もしある分野で勝ち抜けなければ、一番になれる分野をさがす、または創る。これこそ今を生きる力ではないか。人間である限り、出来ない事や苦手な分野はあって当然。その上で自分の出来る事、得意な事で十分に力を発揮出来るようにすることこそ、今は必要なのではないかと思う。
2013-05-22 11:27:25「ナンバーワンよりオンリーワン」が叫ばれる今に至って、みんな一緒の歩幅で歩く事を強要するオールマイティ化教育は矛盾しているのではないか。それよりも、自分の得意な分野で競争に勝ち抜けるような力をつける方が、本当のオンリーワンではないのか。
2013-05-22 11:27:06教育を受ける段階と自分の能力で勝負する段階とのギャップを埋め、自分の能力で生きていけるようになる為には、教育の段階から、自分にしか出来ない事や誰もやっていない事、つまり新しい事を見つけ、実践する力をつけることが必要である。
2013-05-22 11:26:29そもそも「人並み」である事を評価し、強要される現在の教育では、いたしかたないと言わざるを得ない。
2013-05-22 11:26:00現在のこの成熟した日本社会において、大抵のことは誰かがやっている。誰かがやっている事では、人並みに結果を残すことは出来ても一番になることは難しいし、一生その中に埋れ、「人並み」の域を脱することは出来ない。
2013-05-22 11:25:36就職し、自分の能力で飯を食べていく段階では、「みんなと同じ事をみんなと同じように、みんなと同じくらい出来る」では、自分の市場価値として高いとは言えない。「みんなと同じくらい」より、「誰もやらない事を、誰もやらないやり方で、誰よりも出来る」方が市場価値は高い。
2013-05-22 11:24:55「出来る子」からみると、突出しないように頭を抑えられている事になる。しかしこのオールマイティ化が評価され、活かされるのは、せいぜい受験勉強までなのではないか。
2013-05-22 11:24:28最近は子供に「順位」を着けない教育がなされているが、これも得意な分野で力を発揮する子供を評価するのではなく、その分野を苦手とする子供に合わせることで平均値に近づけようとしている。「出来ない子」をなくし、全体を穴のないオールマイティ化しようとしている。
2013-05-22 11:23:12基本的に日本では「苦手分野」を克服することが、「得意分野」を伸ばしていくことよりも重要視される風潮があるように思える。体操界でも同様のことが言える。どの種目も卒なくこなせる「オールマイティ」が重宝される。
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