- ryunosinfx
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ファリスの聖女 amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%8… を1,2巻紙の本で買ったのです。 でncode.syosetu.com/n7498bd/ を読むとまあ近い話だなぁと。
2014-11-16 01:26:24話の内容は、ある欲望に駆られた魔法が使える世界の人間が異世界から召喚したら、そいつらがとんでもない奴らで返り討ちにあったというものです。
2014-11-16 01:41:14原始の巨人の話か。 まあ原始の巨人はいる。異界のモンスターも居る。 さてはて、魔法も存在する。 十分に発達した科学は魔法と区別がつかない。
2014-11-17 21:51:59さて、ここで問題になるのが、マナという概念。これをSF的に解釈するなら、 ①個人の資質で量がある程度決まり、訓練で増やすことができる。 ②使うと減ってしまう。 ③でも休息すると回復する。 ④残り量は本人は自覚できる。 ⑤使うと魔法が発動する。
2014-11-17 21:55:19n番煎じ乙なんだが、まあ漫画のネタで考えたい。 一番安直なのは人間が生体発電機と蓄電装置をウィルスと共存することで獲得した説。問題はそれだけでは発動体が足りないのでやはりナノマシンが、我々の知らない高みの局所最適解に存在する原理で動くナノマシンが必要なのだろう。
2014-11-17 21:58:24その高みの原理を使うと 単細胞レベルで存在できるナノマシンが一定の法則下で創発する。 人類は体内にためた電力をナノマシンのインタフェースにぶち込んで魔法を発動させる。 昔はこのナノマシンがうじゃうじゃいて楽だったが増殖よりも使いすぎてマナが枯渇すると。
2014-11-17 22:02:51多分、どこかで誰かが書いているはずの話だが、私は出会えていない。きっとアンテナの感度が低いせいだろう。
2014-11-17 22:03:43さて、このナノマシンは何を糧にして増殖するのか、増殖した結果なにが起こるのか。 ①糧は高効率の資料エネルギー転換であり、現在の細菌とさして変わらない。 ②増えすぎるかもしれないが、それは彼らが増殖に使える物資の限りで、一部が現在の生物とかぶっている。
2014-11-17 22:06:39したがってマナの細菌が増えきると自動的にリミッターがかかる。通常ここにDNAが絡んで進化が始まる。しかし、彼らは細菌でそこまで進化しきれていないとする。
2014-11-17 22:08:10で、人類は肉体をはんば捨て去った富裕層と肉体に縛られた貧困層のまま大宇宙開拓時代を迎える。西部開拓時代のように自由と混乱の世界。いろいろなあり方が試されるが、生身の人間の価値は愛玩動物程度になってしまった世界が広がる。
2014-11-17 22:11:09全部機械がやってくれるからね。 一方で有り余る空間とエネルギーは富裕層の想像力に実態を与える。 変態な趣味が実物をもって展開されるわけだ。 しかし、恒星系を食いつぶす程の技術が跋扈すると隠れるものも出てくる。
2014-11-17 22:14:22そしてついにあるお金持ちがひとつの星系を人類のなれはてが跳梁跋扈する空間より分離させる。そこでは愛玩動物であった生身の人間が生成され、その星系のハビタブルな星に入植される。その時例のナノマシンも放たれる。もちろん人間だけでもなく奇妙な生き物もいっしょに作られた。
2014-11-17 22:17:34この時のお金持ちは一人ではなく、複数人数でこの世界を構築する。作っている間は楽しかったが、最後はちろん喧嘩した挙句、神話のネタを提供し終わったところで休戦協定を結ぶ。要するに飽きた。あとは機械に任せてどこかに行ってしまう。一方の人間は社会基盤がないので退行してしまう。
2014-11-17 22:20:28で、この細菌の使い方を覚えることで魔法王国が出現する。細菌は目に見えないのでマナ、マナとだけ言って進歩しない。そのうち枯渇が始まってロードス島戦記のような世界になる。
2014-11-17 22:23:25さて、ファリスの聖女では邪神が出てくるのだども、これは同じ体系に属する別の惑星から連れて来られた人々とも言える。先の富裕層の豪奢な遊びはこういった廃退的な存在も生み出している。なので、ほぼイメージが人間の周囲に集合する。突拍子もない体系のものは少ない。
2014-11-17 22:26:06さっきの続き、時は大フロンティア時代の第三幕。人類の肉体を捨て去ったエネルギーを求めて星間航海に出て植民惑星を増やす競争に明け暮れていたところ、あるワンマン社長が航路の外れにある辺鄙な太陽系に所有権を打ち立てる。この時代所有権は力である。しかし周囲の星系を傘下に収め防衛戦をしく
2014-11-17 23:41:57これにより安泰を確保し社長の理想郷の建設が始まる。魔法のナノマシンが散布され未開の地球型惑星はみるみるテラフォーミングされる。その地形の造成に巨人族が作られ効率的に耕していく。月や主要惑星は原始の地球に似せられて作られていった。そしてしもべたる種族を作り神になろうとしたが・・・
2014-11-17 23:45:07副社長が離反して魔神族の星を隣の星系に作り険悪な雰囲気になる。なぜ魔神か、それは彼の趣味だからである。一方で地域を統括していた管理職はそれぞれ土豪の神として対立を始める、ここに光と闇の戦いが幕を開けた。どっちが光とか言うのはどちらかというと性格に寄ったのである。
2014-11-17 23:48:25杓子定規な経理はファリスのように、世話を焼く総務はマーファのように、邪悪な営業はファラリスのように、武闘派の現場主任はカーディスのように、寄る辺のない孤立した星系の社員は社長のお遊びに付き合って神の仕草を真似てみるうちに本物の神になってしまった。問題は一神教の信者がいたかどうか・
2014-11-17 23:52:11そうしているうちに喧嘩をやってあーだこうだをぐだぐだ繰り返していたが新しいフロンティアが開かれるとみな所有権とエネルギーの共有だけを機械に託していなくなってしまう。機械は神々の役割を忠実にこなす。私利私欲が神々から失われた背景はこんなもんだった。全ては現状維持のために。
2014-11-17 23:54:32一方地上では神々の時代は終わりを告げた。エネルギー節約のため機械の神々は地上に最低限の管理機能を残して去ってしまう。各種族は世代を重ねるたびに退行していく。原因は教育や科学の精神と文字を教えられていなかったから。タダの奴隷でしかなったのだ。
2014-11-17 23:57:42そして、文字の再発見から魔法の再発見が起こる。その時知性と人員にまさる人間が天下を取る。とはいえ、中世程度なのでごくごく小さい政府で国のあちこちには別種族の国が乱立する有り様。神は能力のあるものが呼べば来るけど少ししか助力してくれない。そんな世界。
2014-11-18 00:00:31魔法は飛び抜けて可能性を広げたんだけど、マナの根源たるナノマシンの存在に気がつく前に枯渇を始める。それでも別惑星の探査(ただしゲートを通じた限定的なもの)をしたり竜を使役したりいろいろできたが・・・使えるのはひとにぎりの才能者だけ。それがアダになって発展できず枯渇期を迎える。
2014-11-18 00:03:32