Kan_Gさん帰郷東北の旅
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報道やネットにより、この地の惨状はある程度知っていた。しかし現場はやはり違う。押し寄せた津波の水位線の高さから、その広大な空間を埋め尽くした海水がいかに膨大であったかが分かり、身のすくむ思いがした。
2014-09-18 00:14:57いわゆる「奇跡の一本松」。すっかり名所化されていて、近くの観光物産施設には一本松の絵柄を配したお菓子やグッズなども置いてあった。 pic.twitter.com/RXsSKB0bKU
2014-09-18 00:15:24家族連れの姿も多く見受けられた。訪問者名簿が置いてあったのでめくってみると、この日にやってきたのは、埼玉、茨城、千葉、東京、新潟、富山、石川、広島などから来られた人々。 pic.twitter.com/JR1leKnfM8
2014-09-18 00:16:05ひとつ気になったのは、駐車場から一本松までの距離約500m。もう大地震は起きないという確証は何一つない。市の観光物産協会が注意を促しているように、万一のため、地震と津波からの退避方法は常に意識しておくべきである。
2014-09-18 00:16:47陸前高田市から大船渡市へ。碁石海岸レストハウスから数十メートル歩いた先にある展望台。絶景なり。 pic.twitter.com/zxkp82T540
2014-09-18 04:05:22眼下の大岩で渦巻いていた波しぶき。その迫力に圧倒されるとともに、あの日のことを想像せずにはおれない。 pic.twitter.com/Cc0lK92x1S
2014-09-18 04:06:21ここはカップルのデートスポットになっているようだ。2組に記念撮影を頼まれた。尚、レストハウスで名物のさんまラーメンを味わおうと思ったのだが、残念ながら食堂はお休み。 pic.twitter.com/V283pAUqD3
2014-09-18 04:07:10気仙沼、陸前高田、大船渡を見て回った。当然のことながら、黒い除染袋の山はどこにもない。福島の被災地では、もはや風景の一部と化した感すらあるのに。
2014-09-18 04:08:04また、他県の被災各地では新築住宅が何棟も見受けられ、辺りは新興住宅地の様相を呈しているところもあった。福島の復興の遅さを、否が応でも気付かされる…。
2014-09-18 04:09:12昨夜の続き。 大船渡市から花巻市へ。目指すは、花巻温泉郷の豊沢川沿いにひっそりと建つ「大沢温泉・菊水館」。築160年以上の歴史を誇る宿で、宮沢賢治もここの湯がお気に入りだったらしい。 pic.twitter.com/DMiD6bncsY
2014-09-18 23:06:13菊水館の客室。窓際には椅子とテーブルを置いている宿が多いが、ここは昔ながらの風情。 pic.twitter.com/IuQ7ktqN3R
2014-09-18 23:07:18菊水館は茅葺き屋根が自慢のひとつ。その庇越しに、のんびりと庭を眺めるのもまた良し。紅葉の時季は一層美しかろう。 pic.twitter.com/wsGV1wIY3V
2014-09-18 23:08:35荷を解いて浴衣に着替え、早速、露天風呂「大沢の湯」で湯浴みを楽しむ。湯船に肩まで浸かり、天を仰げば一面の星空。宮沢賢治もこうして『銀河鉄道の夜』の着想を得たのかも。 pic.twitter.com/gFfWfvSwX4
2014-09-18 23:09:07大沢温泉は湯治湯としても長い歴史ある。自炊部に設けられた調理場には時代を感じさせるガス台が。 pic.twitter.com/H7lpgeOxJM
2014-09-18 23:10:09ひと汗かいてお腹がすいたところで夕食。「岩手牛きのこ挟み焼き朴葉包」や「地産花巻白金豚の角煮」、「きのこブイヤベース」など珠玉のお椀が並ぶ。余計なお世話ながら、これで7,800円(一泊二食付)は安すぎないかと心配になる。 pic.twitter.com/KPDb6eK1jC
2014-09-18 23:11:14岩手の味覚を堪能した後部屋に戻り、陸前高田の一本松茶屋で買ってきた酔仙酒造の「酔仙」で酒盛り。上撰酒ながら何と飲み口のいい酒だろう。一升瓶をアッという間に空けてしまった。 pic.twitter.com/GFLbx0PK2Y
2014-09-18 23:12:04翌日早朝に起床。内風呂の「南部の湯」にひとり浸かる。貸し切り状態w 尚、大沢温泉では3つの宿(菊水館、山水閣、自炊部)を自由に行き来でき、施設内に設けられた7つの湯を楽しむことができる。 pic.twitter.com/e4PBUJ3Un3
2014-09-18 23:13:06