時間軸を螺旋状に束ねる
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つまりこの辺りの話とかがそうなんだけど(セルフリプライ参照)、焦点のうち片方が最終的にすべて一点に収束してしまうと云うことで。 twitter.com/Swishwood/stat…
2014-09-30 14:17:34自分は数年来「因果線のケプラー的収束」と云う仮説を採るのだけど、なかなか興味深い。(因果線ケプラー収束仮説についてはログ辺りを検索して頂ければ) togetter.com/li/725641#c162…
2014-09-30 14:02:54因果と云うものはその要素を分解していけば最終的には「二つの存在を焦点とする楕円」として記述出来る、とする。これを起点として、この楕円の重なりの多寡がその存在の抱える因果の総量、とする訳だ。
2014-09-30 14:28:37で、この楕円が重なれば重なるほどそれは世界にとって中心的意味を持つ存在と云うことを示し、その挙動が世界全体に与える影響もさることながら、逆に世界からその存在を強く規定されるものでもある。
2014-09-30 14:40:36世界と云うのは時間線に貫かれた厚さ0(または分割極限≒プランク時間厚)の面の集合として観測されるその総体で、まあセル画のようなものか。ただ真上から俯瞰するものではないから、必ずしも連続して並んでいる必要はなく、「コマ」間に別の「コマ」が挟まっていることも充分考えられる。
2014-09-30 15:19:44この「別のコマ」が所謂平行世界と云う奴で、それは時間線を共有することもあれば異なる時間線に属するものもあると云うこと。例えば「三周目」世界の上条がヴァイオリンでなくギターを弾くことなどがそれに当たるか。
2014-09-30 15:32:03とすれば、やはりこの「コマ」はその面を波打たせていると考えるのが妥当か。決して触れることはない(ごく稀な例外はあると思うが)けれど、コマ間の「時間的距離」は一様ではないゆえに跳躍の結果が同じ時間線に属するとは限らなくなる、と。
2014-09-30 15:54:31当然それは遡行にも適用され、あの魔法機構は「本来の余命ぶん、時間線を遡行する」を最大の発動とする。おそらく確定しているのは「遡行する時間線の長さ」であり、それは「コマ」の平均面ではなく「今ある位置」からのものなのだ。つまりコマ面の「ゆらぎ」の分だけ誤差が生じると云うこと。
2014-09-30 16:04:23(余談)まあ「厚さ0の面」とか云ってますが、勿論これは「これ以上分割出来ないところまで区切った、世界の"真の一瞬"」を我々に理解出来るように次元要素を一つ削ったものですからね? 云いたいのは「時空連続体は本当に時空"連続"体か?」と云うことの方なので。
2014-09-30 16:15:03誤差が生じる以上、遡行の辿り着く「コマ」が同じ連続体に属するとは限らないし、重なり方次第では同じ時間線にさえ属さない可能性もある。そうしてあらゆる平行世界から同一存在に対し因果線(むしろ因果環とでも呼ぶべき?)を伸ばすのだから、そりゃ特異点にもなるよなと云う話だ。
2014-09-30 16:23:37遡行を繰り返した結果、本来なら発生する筈のない世界面や時間線を超えた因果環により「カナメマドカ」は図らずも世界に於いて不動の指標となってしまった。「束ね上げる」とはまあ、そう云うことなのだろうと考えている。
2014-09-30 17:28:59