ねこくん作「キャンディ記念日」

ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 「そう、交換。　こっちはオレンジ味。」 「たとえ、交換しても食べないぞ？」 「それはもったいない。」その少女は言う。

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#3D小説閑話 「飴を今食べる食べないは自由にさせてくれよ。」俺は感想を述べる。 「飴おいしいから幸せな気分になれるよ？」 「美味しいから幸せ、ね。そりゃわかるが。」

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#3D小説閑話 「じゃあ食べようよ。」 彼女は俺の机からメロン味の飴を取り、代わりにオレンジ味の飴を置いてきた。 そして、そのまま口に飴を放り込んだ。

ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 「んー、やっぱり美味しっ。」 彼女は笑みを浮かべながら俺を見てきた。

ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 俺はその様子を見てから、机に置かれたオレンジ味の飴を手に取って口に入れた。 「・・・・美味いな。」 すると彼女は「でしょー？」とすこしニヤニヤしながら言ってきた。 「まぁね。」

ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 「私は草神　燐（くさがみ　りん）　　よろしくね！」 「・・・・久瀬太一。よろしく。」　 こうして、いたって普通な高校生活は一つの飴によって平凡なものでは無くなった。

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#3D小説閑話 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「飴配り終えたね。」 「おう。とりあえず、間に合ってよかったな。」 「そうだねー。・・・・またここに居れるんだ私。」 「だな。」

ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 「じゃあ、『激動の高校三年生生活編』行ってきます！」 「おう。」 そんな会話をしながら、彼女は飴の入っていた袋を畳んでから 彼女が懐かしいと感じる重さの荷物の入った鞄を持った。 以上となります・・・。 とりあえず満足満足。