【続き】YQIP、日本物理学会、そして量子コンピュータ研究から考える基礎研究の今後について
- kamakiri_ys
- 4404
- 0
- 1
- 1
YQIP2014の記録、資料など
ち ょ っ と 遅くなったけれど、8 月 7 日の日記をアップなうなう。 量子情報物理の国際会議のこと。物理の中身もあるけど、講演の直前にとあるニュースを見てしまったぼくの反応ことも。 gakushuin.ac.jp/~881791/d/1408…
2014-09-08 21:24:47田崎さんのトークを始め、YQIP2014の口頭発表のファイルは以下で見れます。(一部まだ届いておりません。) www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~yitpqip2014.w…
2014-09-12 12:44:43つくば大学で12月に行う量子情報物理学の集中講義の内容も固まりつつある。素粒子の大学院生が中心らしいので、量子情報の基礎から始めて、BHファイアーウォール問題及びQETのBH物理学への応用をゴールにする予定。
2014-09-15 10:45:02現時点の見通しで、40量子ビットはいけそう
40量子ビットから100量子ビットがもうすぐできるというのが、欧米の専門家の認識か。近々現れるだろう100量子ビットの量子コンピュータのデモ版でできる面白いことを提案するのが理論屋の役目か。
2014-09-06 09:24:09@hottaqu 40量子ビットですらパラメータの数は10^12で愚直にトモグラフィで性能評価することは不可能。このような状況できちんと量子コンピュータとして動いていることを検証する方法を作るのは理論的な挑戦だと思っています。
2014-09-06 10:28:33@hottaqu ベル不等式が局所実在という点で古典と量子の線引きをしたことが、便利な計算ツールとしての量子力学から、それが自然の本質であることへのシフトチェンジ、そしてそれをリソースとして利用する量子テレポーテーション、量子暗号などの応用に繋がったと思います。
2014-09-06 10:32:01@hottaqu 量子コンピュータにおいても計算能力の観点から量子と古典の線引きをきっちりし、量子の領域でなにができるかを明らかにすること、それを実験的に効率良く検証する枠組みを作ることが重要だと思います。
2014-09-06 10:55:49@fgksk @hottaqu 1024bitのshorを実装するまで全く応用できるものがないとなると、実験家は途中で息切れしちゃいます。目標がもう少し低くなれば良いですよね。
2014-09-06 13:53:21@fgksk @hottaqu フルユニバーサルな量子ビットを積み上げていくボトムアップアプローチに対して、トップダウンアプローチというものもあります。制御性の低い10^8qubitを一気に作ってしまって、少しずつ制御性を上げていくわけです。例えば光格子系です。
2014-09-06 13:58:10@fgksk @hottaqu トップダウンなら、いきなり多体エンタングルメントに出会うので、早めにアプリケーションに出会うかもしれません。アナログ量子シミュレーションやスピンスクイージングとか。どっちの方がヒルベルト空間の古典到達限界領域に早く届くのか?
2014-09-06 14:07:05もしヒルベルト空間の古典到達限界領域に、誤り訂正という武器なしでたどり着けないのであれば、ボトムアップアプローチが最短ルートなのかもしれません。
2014-09-06 14:18:53日本物理学会
@makoto0218ne56 & 関係者の皆様。意外に二つのMW発振器を位相ロックするの難しい。学会会期中にstabilityを観測するつもりなんですが、温度由来で結構回るんです。これが安い発振器だとどうなるか…と考えるとぞっとします。
2014-09-06 15:08:07@makoto0218ne56 & 関係者の皆様。複数台のMW発振器で複数ビットを制御する場合の位相が、変動すると、こんな些細なことでもECHになりうるのでは。edn.com/design/analog/…
2014-09-06 15:08:18今回発表は最終日の最終セッション。。。内部ハミルトニアンを実効的に制御するためのパルスの数値的設計に関して。今回は少しだけ実験データものせます。
2014-09-06 15:12:03マヨラナやエニオンからの量子コンピューターへのアプローチは、ちょうど中間かな。一気にトップダウンで、多体相互作用で守られたマクロqubitを作ってしまって、そこからボトムアップで積み上げる。
2014-09-07 07:01:08