ゲーム業界におけるキャリアパス

朝比奈むかで𝕏 🐰(本物) @asahina_mukade

.@wotakuro さんの「シンポジウム『ゲーム業界におけるキャリアパス、人材育成の過去・現在・未来』のまとめ」をお気に入りにしました。 togetter.com/li/771069

朝比奈むかで𝕏 🐰(本物) @asahina_mukade

犬の日横目に「シンポジウム『ゲーム業界におけるキャリアパス、人材育成の過去・現在・未来』のまとめ」を見て、あー結局は成功者の皆さんの功罪が見て取れる印象でした。

朝比奈むかで𝕏 🐰(本物) @asahina_mukade

20年前と変わらない開発思想な今の現場が存在する以上、キャリアパスを会社として用意、もしくは評価出来るのはごく一部に思う。

朝比奈むかで𝕏 🐰(本物) @asahina_mukade

去年役立たず扱いで困ってるってPGがい、じゃあおいらが面倒みるよって引き取った事があった。色々言われて凹んでたし、周りも勝手な想像や意見してたんで、状況整理も含めてヒアリングして見ると、業務時間中ゲームプレイしてたのを咎められたという話だった（続

朝比奈むかで𝕏 🐰(本物) @asahina_mukade

それだけを聞くとまぁ、と思うとこなんだけど、忙しいプロジェクトの担当だったし、おいらは「ゲームプレイはまぁ褒められないけど、仕事忙しいだろうになんでやってたの？」と聞いたら「仕事全然もらえないんです」と返事されて、一瞬思考硬直した。（続

朝比奈むかで𝕏 🐰(本物) @asahina_mukade

その人自体とは一緒に仕事したことないけど、詳しく聞いてみると"任せらせる仕事がないから、手が空いてる状態が続いてた"が理由だった。前任プロジェクトリーダーに聞くと、難易度の高い仕事は無理だし、実力不足だから仕事させてなんだ、という話。聞くだけからは辻褄は間違ってない、確かに（続

朝比奈むかで𝕏 🐰(本物) @asahina_mukade

ここで疑問に思ったのは「役立たず扱いのPG」「実力不足だから」の言葉が妙に引っかかったので、絞って話をした。要点は二つ、1:自分で得意なものや経験したことがあるプログラムについて、2:今やりたい事、難しいけど習得して書きたいプログラムについて、時間をかけず聞いた（続

朝比奈むかで𝕏 🐰(本物) @asahina_mukade

キャラクター制御やコア技術はよくわからない、UIや2Dシステムの経験はあり仕組みは理解しているようだった。そしてUIシステム設計に興味があって知識はあるようだったので、最初の部分はこちらで設計するので、コードを書いて評価し進めるようだったら相談しながら、やってみようと提案（続

朝比奈むかで𝕏 🐰(本物) @asahina_mukade

他のリーダーや人事から許可が出たので作業で開始。週単位のスケジュールは立てるけど、細かいタスクは口頭報告を受けて、設計やコードを書くのはその人がやることなった。自分がお願いしたルールは「設計やコードが出来たらはマンツーマンでレビューすること」「困ったら声かけて相談」すること（続

朝比奈むかで𝕏 🐰(本物) @asahina_mukade

最初は慣れない状況に戸惑、自分で考えを伝えるのが難しそうだった。設計は手書きのフローを見ながら問題点をあらってその場解決し、結論は間違ってても本人に決定させるようし、修正は何が問題だったかを報告させた。ガツガツ仕事する印象じゃなかったけど、結果が出てくると顔付きは良くなった（続

朝比奈むかで𝕏 🐰(本物) @asahina_mukade

その人はプログラマーとしては、実績の薄さから、達成意識が足りないように思えたので、大目標「簡単なUIシステムの完成」、それを実現するために用意する小目標を週単位日単位で、お互い相談して決めて作業していった。当初目標は3週間だったが、実際は1週間ちょいで完成した（続

朝比奈むかで𝕏 🐰(本物) @asahina_mukade

経験は足りないけど、コードの質はそれなり、速度は割といい。折角だし設計を見直し、システムを使いやすく拡張を視野に入れた作業を進めてもらった。作業が楽しいらしく残業したいと言ってきたが、最小時間に収めるように指示。さて、これで「役立たず、実力不足」とかどういうことだよ？と（続

朝比奈むかで𝕏 🐰(本物) @asahina_mukade

モチベーションが上がり、アウトプットに対してフィードバック（良し悪し）が得られる事で、自分の足元がちゃんと見れるようになり、目標設定も出来るようになってきた。3週間経過して、システムが形になった頃、何処から嗅ぎつけてきたのか、その人を使いたいと言われた（続

朝比奈むかで𝕏 🐰(本物) @asahina_mukade

プロデューサーが根回して、結局事後承諾なやり口でもぎ取られていきました。担当変わる事を伝えるMTGの時、PGリーダーにわからん事はなんでも聞いて、自分に自信持って頑張るように、だけ伝えました。その後、リリースされたアプリのストーリーモードの会話劇を全部担当したそうです（続

朝比奈むかで𝕏 🐰(本物) @asahina_mukade

教育も含めて、キャリアパスをどうしてくか？というのは会社がどうするかの方向性がある程度ないと難しい。技術屋の現場監督が新人教育までやるんか？と煙たがる人も多いから、現場で踏ん張る状況もあるのは理解しないといけないし、さらに会社自体がサポート出来ないと全体が右肩下がりになる（続

朝比奈むかで𝕏 🐰(本物) @asahina_mukade

失敗することも含めて、企業体力や余裕も必要であることを認めた上で、人を育てることが出来る人材を育てるに加えて、業績以外での評価が出来ないと、そりゃ業界全体が先細るに決まってる。聴き心地の良い台詞ばっかで、その人材をどう育てるか？じゃなくて発掘刈り取りすることばっか言うんじゃねぇ

朝比奈むかで𝕏 🐰(本物) @asahina_mukade

えらく真面目な事書いた気もするけど、自分なんぞ面倒なクソオヤジ扱いやしなw どう生きていこうかのぉ。。。

たかひろ @itohtak

@asahina_mukade ジュニアプログラマにはジュニアプログラマなりのマネージメントが必要って事なんですよね。その子が元のプロジェクトに戻って活躍できて良かったと思います。ジュニアプログラマの扱い方を知らないチームに入ったらまた干される危険性もありました。

朝比奈むかで𝕏 🐰(本物) @asahina_mukade

@itohtak おっしゃる通り、本人の能力を伸ばす為に個別のマネージメントが必要なんです。画一的な方法も一定も効果はあるんですが、全てをカバー出来ないど、さらの言うとシニア側も教育が最重要なんですが、ここがキャリアパスとしては確立の難しい分野であると思います。