加古「ふるたか、か……」 古鷹「そうだよ、古鷹だよ!」 加古「ごめんな、あたし、こんなんになっちまった……」 古鷹「いいの、生きていればそれでいいの!」 加古「……!」 古鷹「どうしたの!?」 加古「うまれる……やつらのこだ……」 古鷹「違うよ、加古の子供だよ!」
2015-02-25 03:55:15ウルミ「艦娘とか、深海とか……昔は、そういうムズカシーこと考えてたさ。でも今はどっちでもいい。アタシは、アタシだ!」 #古鷹型重巡古海
2015-02-25 04:24:38深海の影響を受けた古鷹と加古の子、古海(ウルミ)……オッドアイで左目が金、右目が青。黒髪の重巡。艦娘の装備のほか、深海から奪った武装も使える。ネ級とは遠い親戚。 #古鷹型重巡古海
2015-02-25 04:26:25ウルミは生まれてすぐ鎮守府に連れて行かれたけど、そうでない古鷹や加古の子は艦娘を恨む教育がなされてそうだな #古鷹型重巡古海
2015-02-25 07:27:09「これをご覧ください、『ウルミ』のDNAです」 「これは……」 「ベースは古鷹と加古のものですが、そこに深海の影響が見られます」 「遺伝子キメラか」 「非常に珍しいケースですが、そういうことになります」 #古鷹型重巡古海
2015-02-25 07:37:59「そしてもう一点……彼女には深海に見られる『艦娘への憎しみ』が見られません」 「なおかつ、深海の武装への適合性がある……分かった。しばらく家で預かる」 #古鷹型重巡古海
2015-02-25 07:40:35古海「これは……?」 青葉「ああ、これですか?カメラ、っていうもので、風景を記録しておける装置です」 古海「ふうん……」 青葉「良かったらこれ、あげます」 古海「アタシに?」 青葉「はい!いっぱい、撮影してください。使い方は……」 #古鷹型重巡古海
2015-02-25 07:58:05古鷹「古海、それ、青葉に貰ったの?」 古海「うん!一緒に撮ろうよ!ママも一緒に!」 加古「写真かぁ……照れくさいなぁ」 衣笠「はい、それじゃ、撮りますよ。笑って!」 \カシャッ/ #古鷹型重巡古海
2015-02-25 08:00:54「『古海』は、街の風景を、艦娘のみんなを、なにより、父親である古鷹と、母親である加古を、青葉に習いながら撮影しているようでした。海しか知らない彼女にとって、陸はさぞかし珍しい物だったのでしょう……」#古鷹型重巡古海
2015-02-25 08:03:29「ここ数日は、出撃もなく、穏やかな日々を過ごしていました。『古海』も、鎮守府のみんなと仲良くなっていきました。まるで、深海の影響などないみたいに……」#古鷹型重巡古海
2015-02-25 08:05:24「……あの夜は、古鷹と、退院した加古、そして『古海』の三人で、川の字になって眠ったと聞いています。親子のように……」#古鷹型重巡古海
2015-02-25 08:07:09古鷹「……敵襲!?しばらくなかったのに……」 古海「敵襲?」 加古「古鷹、あたしも行く」 古鷹「まだ安静だよ!古海も……古海?古海はどこ?」 加古「いつの間に居なくなってる……通信部!やつらのコースを教えろ!!」#古鷹型重巡古海
2015-02-25 08:10:50古海「……あれが、敵?でも、私を呼んでる……」 [集え。地上を青く染めよ] 古海「なんだろう……頭の中に声がっ……」 衣笠「古海ー!こんなところにいたんd……ねぇ、それはなに?」 古海「……えっ?」 衣笠「落ち着いて、それを捨てて」 古海「……」#古鷹型重巡古海
2015-02-25 08:13:39衣笠「もうこんなところまで……防衛隊はまだなの?」 古海「……たたかう」 衣笠「えっ?」 古海「わたしが、奴らを追い出す。砲の撃ち方を教えて、今すぐ」 衣笠「う、うん!」#古鷹型重巡古海
2015-02-25 08:16:38古海「……はぁ、はぁ」 ???「ドウシタ?モウ終ワリカ?我ラニ弓ヲ引イタ代償ハ高イゾ、『同胞』」 古海「なに、言ってんの」 ???「ナンダ、知ラナイノカ。ナラ、教エテヤロウ……」 […………………………!!!!!!!!!!] #古鷹型重巡古海
2015-02-25 08:19:55古鷹「古海!古海ー!」 古海「……ここだよ、お母さん」 古鷹「良かった、無事だったんだね!」 古海「……うん」 古鷹「良かった……」 古海「ねぇ、お母さん」 古鷹「なに?」 古海「教えて、アタシの、出生について」 古鷹「!」 #古鷹型重巡古海
2015-02-25 08:22:11