新・高橋君，記者会見までに目を通してくれ：波動

怒らない白井（仮想軒と須雷堕は除く） @tatsuvar

「どうして、そう言い切れるのか、という疑問があるのは当然です。それに対して、私はセミナー等で、次のような簡単な実験をしてみせて説明することにしています。」ということで音叉の実験（p.25〜）。

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左2つは同じ固有振動数。右だけ5Hz違う。左の音叉を叩くと固有振動数の等しい中央の音叉は叩いていないにも関わらず共振して振動するが、5Hz異なる右の音叉は振動しない。 で？ pic.twitter.com/g6cXG7WgTD

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「音叉はAには人力という物理的な力が加えられ振動を発したことになりますが、音叉Bには何の力も加えられていません。」 突っ込み我慢…。 「しかも音叉Aと音叉Bとの間には直接に連結されているものは何もないので、ただ音叉Aから発せられた音波という波動が音叉Bに伝わったことになります。」

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先行して注意。音波は波ですが、あなた達が本当に存在していると考える「波動」(vibration)ではなくacoustic wave、弾性体(空気)を伝播する単なる既知の弾性波です。巧みに不思議な現象のようにカモフラージュしようとしていますが、全く不思議でも何でもありません。

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「これにより、固い鋼で作られている音叉Bが振動を始めてしまうのです そして、同じ音、ハ長調のラの音を見事に発するのです。」 見事も何も、最初からラの音の固有振動数に調律された音叉を用意しているのですから、ファの音でも出ない限りは驚く必要は有りません。

怒らない白井（仮想軒と須雷堕は除く） @tatsuvar

《しかも音叉Aと音叉Bとの間には直接に連結されているものは何もないので》 あの…空気の事を忘れていますぜ。真空中で音叉Bが共鳴させられたら「波動」を少しは見直します。まずは君の耳がどうやって音を聴いているか、スピーカーがどうやって音を発しているか、から学び直しなさい。

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「ここにおいて、波動とはエネルギー（力）であるということが証明されたことになります。」 波動が音波だ、というつもりならそれで良いですよ。量子力学なんて何も関係ないと言うことで。

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もうね、ここでやめている良いですか？とお願いするつもりでしたが、「波動」の定義を揺るがす別の例が載っていたので、少し続けます。p.29を開いて下さい。

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生活と中における波動 「波動技術はすでに我々の生活の中でいろいろな形で取り入れられています。その一番わかりやすい例が、携帯用移動電話です。ある番号をダイヤルします。経とえば03-3473-****という番号をダイヤルしますと、

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その電話機から360度方向にその番号の持つ固有の波動が発信されます。そして同じ波長を持つ受信機のみエネルギー化されて、着信をするわけです。受信機が北海道に移動しようと、九州に移動しようとも、波動は全方位に発信されていますから、どこにいても間違いなく着信することになります。」

怒らない白井（仮想軒と須雷堕は除く） @tatsuvar

ICTに長けた高橋君なら私と声を合わせて突っ込んでくれるだろう。そいつは「波動」じゃない！電磁波だ！ ところが荒唐無稽なのはそこだけじゃないですよね。フォールト通信か、お前の携帯用移動電話は！街中にある基地局の事を知らないのか、と。日本中に届く強力な電波を発したら脳が灼ける。

怒らない白井（仮想軒と須雷堕は除く） @tatsuvar

どうでしたか。「波動」も「千島学説」も真実だと言う高橋君の目から見て、江本勝氏は信頼に足る人物だと自信を持って言えますか。私の目にはトンデモない空想を弄ぶ夢想家に見えます。その根拠はいま示しました。ご意見あるならどうぞ。 > @takahirominfuna 今晩はここまで。

怒らない白井（仮想軒と須雷堕は除く） @tatsuvar

補足です。音叉実験を理解するにはインパルス応答、フーリエ級数、物体（物質、じゃないよ）の固有振動について学んで下さい。空中の音波の伝播については波動方程式も。 @takahirominfuna

怒らない白井（仮想軒と須雷堕は除く） @tatsuvar

現代社会の基盤となる現代科学に反するものを便宜上、トンデモないものと評します。少なくとも「波動」に関しては昨晩に指摘したように江本勝氏は信頼するに値しない根拠しか示せていません。 twitter.com/tatsuvar/statu… @ikohabe @takahirominfuna

怒らない白井（仮想軒と須雷堕は除く） @tatsuvar

さて、波動の大家と言えば船井幸雄氏と並んで江本勝氏ですね（いずれも故人）。手元の江本氏著の「波動の人間学」（ビジネス社、1994年初版）を開いてみます。お手元にありますよね？ @takahirominfuna @ronja_yty

2014-11-13 00:14:26

怒らない白井（仮想軒と須雷堕は除く） @tatsuvar

勿論、江本氏以外の方の提唱する「波動」もあるでしょう。 私は個人が妖精を見たと言ってもそれを頭ごなしに否定しません。その人がそれで幸せであり、人に迷惑を掛けないのならば。実際、見えるという事例を知っています。 @ikohabe @takahirominfuna

弁教師 @benkyoushi

いわゆる #千島学説 ですが、赤血球が他の細胞に変化するなんて中学生でも噴飯もの。細胞の複製には遺伝情報つまりDNAが必須。人間の成熟赤血球には核がありません。つまり酸素を運搬する以外の機能を失っています。核のない細胞が分裂したり、他の細胞に変わったりすることは絶対不可能。

怒らない白井（仮想軒と須雷堕は除く） @tatsuvar

@co_ajisashi 分かり易くと言って、論理的でも厳密でもないイメージのみの羅列ですね。聞いた者は分かった気になりますが、説明を求めると同様にあやふやな事をノラリクラリと呟くか、オリジナルのコピーを繰り返すはずです。通じないと言えば、聞き手に責任を転嫁するでしょうね。

有野代@伯耆国 @ShiroArino

電気や磁力だけじゃなくて力･エネルギーはひとつとして目に見えないけど、計測器を使って大きさの違いまで見えるように出来る。気だの波動だのオーラだの、計測どころか客観的な観測すらまともに出来ん物を信用出来るわけあるか。