:55:27#1SS 色々なメディアを使う中でも写真をメディアの一部として使う人が多い中、野村浩さんが典型だけど、写真に片足でもついたら写真。写真は真実を写すという言葉の垢を落とす。
2014-04-05 21:58:22#1SS 昔柿島さんは雑貨屋さんで、エディションの数字の意味を(わざと 笑)店員さんに聞いたら、日付だと思われた(!)。エディションの管理がキチンとできて、その価値を理解しているギャラリーから買うといいんだなと思った。。
2014-04-05 22:04:29#1SS 日本で写真集という言葉でググると、水着のお姉ちゃんがたくさん出てくる。ポエティックスケープでは、写真展という言葉を使わない。価値や意味を色々含みすぎるので、写真や写真集、写真家という言葉は扱いにくいなぁと思う。
2014-04-05 22:07:36#1SS ステップエディションは早割みたいなもの。最初にその価値を見出してくれた人に、なるべくお得に買ってもらう。値段が水平なグラフを、少し斜めにしている。
2014-04-05 22:14:46#1SS 森山さんがオープンエディションなのは、その頃エディションという考え方がなかったからもある。世界に無数にある方がいいという人がいたり、エディションがちゃんとある方がいいという人もいる。エディションはケースバイケース。
2014-04-05 22:16:52昨日のミニトーク at TRAUMARISに来てくださった皆様ありがとうございました。一時間の制限時間を大幅に越えてしまいました。勉強会ということもありリアルな質問がビシバシ飛んできて、いつものトークとは緊張度が違いました。。 #1SS
2014-04-06 13:49:41