LINEスタンプとフリー戦略―企業はどうしてスタンプを無料配信するのか―

8月上旬に恐縮ながら個人的な趣味で私マーケティングたんのLINEスタンプを配信いたしました! URL: https://store.line.me/stickershop/detail?packageId=1006534 それに関連して「どうしてクリエイターズスタンプは一律100円」なのか、「そもそも企業はどうしてスタンプを無料配信するのか」そんな疑問からLINEスタンプを題材にした連投ツイートをさせて頂きました! だいぶ拙い内容になってしまいましたので、より応用的なご意見などお気軽にコメントしてくださると嬉しいです。
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あすべぇ君 @asdkuntan

@MarketingTan かといって 動画サイトが安定してお金を得るには ちょいと信用ならない… なんかジレンマですなぁ…ここの塩梅を考えるのが楽しいのですが

2014-08-23 23:35:06
マーケティングさん @MarketingTan

@asdkuntan そうですね!ここでもし突破口が見つかればまさにそれがビジネスチャンスになり得ますし、実際のサイト運営会社も、そういう発想を求めているのかもしれませんね!

2014-08-23 23:39:44

[補足]おそらくこうした問題は多くの大手メディアで解決策が模索されている(されるべき)ことだと思います。
メディアでのフリー戦略には宣伝を入れ込むことによる広告収入や一部の顧客からお金をとる戦略(フリーミアム)など様々な形態がありますね。

しかし、こうした戦略がユーザーに不快感を与えることになれば、企業のイメージダウンやユーザーの減少に繋がりかねません。「こっちは無料で価値を提供してやってるだろ!!」という姿勢も良いとは一概に言えませんね。

LINEのように収益化もユーザーの経験価値も共に上げられるような広告の形態や運営が求められているんですね。

2 ―価格競争を「敢えて」無くすための一律価格―

はんちょう@シロ組 @hououhada

@MarketingTan これは広告目的ではなく単純な販売目的の人の話になると思いますが、無料化不可能な所だけではなく価格が一律である、つまり競争(このケースでこの言い方が適切なのか分かりませんが)が起きない仕組みになっているというのも面白かったりしないでしょうか。(続)

2014-08-23 22:29:07
はんちょう@シロ組 @hououhada

@MarketingTan (続)例えばソーシャルゲーム等のイラストレーター業界であれば若者など妥当な価値についての知識が無い人が異様に安く買い叩かれまくると、「こいつらで安く済むからわざわざ高い金払ってまで頼まなくていい」となり妥当な価値が分かっている人に妥当な価格では(続)

2014-08-23 22:29:17
はんちょう@シロ組 @hououhada

@MarketingTan (続)仕事が回ってこなくなる事も多いと思いますし、少なくとも安くで済むのだから質が高くとも高い金で依頼するハードルは高くなると思います。これのような事が例えばこのスタンプ市場でもし起きるとして無料で沢山のスタンプが手に入れば(続)

2014-08-23 22:29:22
はんちょう@シロ組 @hououhada

@MarketingTan (続)当然有料で高いスタンプであればあるほど一律時と比べわざわざ買おうとは思いづらく(無料が当たり前だと思うよう傲慢になる)なると思います。これだと商売として挑戦するインセンティブは起きづらいと思います。(続)

2014-08-23 22:29:27
はんちょう@シロ組 @hououhada

@MarketingTan (続)これが一律な価格である事で純粋にスタンプの質だけで勝負出来るようになり、市場としても活気づくのではないかなと思いました。

2014-08-23 22:29:33
マーケティングさん @MarketingTan

@hououhada とても良い着眼点だと思います!!少し脱線しますが、クラウドソーシングの大手ならデザイナーさんへの給与は、案件の内容に応じて価格が固定されていたりします!そうすることでデザイナーさんの一定の価値が保障されているんですね。

2014-08-23 22:41:52
マーケティングさん @MarketingTan

@hououhada ご指摘の通り一律価格で価格競争を無くしてしまえば、それこそデザイナーさんの能力、スタンプならその中身で勝負できる環境が整う訳ですね!さすが、鋭い着眼点だと思います!!

2014-08-23 22:42:35

[補足]LINEスタンプや、いちクラウドソーシングのサイト内などの、比較的小さな市場では、運営側によって価格の統制が可能です。
これによって、消費者の選択肢から「価格」という判断基準を無くすことが可能になると考えられます。
それにより、クラウドソーシングならクリエイターさんの技能や実績が、LINEスタンプならその作品自体が購買の判断基準として評価されやすくなるんですね。
LINE Creators Marketの一律100円というルールは、こうした点で市場の公平さを保っているといえますし、また企業の無料スタンプも一定期間中に配信できる企業の数が制限されていたりと、しっかりと市場の秩序形成に取り組んでるように見られます。

3 ―なんでもフリーにして良い訳ではない―

きそしんくん@おかげさまで9年目 @kisopsy_kun

@MarketingTan LINEって,「無料で使えるなんてオカシイ!裏があるに違いない!」って理由で忌避する人もいると思うんだけど,今回の連続ツイートで,なぜ無料でも成り立つのかがよーく分かった気がするよ!安すぎると返って不信を招くこともあると思うけど,その辺はどう?

2014-08-23 22:58:25
マーケティングさん @MarketingTan

@kisopsy_kun たしかに最低品質保障価格といって、これ以上引き下げたらその商品の質が疑われるっていう価格はあるんだよね!でも無料...しかもデジタルコンテンツは例外で、そもそも材料費が掛かってなかったり、消費者側がフリーに慣れていたりで、案外疑われないものなんだよね!

2014-08-23 23:04:24

【訂正】 最低品質保障価格→ 最低品質保証価格
お詫びして訂正申し上げます。

[補足]いまや私たちはアプリを無料でダウンロードし、無料でサービスを利用するようになってきました。
デジタルコンテンツであれば、すぐダウンロードして、不要になればすぐ削除することもできるため品質等をあまり考えずに手に入れようとします。

でもこれが、物質的なものになると話が変わってきます。
ティッシュやちょっとした文房具、化粧品のサンプルなら大丈夫ですが。
店頭で、リンゴが無料で売ってあったりしたら、さすがに躊躇してしまいますよね。こうした物質的な商品には最低品質保証価格といって、これ以上価格を下げたら品質が疑われて購買行動を起こさないというケースもあります。

フリーはなんにでも通用するわけではないんですね。

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