『ブーブス・バンド 〜ロックンロール女囚軍団〜 ブーブス・イン・L.A!』まとめ(実況なし・色分け無しVer.)
SF超大作!西暦3057年!人類は外宇宙から飛来したおそるべき四脚歩行マシン軍団「コンクレイヴ」との生き残りをかけた戦争に入っていた!テキサス州の人里離れた無人廃工場で繰り広げられる、レジスタンスと四脚歩行兵器の死闘!「ウワーッ!」「奴らが来たぞ!」「ショットガンを持ってこい!」
2014-08-21 15:20:39殺戮機械世紀到来!人類の運命は!?暗い廃工場にレッドアラート!「ブリッツ!気をしっかり!」「ウーッ、俺ァもう駄目だ……クリス、置いてってくれ」レーザー攻撃で脚を切断された叔父!引っ張って逃げる女!「捨てていけるもんですか……ハッ!」廊下の先にマシンの影!『エネミィ……』電子音声!
2014-08-21 15:25:14死闘!鹵獲!「真実?どういうこと?」「マシンHVY772のロックをかいじょするんだ」プシュー!中に居たのは……人間の男!?暗黒の未来世紀がいま最新の3D技術で現実のものとなる!ミリタリーSF超大作!「クリス、愛シテル」「私もよ、HVY772」感動!SF超大作!この冬、殺戮開始!
2014-08-21 15:30:24フォクシー!「アーハ?今日のサンドバッグはアンタってわけ?」セクシー!ソー・セクシー・エクスプロイッティン・ブルネット・ビューティー!知性とウィットと強い意志を備えた我らがリーダー!ギターリスト!
2014-08-21 15:37:29ブロンディ!「ねえ、いい事考えた!あなたが私のかわりにトイレに行ってくればいいのよ」ソー・テンプテイティン・ブロンド・エアーヘッド!とにかく頭が悪いが金髪で美女!歌は歌える!難しい歌詞はやめときな!
2014-08-21 15:38:17ドールハウス!「まだダメ……まだ降りてこないの……トマトジュースちょうだい」ソー・エキゾティック・ダークヘアード・ゴシック!ゴス!ゴシカル!ソー・ゴシック・キューティー・スプーキー・ビューティー・ベーシスト!小さいが年齢はリーガリー・ノープロブレム!
2014-08-21 15:39:18ジェーン9!「……ファック?」ソー・リアリスティック・シルバーブロンド・ミスティック・バイオレント・ファム!パンチりょくはメンバー最強!マシンガン?アタイのマーシャルアーツにまかせな!その腕力でボーンナム並みのドラミング!
2014-08-21 15:40:06キューティービューティーハニービー!バン(盗品)に楽器(盗品)を詰め込み、四人のビューティフル・ガールズ・ソー・セクシーがトラベリング!「フォクシー!次のヴェニューはどこ?」「ファック!」……ブーブス・バンド・シリーズ最新作! 「ブーブス・イン・L.A.!」(四人の背後で爆発!)
2014-08-21 15:41:53暑いけど湿度は低くて、青い空。それがLA。ビーチ付近の住宅街は落ち着いていて、とても麗しい雰囲気だ。ん?何?ああ、あの家の二階のオープンテラスが気になったんだね。それももっともな話だ。緑の植物が沢山植えられて、バラの蔦が覆うアーチなんかもある。ラジカセからは音楽が聴こえてくる。1
2014-08-21 15:43:58音楽が流れる緑のオープンテラス。テーブルにはカット野菜やスイカやサングリアのボウルが並んでいる。洒落ているし、ヘルシー。ほっておくと肉とチーズばかり出てくる世界で、野菜は美と直結だ。そしてなにより、美女達がゆったりくつろいでいる!道路から見上げればそのテラスはまるで楽園だ……。2
2014-08-21 15:46:35「ナチョスが来たよ。お釣りをいっぱいもらった」牛柄水着にカウボーイハットのブロンディが、山盛りの宅配ナチョスを持って上がってきた。彼女はブラをテラスに忘れ、豊満なおっぱいが丸出しだ。「良かったわね、取っといたら」フォクシーがくわえ煙草で言った。いつもの事なので特に指摘しない。 3
2014-08-21 15:53:40「たまにはこういうオフ日もいいな」ジェーン9が満足気に言って、豆をバクバク食べる。「音楽もイケてる」ゴキゲンだ。一方、テラスには一箇所、黒薔薇ゾーンがある。そこには黒いパラソルが二重に設置され、その陰で、喪服風のゴス・ヴェールを頭から垂らしたドールハウスがカキを食べていた。4
2014-08-21 16:00:49「プハー!やっぱ野菜を食べないとだよね」ブロンディは瓶ビールを飲みながら、ナチョ・ポテトを頬張る。西海岸の日差しでベーコンが焼けそうなほど熱された黒い旧型ラジオが、心地よいロックンロールとアナウンスを告げる。『……BSSB!BSSBがロスに来る!ハリウッドのバーで今夜……』 5
2014-08-21 16:05:45「残る数時間を楽しんで、ロックンロール生活の再開ね」フォクシーがサングリアをおかわりした。ジェーンはドールハウスに寄っていった。「アタシにもくれよ」付近の市場の新鮮オイスター、新鮮だしデカイ。そしてチョー美味いので、彼女もほしがる。「ごめんモグモグ最後の一個」「ファック!」6
2014-08-21 16:10:41「カニ砕くの手伝って」フォクシーが木槌を持ってブロンディに言う。「えー面倒そう」「凄い楽しいよ」「ちょっとやらせて!」ブロンディは目を輝かせる。「ハァ、モグモグ……ンッ」ドールハウスは優雅に生オイスターを頬張っていた。「ンッ!ンンーッ!」突如白眼を剥くドールハウス!一体何が! 7
2014-08-21 16:17:26「どうした?牡蠣に当たった?」ジェーンはドールハウスを揺さぶる。片手に握っていたもう一個の牡蠣を殻ごと取り落とす。「キープ食いかよ!意地汚えな」ジェーンは取り上げ、殻を取って食べた(彼女の身体は何でも平気だ)。「美味い!」「アウフヘーベン!サードライヒ!」ドールハウスが叫んだ!8
2014-08-21 16:22:03!?アウフヘーベン!?サードライヒ!?一体それは何!?ブロロロロロロー!!住宅街の道路を旧型キューベルワーゲンが走り抜ける!不吉な予感!「どうしたんだいドールハウス」フォクシーが立ち上がる。「ウンダバー!」ドールハウスは軍隊的に行進し、ラジオをプールに放り込んで破壊!危険だ! 9
2014-08-21 16:26:11「そんな事したら、乾燥機にかけないといけないじゃない!」ブロンディがショックでピザを取り落とした。「乾燥機は一階だよ!それに泳いでラジオを拾いにいかないと……」「ダスゲマイネ!」ドールハウスがブロンディを押し倒し、転がりながらプールに落ちた!二人はビショビショで格闘! 10
2014-08-21 16:29:55