《玄侑宗久講演会「いのちと私」文字起こし》

2014年7月23日、13時から14時30分頃まで札幌かでる2・7の1階 かでるホールで開催された、 第221回ホスピスケア市民講座 玄侑宗久氏講演会「いのちと私」の内容書き起こし連続ツイートをまとめました。
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宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

玄侑宗久氏講演会より 23 主教は大きな仮定を置く。 「わたしは碌なもんではない」 「わたしは命をちゃんと考えない」 お経を唱えると、モノを考えていられなくなる。お経は、蛇口から出てくる水のようなものだ。

2014-07-23 18:35:05
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

玄侑宗久氏講演会より 24 ちゃんとじっとみると「わたし」が発動する。 そうではなく、タッチするように、見ては離れる。 それが仏教の考え。 時々「わたし」を薄めてやらなければならない。

2014-07-23 18:37:06
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

玄侑宗久氏講演会より 25 人は死を経験することによって、時間が共同幻想として出てきた。 『アミターバ』という死後3日まで描いてみた本がある。時間の制約を越えていく不思議さ。 時間は煩悩のようなもの。死の直前に解消される。

2014-07-23 19:00:36
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

玄侑宗久氏講演会より 26 右の掌のある一点を注目して欲しい。次に左の掌の同じ場所を見つめて欲しい。 意識をこのように2点に分けると、ものを考えることができなくなる。「わたし」が発動しなくなる。

2014-07-23 19:08:05
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

玄侑宗久氏講演会より 27 体の中で、眠ることが必要なのは脳だけ。他の所は結構休んでいるので、眠る必要がない。 (まとめ主註 この辺は少し大雑把にまとめてある)

2014-07-23 19:10:19
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

玄侑宗久氏講演会より 28 データを集めると、分析したくなる。 例えば誕生月。3月9月と言うと、彼岸花が咲く時期。3月9月に生まれた人は、その月に死ぬ割合が上がる。 そういう風にシミュレーションしたくなる。 未来なんか分からないと割り切って、今を繊細に観察したほうが良い。

2014-07-23 19:13:13
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

玄侑宗久氏講演会より 29 私は福島県で生活している。今の福島県は心理学の世界。物事を判断するのに長時間をかけない。 薄く輪切りして結論を出して、自分が出した結論を確認する情報だけを集める。 個人が一旦集めたことを確認バイアスでどんどん感覚を強めていくだけ。

2014-07-23 19:16:24
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

玄侑宗久氏講演会より 30 福島県では、わざわざ両方の情報を見つけることが必要。何の証拠もない世界。 どこまで行っても、どっちとも言える。 両方の情報を見れば、まとまることができる。

2014-07-23 19:20:28
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

玄侑宗久氏講演会より 31 双葉郡の方が、まとまって新しい土地をつくる気はないのか? 例えば年に一度同窓会のように集まって「富岡町民が」とか言っているが、これで続くのか? どこかまとまって住む気はないのか? 双葉郡の沖合いに島を作ってはどうか?

2014-07-23 19:22:36
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

玄侑宗久氏講演会より 32 (改) 双葉郡の沖合いに島を作る。 技術は関空で実証済みだ。 ガレキを集めて、その上に5メートル位土盛りすれば、放射性物質は防げると分かっている。 北海道にも色々な人が震災後、来ていることは知っているが、そういう段階ではないかと私は思う。

2014-07-23 22:50:27
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

以上で講演は終了。 質疑応答も謝礼の言葉もなしでした。 2014年7月23日13時から14時半、北海道札幌市「かでる2・7」の「かでるホール」で開催された、第221回ホスピスケア市民講座 玄侑宗久氏講演会「いのちと私」より 聞き書き文字起こし連続ツイートでした。 

2014-07-23 19:30:25