『ブーブス・バンド　〜ロックンロール女囚軍団〜　ブーブス・イン・L.A！』まとめ(実況なし・色分け無しVer.)

ダイハードテイルズ広報局 @dhtls

「BS……」BLAM！ブロンディが倒れた。オーディエンスが絶句した。そんな。今まさにロックンロールしているってのに……「フンディン！」なんとそれは……上空を飛行するナチスヘリからだ！デジー・シュタッデルマイヤー！スナイパーライフルで狙うとは！機内は彼女と操縦士以外拘束済！81

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「オイスターを邪魔しようなどと不遜な事は許さな……」KRAAAASH！そのときだ。コントロールを失ったはずの巨人が裏拳でナチスヘリを叩き落とした。「アーン！ペインリーッヒ！」デジーは服が破けながら海に落下！巨人はステージを見た。そして、頷いた。ロックンロール。それは魂の言語。82

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そうだ、たとえブロンディを失おうとロックンロールは続くのだ！「「ヘル！ブーブス！」」壮絶な表情で、フォクシーとドールハウスは同時ジャンプを決めた！ギュブブーーン！「「「「ファック！イェー！」」」」巨人も最後の力を振りしぼり、巨大怪物を抱え上げ……投げた！『ウバーーーーッ！』　83

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円盤投げの円盤めいて、巨大オイスターは、とんでもない距離を飛んだ！そして例の文字が表示された丘に命中！SMAAAAAAASH！『ウバアアアーーーーーーーッ！！』凄まじい断末魔！！邪悪なオイスターの殻が砕け散り……絶命！！プルッとした白い身が露に！！ロックンロールの力だ！！！　84

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ロックンロールの巨人は戦いを終え、その肉体を解き放った。海に。「ウーン」ブロンディが起き上がる。「無事だったの！？」メンバーが駆け寄った。「大丈夫だよ！」ブロンディは頷いた。「死にそうになった気がするけど、声が聞こえて、私、巨人の中にいた！……あれ？」胸元から何かが落ちた。85

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「カキを隠してたの？」ドールハウスが覗き込み、驚く。「あっ、それは！」それは！増刷されたニンジャスレイヤー「ネオサイタマ炎上」１巻２巻３巻！「そっか、３冊もあったから、スナイパーライフルの弾を止めてくれたんだ……」ブロンディが安堵の息をつく。「すげえな」ジェーン９も驚いた！　86

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「ふむ。今回の更なる増刷の知らせがさっき翻訳チームに入ったらしい」ドレッドノートおやじが頷いた。「第一部の増刷も絶え間ないし、第二部の増刷もタイムリーじゃ。有り難いことじゃて」「まったくだぜ！」ドレッドノートおやじに同意しながらクラウドサーフして来るのは……「ブシェーミ！？」87

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「なんでアンタ無事なのさ！」フォクシーが問う。ブシェーミはクラウドサーフからステージによじのぼり、答えた。「デカい牡蠣のお化けや、伝説の巨人が現実なんだ。俺があのあと波に押されてこの丘に流されてきたって言ったら？信じるだろ？ロックンロールの奇跡の中では、ささやかなもんさ！」88

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「ほら、あれを見てみろって！」彼は怪物の破片で点々がついた「HöLY WööD」を指差す。それにしても美味そうなオイスターだ。「そうね」フォクシーが肩をすくめた。「次の曲行くよー」ドールハウスが彼方の壮大なオイスターを眺めながら、急かすようにチョッパーした。演奏が再開した。　89

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ヘル・ブーブス！　90

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◆ブーブス・バンド　〜ロックンロール女囚軍団〜　ブーブス・イン・L.A！◆

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◆　FIN　◆