小山田浩子「工場」tweet書評まとめ
- holeandweasel
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小山田浩子の工場を読んだ。古典作品のような主題でありながら、その中に現代性を取り入れた完成度の高い小説だった。男性目線ではない女性固有の世界観が表れていて、なかなか面白かった。
2015-01-31 16:45:54小山田浩子「工場」それぞれの事情で工場で働くことになった人たち。けれど、そこで与えられる仕事はどれも仕事らしくなく、何かある雰囲気がとてもよかった。日常の隣に潜む異常な世界。世にも奇妙な物語っぽさがある。これは好き。 #小説 pic.twitter.com/RAznqXv15v
2014-11-03 01:51:58小山田浩子「工場」読んでるんですけど、自分のことかと思うような記述があったので驚いてる。あまり爪を塗り分けることがないので、余計にこの整合性がすごい。 instagram.com/p/yWmXnFCMwL/
2015-01-27 18:55:18ナイス @finalfantasy222 【工場/小山田 浩子】純文学で心から面白いと感じたのは久しぶり。純文学って頁数が少ないことが多いから、一単語一文を噛み締める様に読むのが常なのだが(理解 →bookmeter.com/cmt/36168750 #bookmeter
2015-01-24 20:08:18小山田浩子著『工場』(新潮社)読了。表題作と「いこぼれのむし」の2中篇に短篇「ディスカス忌」の3作品を収めた、不穏な感じの作品集。何とも形容し難い描写が玉ねぎのように何層にもなって連なっていく。不気味でもなく恐怖でもなく......。この違和感はちょっと癖になるかも。
2015-01-12 20:46:37フィリップ・ワイズベッカーさんといえば、小山田浩子さんの『工場』や『穴』の装画を担当されてましたよね。かっこいい。 bit.ly/1vfbaQR
2014-11-26 11:56:47「工場」小山田浩子。ある工場に勤めている3人の1人称がかわるがわる出てくるのだが全部統合してもその工場の様子が判然としない。巨大だということはわかる。仕事の様子も不可思議で、ついには時間もずれているらしいことが判明し、ラストは驚愕。すごい。これがデビュー作だと。ひぇー土下座。
2014-10-16 21:53:30小山田浩子「工場」読了。 一人称が複数だし、生理的嫌悪感を抱く描写も多く気持ちが悪い💧 不安定で曖昧な人の主観というものがお化けより怖く、私にとってはホラー。 怖いもの見たさなのか、もう一度じっくり読みたい。
2014-10-12 22:48:15小山田浩子著『工場』の評者は津村記久子さん!/人と職場を、顕微鏡で眺めるような愉楽(波2013年4月号)shincho-live.jp/ebook/nami/201…
2014-12-17 23:17:00読了。なんかカフカっぽい。社内の人間模様を描いた「いこぼれのむし」が特に面白かった「工場 - 小山田浩子」 book.akahoshitakuya.com/b/4103336412
2014-10-10 00:04:12小山田浩子著「工場」、おもしろかった!奇妙だなと感じつつもそれを受け入れてく、ながされてく日常?!主人公というと、頭の中で勝手に美女にしてしまう傾向ある?!最後にびっくりしてしまった。コケで屋上緑化というの、実際にもいちおうあるのね〜
2014-08-05 15:54:27【工場/小山田浩子】 「穴」で芥川賞取った人のデビュー作。なんというかもう、ホント酷い(褒めてる)。表題作はじめ、何作か入った短編集みたいな作りなんですが、かなり描写がエグくて、読んでる途中何回か肌擦りました。何がどうエグいのかは是非ご一読を #RTの数だけ好きな作品の紹介をする
2014-05-16 22:37:50小山田浩子『工場』表題作読了。得体のしれない巨大な工場で奇妙な仕事に従事する三人の男女が住宅街も山も河もある「並大抵の町より余程大きい町」のような工場について各々の視点から語る。意味は欠け、全貌は見えない。現代の隠喩などと読むとつまらない。単に変な小説がある、その無意味の面白さ。
2014-05-10 07:59:46小山田浩子さんの『穴』(新潮社)は直木賞受賞の表題作はもちろん、他に収められた「いたちなく」「ゆきの宿」もいい。『工場』に収録されていた「ディスカス忌」から続いている連作だ。この連作短編はもっともっと読みたい。ぜひ、小山田さんのライフワークにしてほしいなあと思う。
2014-05-17 17:47:35小山田浩子「工場」再読了。 著者と同年代ですがこの世代の持つ価値観や思想性を文学という場においては著者に託してもいいのでは思うほど。小山田さんはまだ新人でしょうしちょっと褒めすぎですが注目し続けていきたい。
2014-05-25 21:33:10小山田浩子『工場』(新潮社)読了。工場で働く3人の仕事内容は、ひとりはシュレッダー作業員。ひとりはコケで屋上緑化を行い、並行してコケの研究も進める。ひとりは真面目な校正員。仕事内容も曖昧ではっきりしない。工場内もなぞがいっぱいだ。不思議な世界観にぐいぐい引き込まれていく。
2014-06-15 23:07:38小山田浩子面白かった。芥川賞の『穴』は夏の話なんだけど、始終じっとりじめじめ、茹だるような暑さだけど薄ら寒さもあるような感じ。この人の作品、職場で折角選定して受入れたのに、皆あんま借りてかないから、あてくしごっそり借りてきやした。『工場』も読んじゃうんだから。はやく文庫出んかなー
2014-06-29 16:07:19