【短編ミステリ・オールタイムベストアンケート】国内編

取り急ぎまとめてみました。
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松井和翠 @WasuiMatui2014

【第1位】 連城三紀彦(546.5p) ・キング・オブ・ショート・ミステリー。投票された作品は実に19本、2位に100p以上の差をつけてぶっちぎりの第1位。これが、連城さんへの追悼となることを祈る。

2014-06-08 12:39:05
松井和翠 @WasuiMatui2014

【総評】 短篇の面白さを伝えたい―そんな気持ちで始めたこの企画がここまで大きな規模になるとは思ってもいませんでした。投票された方のみならず、数々の声援、応援、ご指摘等を下さった方々、そしてATB短編をご覧になって下さった方々に厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

2014-06-08 12:47:35
松井和翠 @WasuiMatui2014

【総評】 ランキングの方は全体的に見て、やはり“古典強し”の感が強かったですね。しかし、その中でも「死刑囚パズル」(1)「砂漠を走る船の道」(3)「こうもり」(4)といった平成以降に現れた作品たちが「戻り川心中」(2)に挑む争いは見ごたえ十分なものがありました。

2014-06-08 12:51:37
松井和翠 @WasuiMatui2014

【総評】 また、特定作家が強いという特徴がこのランキングでは顕著でした。特に上位4作品を物した作家はそれぞれ違う作品を複数ランクインさせており、さらにそれが同一短編集から上がってきているのも特徴的でした。

2014-06-08 12:56:22
松井和翠 @WasuiMatui2014

【総評】 また、個人的に気になった傾向は、マンガ作品に投票してくる方がいたことです。『QED』は全体で6票を獲得。「巡礼」は同率ながら166位にランクイン。マンガも十分に小説に対抗できる、またはマンガでしかできないミステリのかたち、短編のかたちがあるのではないかと強く感じました。

2014-06-08 13:02:06
松井和翠 @WasuiMatui2014

【総評】 また、ライトノベルからは「vsかぐやテスト」が78位でランクイン。こうした多ジャンル、多媒体からの刺激がなくてはジャンルの発展は考えられません。数年後、このような企画が再び催されるときに、そういった作品たちが綺羅星のごとく名を連ねていることを期待したいと思います。

2014-06-08 13:04:45
松井和翠 @WasuiMatui2014

【総評】 またここに挙がった古典、また挙がることができなかった古典の灯を守っていくことも一つの使命だと痛感させられました。特に、60年代、70年代の作家、結城・仁木・多岐川・笹沢、そして清張といった大御所の作品は散発的にあげられるだけで、上位に食い込むことはできませんでした。

2014-06-08 13:09:36
松井和翠 @WasuiMatui2014

【総評】 ランキングや番付はあくまでも土台であり、叩き台です。そこから「あれが入っていない」「これが入っていない」という風に言われ、初めて真価が生まれるものです。そういう意味で、このランキングがみなさんの読書の良い土台になってくれることを望みます。

2014-06-08 13:13:09
松井和翠 @WasuiMatui2014

【総評】 最後に再び、感謝の気持ちを示す意味で【短編ミステリ・オールタイムベスト国内編ベスト50】を表にまとめました。ご活用ください。(媒体によっては、字が小さいかもしれません) ※尚、色つきは青空文庫で読めるものです。 pic.twitter.com/nAQ0MeqrGB

2014-06-08 13:16:54
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松井和翠 @WasuiMatui2014

先ほど指摘がありましたが、31位の「スプリング・ハズ・カム」の所収は『放課後探偵団』でした。訂正してください。

2014-06-08 13:48:47
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