屍生人「もうてめーは終わりだァ……何をしようが時間稼ぎにしかならねェェーぜ!」 屍生人「絶望に身をよじれェェーーー!!! ウシャアーーーーーッ」 養い人「フ……フフフフフ、時間稼ぎにしかならない? いいや、違うね」 養い人「スデに時間は稼ぎ切った……"私たち"の勝ちだッ!」
2015-07-21 03:25:57背後から迫る風切り音。 気づいて振り返る頃には既に遅く、屍生人共は凄い速度で飛んできた何かにブッ飛ばされた。 ゾンビーズ「プゲェーーーーーーッ」ドクシャア それは店の売り物と思しき鉄パイプ。 直撃した3体は頭部を粉々に破壊され、養い人の上を飛び越えて屋上の外へ吹き飛んでいった。
2015-07-21 03:51:36養い人「―――ボスッ!!」 そう、全ては時間稼ぎだったのだ。 養い人の宿泊先に潜んでいたボスが助けに来るまでの時間稼ぎ。 ボス「『キング・クリムゾン』ッ!」 ボスは残った敵2体に瞬時に肉薄すると、キング・クリムゾンの拳で難なく頭を粉砕した。
2015-07-21 04:18:03ボス「フン、所詮はただの亡者か」 養い人「もーーーー遅いよボス!!! 正直死ぬかと思ったんだからねッ!」 ボス「悪かった、少し距離があったからな。ケガは?」 養い人「足の裏をちょっぴり。ヒール脱いで全力疾走したからさあ」 ボス「そうか……ヤツらの攻撃を受けてないならいい」
2015-07-21 04:27:24養い人「ボス、これからどうするの? ホテルに戻って部屋に篭る?」 ボス「いや、あそこももう屍生人に侵入された。籠城はできん」 養い人「でもこの街はもうヤバイよ、この島も……どこに逃げ場があるのか」 ボス「あそこだ。港が見えるだろう」 養い人「港? ……まさか海!?」
2015-07-21 04:33:26ボス「海ならいくらでも逃げ場がある。ヤツらもさすがに泳いで船の速度には追いつけまい」 養い人「なるほどね」 ボス「車は調達してある、行くぞ」 養い人「足痛いから車までだっこして♥」 ボス「キング・クリムゾンのだっこでいいか?」 養い人「え~~~~~~」 (¦3[▓▓]つづかない
2015-07-21 04:50:372015年7月7日 養い人、ボスと七夕の願い
養い人「ふんふふふーん♪」カキカキ ボス「何をしてるんだ?」 養い人「んー? 短冊に願い事を書いてるの」 ボス「タナバタか?」 養い人「そ、近くの商店街で七夕祭りやってて笹飾ってるらしいから、お買い物のついでに短冊かけてこようと思って」
2015-07-08 12:37:34養い人「ボスの分の短冊もあるよー、何か書いてみる?」 ボス「くだらん…願掛けなど何になる? オレの望みを叶えられるのはこのオレだけだ」 養い人「またそうやって夢のないこと言うー」 ボス「なら短冊に書いた願い事は誰が叶えるんだ?」 養い人「……誰だろ?」 ボス「これだから日本人は」
2015-07-08 12:44:11養い人「いいじゃん、今年の目標設定みたいなもんだよ」 ボス「なんて書いたんだ?」 養い人「『私と周囲の人が平穏に暮らせますように』」 ボス「…夢がないな」 養い人「えー、何事も平和が第一だよ。じゃあ飾ってくるね」 ボス「待て」カキカキ
2015-07-08 12:54:34ボス「持っていけ。オレの願いを書いておいた」ポイ 養い人「短冊だー♥ なんて書いたの?」 ボス「おまえにファンデ用パフの替えと今週のジャンプを買ってきてほしいと書いた」 養い人「おつかいリストだこれ!!!」 ボス(オレの本当の望みはおまえの短冊にある…フン、叶えばいいがな)
2015-07-08 13:20:382015年6月17日 養い人、早めの帰宅でアクシデント
ガチャッ 養い人「ただいまー」 ボス「……? 妙に早い帰宅だな、まだ16時だぞ」 養い人「今日は研修だからいつもより早く帰れたの、はい今日のごはん……」
2015-06-17 03:08:44養い人「……あれ? ボス……」 ボス「なんだ、オレに何か用か」 養い人「…………」じーっ ボス「…………」 ボス「…………!!!!」 #tegaki_dt pic.twitter.com/CFkbXkSkhK
2015-06-17 03:10:21バタンッ 養い人「ちょ、ちょっとォ~~~!! なんで追い出すのッ」 ドア越しボス「あと30分は帰ってくるな」 養い人「ねえ、わたしはボスがすっぴんでも気にしないよー?」 ボス「おまえにこれ以上素顔を見られるのが我慢ならんのだッ」 養い人「そ、そんなあ~~~~~」
2015-06-17 03:19:10ボス「次から早く帰る時は事前に連絡しろ、わかったな」 養い人「うう……スミマセン、わかりました……」 ボス「わかったらどっかへ行け」 養い人(別に見られて損するような顔でもないのに……) 養い人(まさかそばかすを気にしてるのかな??) 養い人(……カフェ・ドゥ・マゴで時間潰そ)
2015-06-17 03:24:072015年6月15日 養い人、ボスの前でゲーム中
養い人「フゥ~~~、なんとかここまで無事に来れた…(コントローラーポチポチー)」 養い人「むむ? ここで選択肢…駆け寄るか様子見するか…」 養い人「どうしよう、間違えたらヤバそうなにおいがプンプンする」 養い人「ここは様子見してる場合じゃあない、駆け寄ろう!」 ボス「プッ」
2015-06-15 01:46:00養い人「……ボス、今予知したでしょ?」 ボス「何の話だ?」ニヤニヤ 養い人「ホラァ! その顔!! 私がこれから選択肢ミスるってわかってる顔だッ!」 ボス「掴みかかるな…オレは予知などしていない」 養い人「ぐぬぬ、あやしい…そうだ、時を飛ばしてよ」 ボス「はあ?」
2015-06-15 01:52:06養い人「ミスをなかったことにして」 ボス「おまえにはプライドというものがないのか?」 養い人「ここまでセーブポイントないから今失敗したら心が折れる」 ボス「オレが時を飛ばそうが敵の不意打ちを食らって一発デッドエンドの結果は変わらんがな」 養い人「やっぱり予知してるじゃん!!!」
2015-06-15 01:59:552015年6月8日 養い人、ボスの手相診断
養い人「ボス、なんか浮かない顔してるね。何を考えてるの?」 ボス「別に何も考えちゃあいない」 養い人「それならいいけど」 ボス「ただひとつだけ、おまえがさっきからオレの手をほおずりしてくるのが気色悪いと考えてる」 養い人「考えてるじゃん」スリスリ ボス「おまえが何を考えてるんだ」
2015-06-08 03:32:41養い人「いいじゃんほおずりくらい、好きにさせてよ」スリスリ ボス「おまえ……まさかと思うが、妙な性癖の持ち主じゃあないだろうな?」 養い人「そういうのじゃあないから安心してよ、ボスの手がおっきくてキレイで好きなだけ」 ボス「おまえの言うキレイの基準がオレにはわからん」
2015-06-08 03:40:19養い人「まあまあ普通の男の手なんだけど、手相がキレイだと思うんだよね」 ボス「……前にも言われたことがあるな」 養い人「そう? そうだ、手相見てあげよっか! ちょっぴりだけ詳しいよ、わたし」 ボス「いらん」 養い人「ノリ悪いなあ、こういうときはどうぞご覧くださいって……あっ」
2015-06-08 03:46:53養い人「……この手相は……」 ボス「どうかしたのか?」 養い人「『二重』だ」 ボス「…………!!!」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
2015-06-08 03:53:07