【トルコ・UAEとの原子力協定、参議院外交防衛委員会を通過(4/17)】…各党は何を発言し、政府はどう答えたか。ツイート中継まとめ
- kannamitsuta
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福山議員:JBICが公的信用を付与するとき、OECD環境コモンアプローチに基づき検討していく。相手国の人権状況についてもみることになっている。この手法も福島原発事故を踏まえ、見直しをはかっていくべき。 岸田外務大臣:具体的な対応については、経産省等を中心に現在、検討が進んでいる。
2014-04-17 10:54:15参議院外交防衛委員会⑳ 規制庁・片山審議官:原子力規制委員会は原子力の資機材の輸出について、意見を申し上げる立場にはない。各国の原子力規制機関が行うべきである。 福山議員:JBICの審査は?
2014-04-17 10:58:32参議院外務防衛委員会(21) JBICの渡辺総裁:JBICにおいては、投融資のプロジェクトに関して、環境社会配慮ガイドラインに即して、審査を行っている。OECDコモン・アプローチに即している。地域・自然環境に与える影響について確認している。最終的にJBICが判断する。
2014-04-17 10:59:13福山議員:融資ができないということもありうるのですね? 渡辺総裁:審査を満足しない結果もある。 福山議員:世銀・ADBは原発への融資の枠組みはあるのか? 財務省:世銀・ADBともに原発支援を行っていない。 福山議員:理由は? 財務省:世銀は再生可能エネルギーを支援している。
2014-04-17 11:00:16参議院外交防衛委員会(23): 福山議員:世銀・ADBは原発の安全性についての専門性を有していないからというのが昨日の財務省の答えだった。ある国の原子力をめぐる状況を他国が判断することは難しいということなのだ。きちんと国民に日本国内の原発輸出に関する確認体制を説明すべき。
2014-04-17 11:02:21参議院外務防衛委員会(24) 石川博崇議員(公明党):公明党も党内で議論があった。福島原発事故対応が改善しているということも踏まえ、賛成することにした。(という趣旨のことか?) 原子力の平和利用のための人材育成は重要。(規制庁・文科省が答弁) 被爆地の状況をみてもらうことが重要。
2014-04-17 11:06:21石川博崇議員(公明党):公的信用供与についての確認について。いまでに確認官庁が定まっていないことは反省していただきたい。経産省が幾度も「検討中」というのは遺憾(そもそも経産省が”検討”するのはいかがなものか) 私としても規制庁が役割を担うべきではないか。 いつまでに検討するのか
2014-04-17 11:08:45参議院外務防衛委員会(26) 経産省:OECDコモンアプローチのを踏まえて、具体的な案件が決まるまでに早急に検討する。 石川議員:ぜひお願いしたい。 私もインドとの原子力協定について懸念を持っている。最大野党インド人民党が有利とされている。その公約の中で核ドクトリンを見直すと。
2014-04-17 11:11:03参議院外交防衛委員会(27) 石川議員:インドはIAEA追加議定書についても発効していない。 岸田外務大臣:約束と行動が前提。IAEA追加議定書の署名と遵守が含まれている。インドは署名済み。追加議定書の発効を待って原子力協定を締結したい。それはインド側に通達。
2014-04-17 11:15:36参議院外交防衛委員会(28) 石川議員:仮にインドが核実験を継続するとすれば、原子力協力を停止するということで間違いないか?また原子力協定に明記すべきではないか? 岸田外務大臣:インドが核実験を継続するとすれば、原子力協力を停止する。協定については協議を続けていきたい。
2014-04-17 11:16:24参議院外交防衛委員会(29) 中西議員(みんな):ヨルダンとの原子力協定についておききしたい。当時と今とヨルダンを取り巻く状況の変化は? 岸田外務大臣:ヨルダンとの原子力協定締結は2012年1月。その後シリア情勢が悪化。シリア難民がヨルダンに流入。数は60万人。
2014-04-17 11:19:17参議院外交防衛委員会(30) 岸田外務大臣:現在、ヨルダンの政治・治安情勢は安定。 中西議員(みんな):難民の数はもともとの国民の何割かになっている。ヨルダンの国境付近でシリアとの紛争。 そして、原発予定地が変更になったという話があったので外務省にきいてみたが、「知らない」と。
2014-04-17 11:20:46中西議員:ヨルダンの原発予定地の変更について調べてみたとこっろ、もともと「アカパ」だったのが、「マフリク」に変更。まさにシリアに接している。外務省の認識は? 岸田外務大臣:原子力協定は、原子力の平和利用、核不拡散などのために締結するもの。(個別プロジェクトの内容はみない?)
2014-04-17 11:23:14参議院外交防衛委員会(32) 岸田外務大臣:ヨルダンにおいては、優先交渉権は、日本ではなくロシアが得た。具体的な案件の進展は、民間契約を通じて、関係者が確保していく問題。 中西議員:日本がとっていたら、大きな問題だったと思う。
2014-04-17 11:25:25参議院外交防衛委員会(33) 中西議員:原子力協定をおこなうことに関して、政府は「相手国の要請に応じる」ということだったか、いまは安倍首相が売り込んで歩いている。この姿勢はいかがなものか? 抑制的に謙虚に行うべきなのではないか。 国内の再稼働と原発の輸出は関連しているのか?
2014-04-17 11:27:07参議院外交防衛委員会(34) 中西議員:原発輸出への公的信用付与の国内での確認体制について。「検討中」ということだが、経産省は入っていないということでよいか? 経産省:公的信用供与は相手国の安全体制の確認というもの。経産省が実施することを否定されるものではない。
2014-04-17 11:29:19参議院外交防衛委員会(35) 中西議員:経産省が行うことを否定しないのか? 経産省:指摘を受け止めて、検討したい。結論がでていない。あらゆるものは排除しない。
2014-04-17 11:30:17参議院外交防衛委員会(36) 井上哲士議員(共産党):前回の審議で、シノップ市長が、選挙期間中に、「原発反対に言及しなかった」とのことだが、それをきいたトルコのNGOから情報がきた。 「シノップの未来は観光と健康にある。私たちは原発は不要である」という発言が報道された。
2014-04-17 11:32:50井上哲士議員(共産党) 「シノップ市は天国であったが、原発で地獄にしようとしている」と発言。今年の3月のラジカルという新聞。 さらに「市長選挙のためにシノップを訪れている・・議員も、原発について住民投票を行うべきだ」と語った。 前回の答弁で「概ね支持を得ている」と。事実と違う。
2014-04-17 11:35:51外務省:トルコの国会議員の総体としての意思は、原発に賛成。 井上議員:それは推進している国会議員は賛成だろう。大手新聞の世論について、63.4%のトルコ人が原発に反対。これは日本でとれる情報。 大使館の情報収集能力がよほど低いか、都合の悪い情報はみないようにしているのか。
2014-04-17 11:37:44岸田外務大臣:我が国として総合的に判断している。 井上議員:トルコの当局がこうした現地住民の声に耳を傾けることも、それを日本に伝えることもしていない。 トルコでは反対の声が封じられ、ツイッターも禁止されてしまった。 その中で、きちんとした意思決定ができのか?
2014-04-17 11:40:18岸田外務大臣:3/20にトルコのツイッターが封じられたのは確かだが、その後裁判所がそれは認められないと。ということで復活した。民主化に向けての努力。国内制度が機能している。見守っていきたい。
2014-04-17 11:42:06井上議員:使用済み核燃料の取り扱いについて、トルコでは検討中と。可能な範囲で協力していくということだったが、日本国内でできていないことに、どのように助言していくのか? 岸田外務大臣:高レベル廃棄物の最終処分場の選定が進んでいないことは事実。しかし、大変高い科学的知見を蓄積。
2014-04-17 11:43:27井上議員:日本がアドバイスするとしたら、「処分できない使用済み核燃料を生み出す原発はやめるべきだ」ということしかないだろう。 (その通り)
2014-04-17 11:44:17