Orphe兄貴の艦これ航海日誌～クーデター編(2013年10月)

orphe @orphechin

「実際今回の件は、色々な教訓を俺に与えてくれた。ひたすら殺せ殺せじゃ皆うんざりするってこともな」まあ、あまり変える気はないが。「司令官さんはそのままでいいと思います」「一ヶ月に一度のアイスを一週間にするといってもか？」「…ちょっと考えなおしてもいいでしょうか？」#艦これ航海日誌

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「後はそうだな…羽黒、ちょっとここに座って」俺の座るソファーの隣の空間を指さす。戸惑いながら彼女は座る。俺と並ぶ格好だ。「あ、あの、あの」殺しのスペシャリストもこういうのには慣れてないようだ。今までやらなかったし。そのまま、俺はマスクを外して羽黒の膝に頭を沈める。#艦これ航海日誌

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「し、司令官さん！？」 「膝枕。時にはこういうのもありかと思ってな」まったくらしくない。自分でもそう思う。だが、少佐のああいう素振りを考えると、関係を築くためにはこういう事も必要なのかもしれない。「意外と落ち着くな」不思議と、いつものような吐き気は感じなかった。#艦これ航海日誌

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羽黒の顔はみるみる真っ赤に染まる。 「時々こうしてもらおうかな。もちろん、お前がよければだけど」 「私よりも、もっといい人がいると思います…加賀さんとか…」加賀さんの膝枕。それ断頭台じゃないか？ 「お前にやってほしいんだよ」 「司令官さん…」 #艦これ航海日誌

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「司令官さんがそれでいいなら…」 お？ 「…でも、ごめんなさいっ！」 直後、俺は首をちぎられ提督室の窓を破って吹き飛んだ。 晴れ晴れとした雲ひとつ無い空を、俺は360度見渡す。 これも首が吹っ飛んだおかげである。いい天気だ。 全て、いつも通りだ。 #艦これ航海日誌

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-後編part2終わり- #艦これ航海日誌