-2014.9.24- WEU(ワールドエンパイアユニオン:世界領主連合)から独立国家旭川の領主、蟹野横信が台湾マフィアと兵器の取引を行うため出国したとの知らせがWEUノースランドのエージェントである俺の元に届く。目的は蟹野横信の拘束...または暗殺。長い旅になりそうだぜ。
2014-09-25 00:06:41同月22日、石狩湾からペルシャ製の重巡洋艦が8隻出航した記録が残っている。積荷は恐らくエリートエレファント、象だ。蟹野横信は象と引き換えにガトリング砲を手に入れるつもりだ。石狩湾はマヤ・ポメラニアンの領地、どうやって蟹野横信は象を港まで運べたのか。それには理由がある。
2014-09-25 00:07:01蟹野横信と高橋はるみはぷにひと女の関係。彼女の力により旭山動物園専用列車で象を輸送、我々の目を掻い潜り出国、といった感じだ。その列車なら中身が生物兵器だろうと生き物なら容易に輸送ができる。書類を食用羊輸送と偽造し象を運んだのだろう。そのせいで俺の管理責任が問われているのも事実。
2014-09-25 00:07:22WEUノースランドのもう一人のエージェント、チャン・シロキはヴィジャヤナガラ戦争時のイカプニヒの象の輸入元が旭川のKNHバイオテックスだと一報を受け2ヶ月前にインドへ渡り、イカプニヒ人の虐殺とその関係施設を破壊している。イカプニヒ殺しに夢中な彼に援護は望めそうにない。
2014-09-25 00:07:37蟹野横信について 独立国家旭川の領主、蟹野横信。本名カニノ・ヨコノヴィチ。同盟関係下にある犯罪組織からはカニヒと呼ばれることもある。ダレイオス王朝時代のペルシャで象使いとして育てられプニヒ・ソビエト連邦社会主義共和国軍に入隊。当時プニエトはロシア・ソビエトを凌駕する大国だった。
2014-09-25 00:07:45祖国ペルシャ滅亡、1767年プニヒ・ソビエトの崩壊、帰る家を失った彼を生かしたのが共和国軍時代に個人的に関係のあった秘密結社ハマト。象使いと戦車兵長の腕を買い奴をハンターにした。ベトナム戦争や真珠湾戦争、第二次世界大戦で傭兵として活躍。しかし1991年ソ連解体を機に大陸を離れる。
2014-09-25 00:07:531992年旭川に入植、初めは「ソ連の赤いお兄さん」と町の人から呼ばれ暮らしていた。しかし戦争が彼を求めた。当時からノースランドで最大勢力を誇っていた高橋はるみがカニノ・ヨコノヴィチを徴用した。カニノにより大和から来た武士の末裔、屯田兵が虐殺された。
2014-09-25 00:08:27その功績により高橋はるみから旭川を与えられ生物兵器研究所旭山動物園を建造。この大陸は、はるみとカニヒの愛の巣となるはずだった。しかし大和の白木武士の報復とWEUにノースランドの管理の指令を受けたマヤ・ポメラニアンの来日によりノースランドは再び戦火に包まれる。
2014-09-25 00:08:46蟹野横信はエンパイア・アローン・コンプレックスでもある。領主は他の領主と出会うことでその存在価値を証明するにも関わらず、領主は世界に一人しか存在してはいけないという思想を持つ。他の領主がいるから自己の存在が成り立っているのに、それを消そうとする感情複合に陥っている。
2014-09-25 00:09:002014.09.26 AM7:23 建造中か、蟹野横信暗殺が目的と言えど、台湾政府との関係は保ちたい。破壊するわけにはいかないな。....上を見ろ! pic.twitter.com/RD5B45YEhF
2014-09-27 14:21:11