ジャパニーズ ポエット イン パリ 6 #poe_an

パリからポエトリーリーディングの情報をツイートしている村田活彦さん。 第6弾。8月14日以降のツイートです。 第1弾 渡仏〜ポエトリーリーディングのW杯 ジャパニーズ ポエット イン パリ 続きを読む
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村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

夕方にはダニ・オルビスのパフォーマンスステージ。彼のポエトリーリーディングは実にバラエティ豊か。ロボットダンスしたり、音マネ入れたり。あとで聞いたら「作品ごとに趣向を変えるのがポリシー」と。

2014-08-15 22:56:00
村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

詩の内容が大切なのは当然として、それをリーディング(スラム)で表現するなら、やっぱり音やパフォーマンスの技も大事だよね。

2014-08-15 22:56:38
村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

ヨーロッパ各国にポエトリーリーディングのシーンがあって、互いに連絡とりあってる。なんで俺は今まで知らなかったんだろう、と思わずダニ・オルビスに言ったら「これが始まりだろ」と。

2014-08-15 22:57:13
村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

帰り際、電車を待つあいだセドリックとワインで乾杯。セット(sète)名物タコのタルト。イカのフリッタ。セドリックはマルセイユの近くに住んでるって。マルセイユに寄ったら連絡するよ。

2014-08-15 22:58:05

・8月16日

村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

私にとっての靖国神社問題は中国韓国との外交問題なんかじゃなく、まずどう生きてどう死ぬかという問題です。

2014-08-16 11:16:26
村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

万が一戦争に行かなきゃいけないとしたら、まず脱走を試みるだろう。それが叶わず兵士として死ななきゃいけないとしたら、せめて死んだあとくらい国から解放してほしい。神様として祀られるなんてまっぴらだ。

2014-08-16 11:18:25
村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

マルセイユにてル・コルビュジェのユニテ・ダビタシオン見学。屋上で写真撮ってたら勝手に写り込んで来たおっちゃん。「こうしたほうがいい写真になる」 pic.twitter.com/6s5OgqjRS4

2014-08-16 14:18:24
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村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

おっちゃんの名前はジャン=フランソワ、本職のカメラマン。今は引退してるけど。観光用の写真を撮ってたんだと。

2014-08-16 14:19:07
村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

ジャン=フランソワが「友人とランチにいくけど一緒にどうだ」というのでありがたく同行したら、海辺のワインディングロードを車で走る。海の色がちがう!濃い! pic.twitter.com/dmkRPZlNeu

2014-08-16 14:20:04
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村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

映画『グラン・ブルー』でみた深い青だ。そういえば映画でも海辺の道を車で走ってたな。いやあれは何かのCMだったか。 pic.twitter.com/QD4sV2iaTQ

2014-08-16 15:09:52
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村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

マルセイユの市街地から車で10分くらいなんだけど、まったく景色が違う。このあたりはナショナルパークだって。 pic.twitter.com/GV7Mr62CNu

2014-08-16 15:11:16
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村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

海のすぐそばのレストランにて。ピザとロゼワインおごってもらってしまった。またしても想像以上の展開。 pic.twitter.com/0jlWXGCu6P

2014-08-16 15:12:02
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村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

マルセイユ。ジャン=フランソワの友人、マリウスも写真家。週末からペルーに行って地上絵の写真撮るんだって。すげえな。

2014-08-16 15:41:43
村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

マリウスはもともとCivil Work…土木建築関係か。早期退職して本格的に写真を始めたらしい。

2014-08-16 15:43:15
村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

50代後半から写真を始めて、中国で展覧会やったっていうんだからマリウスもすごい。「俺はラッキーだった」って謙遜するけど。砂漠の写真らしい。

2014-08-16 15:43:46
村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

ランチのあと、ジャン=フランソワが町を案内してくれた。 彼はマルセイユ生まれマルセイユ育ち。

2014-08-16 17:19:21
村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

マルセイユの新港でバシャバシャ写真撮ってたら、ジャン=フランソワはまあ待て、というように手を出して「まず目で見るんだ。写真はそれから」本職のカメラマンだけに説得力ある。

2014-08-16 17:20:09
村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

新港から下町、旧港まで歩いた。洗濯物が並ぶ通りを抜ける。ジャン=フランソワは何度も「マルセイユ・スクレ」つまり「これが秘密のマルセイユだ」と言ってた。

2014-08-16 17:21:06
村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

ジャン=フランソワ曰く「俺は仕事で世界中に行って写真を撮った。そのたびにたくさんの人が助けてくれた。だから今度は俺がそうする番なのさ」

2014-08-16 17:22:57
村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

拙いフランス語でコミュニケーションしてると、自分が子どもみたいだと思う。美しい景色には「トレボー!」って言うし、親切にしてもらったら「メルシー」って言う。持てるボキャブラリー全部と声と顔と体全部で伝えることを考える。

2014-08-16 23:10:57
村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

で、それって国が違っても言葉が違っても同じだと思う。だれだって言葉の通じない国に行ったら、子どもみたいに必死でコミュニケーションしようとする。

2014-08-16 23:13:35
村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

それに相手が言っていることの一言一句を逃さないようにしようと、必死になる。言葉だけじゃなくて表情や雰囲気からも読み取ろうとする(それはたぶん相手も一緒だろうけど)

2014-08-16 23:14:44
村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

たとえば日本にいて片言でしゃべってる外国人をみて、なんだか子どもみたいだと思うことがある。それが偏見につながるのは良くない。でももしかしたら、そのとき彼や彼女も確かに子どものような感覚になってるのかもしれない。

2014-08-16 23:17:17
村田活彦 | 11/11〜渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS」 @katsuhikomurata

自分の思いが必ず伝わるなんて思い上がってるのは大人だけだ。子どもは自分の言葉の拙さを知ってるし、コミュニケーションの困難さも知ってる。必死に伝えようとして伝わらない。相手の言うことがわからない。それが悔しくて泣いてしまう。

2014-08-16 23:18:40