日本の集団的自衛権容認に関するブルース・アッカーマン氏の文章について

島薗進 @Shimazono

ブルース・アッカーマン（エール大学教授）The Huffington Post 7/24「日本では、集団的自衛権の解釈がさらに深刻な悪影響を及ぼしつつある。」huffingtonpost.jp/bruce-ackerman… …　The World Postの７月１５日版記事の日本語版。

島薗進 @Shimazono

アッカーマン（エール大学教授）7/24「安倍晋三首相は復古主義的なナショナリストで、自ら総裁を務める与党・自民党に対し、戦後の日本国憲法が連合軍の占領政策によって不当に押しつけられたものと貶めるキャンペーンを主導している」 huffingtonpost.jp/bruce-ackerman… …

島薗進 @Shimazono

アッカーマン（エール大学教授）7/24「安倍首相の最初の標的は憲法9条で、彼は当初、憲法で定められた国民投票を実施して9条を破棄しようと模索した。この戦略が世論と国会から大きな反発を受けると、安倍首相は方針を転換し、憲法改正を伴わない手段によって同じ成果を得ようとしている」

島薗進 @Shimazono

アッカーマンThe Huffington Post 7/24「もし安倍首相の目論見が成功すれば、彼の急進的な解釈改憲は、自民党が憲法改正案で掲げる、日本国憲法が保障する民主政治の基本原理、そして社会的権利を打破する先例となる」 huffingtonpost.jp/bruce-ackerman… …

島薗進 @Shimazono

アッカーマン「安倍首相が政治生命を賭けているとも言えるこの大博打に対し、今後数カ月は現代日本史上で最も重要な議論が展開されるだろう」「しかしここで…ヘーゲル国防長官が口を挟んできた。しかも議論を誤った方向に持って行ってしまった」 huffingtonpost.jp/bruce-ackerman… …

島薗進 @Shimazono

アッカーマン（エール大学教授）7/24「国防総省の記者会見で、ヘーゲル長官は安倍政権の「大胆で歴史的で画期的な決定」への「強い支持」を表明したが、そこに重大な憲法上の問題が含まれていることは言及しなかった」「この発言は、日本のみならずアメリカも重大な転換を果たしたことを意味する」

島薗進 @Shimazono

アッカーマン（エール大学教授） 7/24「アメリカが半世紀にわたって支持してきた憲法秩序を否定したからだ。安倍政権のクーデター的な解釈改憲にお墨付きを与えた画期的な発言ではあったが、国防総省の記者会見という場でヘーゲル国防長官にアメリカの立場を表明させるべきではなかったし」