企画、診断キャラクターまとめ(いまこ)

学戦、退治屋以外の企画や診断を元に作ったキャラクターのまとめです
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犬小屋を引っ越すバカ犬 @i_mako_

@sousakuTL 花散里が16の頃になると、花散里の絵師としての名前も売れて、仕事が来るようになる。そんな自分の手伝いをしてくれる娘がほしいという花散里の要望で、松風が作ったのが花宴。

2014-10-01 17:53:41
犬小屋を引っ越すバカ犬 @i_mako_

@sousakuTL 花散里が花宴を作ってもらった理由、本当のところは自分の死に際を看取ってくれる人が欲しかったから。実際その頃にはかなり衰弱が進んでて、絵を描いてるか伏せてるかのどちらかっていう生活をしていた。

2014-10-01 23:22:51
犬小屋を引っ越すバカ犬 @i_mako_

@sousakuTL 花散里は自分の運命を受け入れて、死ぬのを待っていた。所が絵師としての仕事も順調で、花宴とも気持ちが通ってこれからという時に花散里はとうとう倒れた。その時初めて死ぬことを恐れた花散里を見て、松風が自分の羽を毟って咒をかけて延命した。

2014-10-01 23:27:53
犬小屋を引っ越すバカ犬 @i_mako_

@sousakuTL その後花散里は奇跡的に回復。嫁に行くことなく絵師としての仕事を続け、26で眠るようにその生涯を終えた。

2014-10-01 23:31:11
犬小屋を引っ越すバカ犬 @i_mako_

@sousakuTL ここまで花散里目線。ここから松風。

2014-10-01 23:35:21
犬小屋を引っ越すバカ犬 @i_mako_

@sousakuTL 松風は1000歳を超える鳳で、国内ではそれなりに名が知られてる。特定の番いを作らずに1人悠々と暮らしていたとき、薄命の絵師の噂を聞いて興味本位で屏風に俺を描いてみろと仕事を持ちかける。そうして出来上がった屏風に魅入られた松風は、絵師を贔屓するようになる。

2014-10-01 23:41:01
犬小屋を引っ越すバカ犬 @i_mako_

@sousakuTL 元々そこまで人間に協力的でない松風が絵師のために仕事を持ってきてやったり、花宴を作ってやったのは、絵師の絵や、生き様、なにより本人の事が好きだから。それを松風が自覚していたのかどうかはわからない。

2014-10-01 23:45:28
犬小屋を引っ越すバカ犬 @i_mako_

@sousakuTL そして絵師が死ぬかもしれないという状況に直面したとき、松風は迷うことなく自分の自慢だった羽をいくつも毟って絵師に与えた。1000年以上蓄えられた羽根は力に満ちて豊かで美しかったが、それと引き換えに絵師、花散里は命を繋いだ。

2014-10-01 23:48:44
犬小屋を引っ越すバカ犬 @i_mako_

@sousakuTL 松風の羽の力か、花散里は以前に増して生命力に溢れた美しい娘になり、力強い良い絵を描いた。そうして花散里は天才絵師の名をほしいままにし、華々しく生きたかと思えば、今度こそ天寿を終えたのか静かに眠った。

2014-10-01 23:52:12
犬小屋を引っ越すバカ犬 @i_mako_

@sousakuTL 花散里に10年という時間を与えたのと引き換えに松風は羽根を無くして、この先100年は飛ぶことができないが、松風はその10年を見届けて満足だった。己の自由と引き換えに、愛した絵師に時間を与えたのだった。

2014-10-01 23:54:34
犬小屋を引っ越すバカ犬 @i_mako_

@sousakuTL あと花宴。花宴は土と松風の血と花散里の髪を混ぜたものを、松風が三日三晩こねくり回して作った式神。花散里の世話ができるように、身の回りのことや、絵についての知識は予め仕込まれている。がその他は産まれたての赤ン坊レベルだったのを花散里が教育した。

2014-10-01 23:58:48
犬小屋を引っ越すバカ犬 @i_mako_

@sousakuTL あと笛も、花散里の慰めになるように松風が。花宴は松風が花散里のためだけに作った、最初で最後の贈り物。

2014-10-02 00:00:48
犬小屋を引っ越すバカ犬 @i_mako_

花宴「宿の手配に行ってきます」 松風「その怪しい面外してき」 花宴「嫌です。ブスなので」 松風「ブスってなんやの。せっかく綺麗に産んでやったのに」 花宴「産んでもらった覚えはないです」 松風「でも作者が俺という点では産んだといっても過言ではな」 花宴「行ってきます」

2014-09-30 12:08:37
犬小屋を引っ越すバカ犬 @i_mako_

花宴は自分の顔の造形が気に入らなくて松風といるとき以外はお面つけてる(コミュ障)

2014-09-30 12:03:55

大正騒動

犬小屋を引っ越すバカ犬 @i_mako_

@sousakuTL 涼には子供の頃の記憶がない。涼が7つの頃、既に両親はなく、当時17にして情報屋を始めていた潤を親代わりに育った。そのうち涼は不安定な兄の仕事に頼らずに自分も働くことにする。持ち前の鋭敏さを生かした戦い方を磨いて、弱冠13で政府機関に所属する。

2014-10-03 00:56:30
犬小屋を引っ越すバカ犬 @i_mako_

@sousakuTL 不安定と言っても、潤はふらりと出かけてはまたふらりと帰って来たり、気ままに仕事をしている様子。金に困っている様子はなくむしろ持て余しているようで、妹に物を買い与えたがったり、賭博場で暇を潰したりもしている。ただ生真面目な涼の気質には合わなかった模様。

2014-10-03 00:59:30
犬小屋を引っ越すバカ犬 @i_mako_

@sousakuTL 幼少期の記憶がない涼は、自分の生い立ち等の経歴が不透明で、それが不自然な事には気付いている。全て兄が知っているはずだが、涼は敢えて追及を避けている。

2014-10-03 01:06:28
犬小屋を引っ越すバカ犬 @i_mako_

@sousakuTL 涼は潤の事を兄と呼びつつ父親としても母親としても見てる。世間一般でいう兄妹っていう関係は、潤が全てだった涼にとってあまり実感が湧かないのかもしれない。ずっと自分と一緒にいて、自分を育ててくれた人。

2014-10-03 01:09:26
犬小屋を引っ越すバカ犬 @i_mako_

@sousakuTL 心配性で過保護な潤が育てたのが涼だから、涼は自分のことについて無頓着。髪の手入れや服についても今までは全て潤がしてくれていたから、機関に入った今、そういった事を自分でしなければいけないのが面倒くさいわ、と思っている。だからといって今更潤に構われるのも面倒。

2014-10-03 01:11:32