- CordwainersCat
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http://t.co/D95KxtFfE9より、成人がFタイプ粒子(AMAD=1μm)のヨウ素131を吸入摂取してしまった場合における(1)前鼻道(ET1)等価線量、(2)甲状腺等価線量、(3)実効線量換算係数 [Sv/Bq]→ http://t.co/df6DBubr2P
2014-05-06 23:19:36各列に示された値は、吸入摂取してからの経過時間(線量率を時間積分する範囲)。 例えば、"1day"の時の値が、吸入摂取してから1日経過後までに受ける積算線量で、"50 years"の時の値がいわゆる預託線量の換算係数[Sv/Bq]に相当する
2014-05-06 23:27:16この呼吸気道モデルでは、前鼻道(ET1)→環境中に移行する生物学的な半減期を17時間として評価しているので、1週間もすれば前鼻道に沈着したI-131は鼻の外にほとんど排泄されることとなり、これ以上、前鼻道で被曝を受けることはなくなる(故に上述の表のET1の値は7daysでサチる)
2014-05-06 23:34:48http://t.co/df6DBubr2Pの値に基づいて、成人がI-131吸入摂取することで、前鼻道等価線量が500mSvに達するようなヨウ素131の摂取量のオーダーを求めてみると約70万ベクレル→http://t.co/qRFIJWASJt
2014-05-06 23:42:55UNSCEAR2013ソースターム(https://t.co/tbUstZ41wz )に基づいて、I-131の次に総放出量の多いTe-132(その娘核種I-132は放射平衡状態)についても調べておくと
2014-05-06 23:55:11@hyd3nekosuki 前鼻道等価線量の換算係数[Sv/Bq]は、桁が変わる程でないが、Te132のほうがI-131よりも1.4倍ぐらい高い。なお、UNSCEAR2013大気中への総放出量でみると、I-131/Te132比≒4.4 http://t.co/jYgRDfTuDQ
2014-05-07 00:04:03希ガスであるXe133については、沈着は無く、サブマージョンによる外部被曝を考えることになる。 これについては、https://t.co/qoqPIgg0egの文献が参考になるが、前鼻道等価線量は評価されていないので、皮膚等価線量の値でオーダーエスティメイトする。
2014-05-07 00:19:33@hyd3nekosuki Xe133サブマージョンの外部被曝により受ける線量換算係数[(Sv/sec)÷(Bq/m^3)]は以下のような値。皮膚等価線量の換算係数は4.97×10^(-15) [(Sv/sec)÷(Bq/m^3)] http://t.co/Gk4HkdrKFv
2014-05-07 00:23:29@hyd3nekosuki 仮に、ある1時間のあいだに、人の周りの大気中Xe133濃度の値が10万 [Bq/m^3]であったとしても、サブマージョンにより単位時間あたりに受ける皮膚の等価線量率はたかだか2 [マイクロSv/時]→http://t.co/JRA1trJXMi
2014-05-07 00:48:39@myenSU ICRP publication 71: Table 9. Target tissues of the respiratory tract http://t.co/eof1qrOE7z
2014-05-04 19:06:15@myenSU ICRP publication 71: Table 10. Mass of target tissues in the respiratory tract http://t.co/3xweiWFyIS
2014-05-04 19:07:44@kikumaco 成人の場合、等価線量を求めているET1組織の厚さは10μmで、重量20mgなので、表面積としてはご指摘のとおり大きいかと思われます。自宅PCで調べることができる情報に限界があり、僕自身理解しきれていない点も多いので、大学でもう一度良く調べた上で回答いたします。
2014-05-07 01:48:04@kikumaco はい、それぞれに1Bqある場合ではなく、トータルとして1Bq吸入摂取してしまったときに、各部位に沈着する割合を考えて評価された結果です。
2014-05-07 12:07:56@kikumaco ヨウ素の化学形態や粒子径により、前鼻道に沈着する割合(逆に言えば肺まで到達して体内に吸収される割合)も変わります。例えば、蒸気状ヨウ素を吸った場合に甲状腺等価線量が最も高くなりますが、そのぶんET1は低くなります http://t.co/tNdbDi4IvE
2014-05-07 13:16:27@kikumaco ET1線量が高い場合には、そのぶん前鼻道に多く沈着して、体内吸収を免れる(甲状腺等価線量や実効線量が小さくなる)ケースに繋がるので、ET1線量を高めに推定するような仮想条件にはまり過ぎると、大局的にもっと大事な評価を見失うんじゃないかなあと、悶々しています
2014-05-07 13:42:34メモ:Human Respiratory Tract Model for Radiological Protection, ICRP Publ.66→http://t.co/s6kaQnIMWB
2014-05-07 19:10:13pdfメモ:CHARGED PARTICLE EQUILIBRIUM EFFECTS ON THE ELECTRON ABSORBED FRACTION IN THE EXTRATHORACIC AIRWAYS→http://t.co/s9eWDvZ41d
2014-05-07 19:27:15CHARGED PARTICLE EQUILIBRIUM EFFECTS ON THE
ELECTRON ABSORBED FRACTION IN THE
EXTRATHORACIC AIRWAYS
http://rpd.oxfordjournals.org/content/early/2006/04/07/rpd.ncl039.full.pdf
標的細胞の大きさが小さく・薄くなった場合には、荷電粒子平衡が成立するとは限らない(その領域内で失われたエネルギーが、その領域内で吸収されたエネルギーと等しくなるとは限らない)ので、ET1基底細胞のβ線エネルギー吸収割合を考える場合にはその効果をきちんと考慮する必要ある、と理解した
2014-05-07 23:32:58