新聞記者 @npkey 氏による、ある地方都市での記者クラブ問題の報告

@npkey

おはようございます。少しだけ復帰。昨夜から未明につぶやいた記者クラブのことと、自分の立ち位置のことを書きます。受け取り方はいろいろあるでしょうが、思う通りに。

@npkey

まず、補足しておきたい事実のこと。昨夜登場させたクラブは、常駐社がいる、とあるお役所のクラブ。直接見聞きしたものに違いありません。ただし、自分自身が現在、常駐しているものではありません。いずれも、過去あった事実で、今日現在もまったく同じ状態であるのかどうかは分かりません。

@npkey

この例はあくまで一例で、他の場所、組織では、もっとしっかりと自覚を持って活動して下さっているクラブもあります。自分も触れたことがあります。が「こんなところもあったよ。いろいろな見方ができるとは思うけど、自分は自分はマズイと思ったよ」と、紹介したくて書きました。

@npkey

次に、自分の位置です。なんやらあやふやに見えてしまった可能性もありますが、間違いなく私も、記者クラブ制度の恩恵を以前から受けている受益者です。気持ち良くはないですけれど。そういった意味で、偉そうに天空からつぶやけるようなクリーンな立場ではないのですね。

@npkey

まぁ、突き詰めて言えば「中の人」以外の何者でもなくて、自分自身に斬りかかっているようなものです。正直なところ、つぶやいていて楽しいわけがありません。

@npkey

「マスコミ不信を増大させて何が嬉しいんだ」と言う、同業者とおっしゃる方からのご指摘もありました。嬉しそう、はしゃぎすぎに見えてしまったか…。すみませんでした。本音、うれしくありません。

@npkey

ただ、マズイ姿を放置しておくのはもったいないと思っています。信じて就職した業界、会社には、素晴らしい蓄積や資源がたくさんあり、有能な先輩たちがたくさんいて。魅力的で大好きですから。たとえば「マスコミなんぞ解体しちまえ」と言うご意見を受けたりしたら、明確に反対します。

@npkey

マズイ姿、自分がベテランと呼ばれる時代なったら、残っていないといいなあ、と。「臭いものに蓋」よりは、臭いものを取り除く努力をしたいと思います。外からの責めに任せるのでなく、中からできることをちゃんとやらねば。せっかく中にいるのだから。改めて思わされたところです。

@npkey

立場を確認すれば、自分の主戦場はもちろん「中」です。許される限り、中でささやかにレジストして行きます。マスコミのジャーナリズムが好転する可能性があると、信じています。

@npkey

自分が見聞きした今の姿の記者クラブがずっと続いていくことは、望んでいません。ちょっと詳細書けませんが、手の届くところから、改善の手を打っています。毎度ささやか、ですけど。等身大は、たいしたことありません。私は、そんな感じの人です。

@npkey

なお、ここでつぶやけるのは、知っていることのうち、氷山の一角でしょう。今、中央で問題の検察ー司法クラブの問題は、片田舎で知り得たことに過ぎませんが、時を改め、少しずつ書きます。長々と読んでいただき、どうもありがとうございました。徒然おわります。