YouTuberね、俺も今さらようやく「ふーん」って思いながら見てる有様で、正直全然わかんなくて、言葉を選ばずにいうならまるっきり面白みがわかんないんだけども、その自分がどっぷりハマってるマンガも、その昔さんざん大人に「あんな下らんもん読んでるとバカになる」っていわれてきたのよね
2014-11-21 01:54:45もう少し近くでいえば、インターネットもたぶんそうだった(し、これについては今も多少なりインターネット害悪論みたいなのは残り続けてる)のよね。
2014-11-21 01:55:51たぶん、黎明期のカルチャーなりコンテンツって、当たり前だけどどんなものも未熟で、やがて加速していく中で経験値と不文律が蓄積されて、洗練されていくのよね。で、その黎明期のコンテンツは、熟成したコンテンツに慣れきってる層にとってはまるっきり届かなかったりするから、バカに見える。
2014-11-21 01:58:39たぶん、黎明期のカルチャーなりコンテンツって、当たり前だけどどんなものも未熟で、やがて加速していく中で経験値と不文律が蓄積されて、洗練されていくのよね。で、その黎明期のコンテンツは、熟成したコンテンツに慣れきってる層にとってはまるっきり届かなかったりするから、バカに見える。
2014-11-21 01:58:39そう思うと、自分自身に改めて「老いたな」っていうのを感じるのと、同時に「ああ、インターネットも老いたんだな」と思うのよね。今インターネットで「俺たちこそがインターネットだ」って言い続けてきた、自分たちなりもうひとつくらい上の世代みんなが、たぶん老いの段階に入ったんだ、と。
2014-11-21 02:01:05自分たちが「これだ!!」「これが面白い!!」と思うものを素直に追求することで世の中に(新しいと)受け入れられる時間って、たぶん短いんだよな。で、最近そのことにようやっと気づいた(というか、実感した)んだけど、それがとりもなおさず自分が老いはじめたことの証拠だっていう、怖い話よね。
2014-11-21 02:12:08いや、YouTuberの話が出たから書いたけど、実は今年はマンガに関しても同じようなことを少しずつ感じさせられることが少しずつ出てきた年だったんですわ。まあ、もう年末だし伏せていても仕方ないので書いちゃうけど、comicoとかね。
2014-11-21 02:17:37理屈だったりロジックだったりという側面から、どの辺が新しいかとか、受け入れていっている層がどう楽しんでいるのかとか、アプローチはできるんだけど、自分自身が「うおおおお!!」って感じてそのど真ん中にいられてるかっていうと、正直なところNOなんです。あれは、俺にとっては外の文化。
2014-11-21 02:19:38ハッキリいえば、「詰めが甘い」なり「作り込みが荒い」って見えちゃう部分、たくさんあるんです。あくまで俺から見れば、にすぎないけど。けど、それが別の層でハッキリ受けてて、売れてる。
2014-11-21 02:23:34これはもういいとか悪いとか批評的にどうとかじゃなくて、わかんなくなってしまったっていう怖さの方が自分にとって重要で、自分が老いたんだって問題として自覚しとかなきゃなと、今年は本当に痛感し始めた年でした。評価できるし、するけど、一方で俺はもうあそこの中心には座れない。
2014-11-21 02:25:26だから、逆説的にだけど、comicoは怖いというか、すごいのかもなって思ってます。それは皮肉でなく本当に。俺(おっさん)によくわかんない、何か強いものが出てきたのかもしれないって。
2014-11-21 02:26:23