「イヤーッ！」からはじまる与太話

しまな @cimana_ns

さっきの「イヤーッ！」の件でなんか出来たので投げることにする

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実際与太話であり登場人物は無論フィクション。あと出てくる艦娘はさくしゃが間宮アイスをキめて見たものであり貴方のイメジと違ったらリムブロなりしていい、いいね?

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横須賀鎮守府近くの繁華街。通常であれば艦娘の出歩き…まして夜遊びなど許されない場所。駆逐艦・暁は一人で歩いていた。事の始まりはなんてことはない。大人のレディならこんな場所一人で歩けるし、土産を買って配ってくる程度当たり前だろう…といった所だ。 1

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(ちゃんとお使いはしたわよ。一人前のレディーだもの)やや不貞腐れた表情で歩く暁。人混みを避けようと空いている道を歩いているうち、気が付くと彼女は細い路地を歩いていた。 2

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後ろから足音。暁は不審に思う。自分と同じ道で帰っている人がいる?もしかしてお節介な第六駆逐隊のみんながついてきているのだろうか。それにしては姿が見えない。…もしかして、尾行? 3

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「何よ！わざわざ隠れてなくていいじゃない！」暁は不安に耐えかねて後ろに叫ぶ。しかし返答の代わりに「んっ！？」後ろからハンカチのような物を押し当てられる。(誰…よ…)頭がふらつく。思考がまとまらない。立っていられない…目の前にいたのは男だった、しかし逃げ出せない。 4

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「こんな所一人で歩いてちゃ駄目だろお嬢ちゃん?変な大人に襲われちゃうぜぇ?」モヒカンの男。「まあ遅いみたいだけどな！ククク…」逆モヒカン。「いいからとっとと連れてくぞ。上玉だ」チョンマゲの男。「いや…近づかないで…」暁は逃げ出そうとするがへたり込んで動けず…「イヤーッ！」 5

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「暁遅いわね。やっぱりここは雷に任せておけばよかったのよ。」「雷ちゃん…でも、もう門限なのです。なんで帰ってこないんでしょう?」「道に迷ったのかな?…あれ、吹雪さん」「えっと…青葉さん見なかったでしょうか?古鷹さんが探してたんですけどいなくって」「さあ?」 6

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「とっとと載せてくぞ。さっさと持ってけ「「イヤーッ！」」「アバーッ！」…え?」チョンマゲ男は逆モヒカン男を見ていた。が、突然彼の視界からモヒカンは消えた。…その首ごと。 7

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「イヤーッ！」「アバーッ！」チョンマゲ男は呆然とモヒカン男を見ていた。その視界からモヒカンが消えた。首ごと。「アイエエエ！！」事ここに至りチョンマゲ男は事態を理解した！艦娘である！モヒカン男は床にへたり込み失禁！「艦娘！路地裏に艦娘ナンデ！？」 8

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「アイエエエ！こんなのってないぞ！グッドビズ！グッドビズのはずなのに！」チョンマゲは逃げようとする！路地の出口へ！路地裏にセーラー服を着たハイスクールの生徒めいた人影が見えるが構わぬ！「ウオオオー！」スラックスからリボルバーを抜き、闇雲に撃ちながら突進！ 9

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BLAMBLAMBLAM！何たる非人道突撃か！だが人影は動かず、衝突した。「アイエッ！？…ア…」セーラー服の正体に気付いたチョンマゲは絶句する。そこにいたのは「取」「材」のメンポに艤装…艦娘である！「アイエエエ！」「ドーモ、恐縮です、青葉です。一言お願いします。」 10

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「アイエエエ！！」後ずさるチョンマゲ。それに対し一歩ずつ青葉は近づく。「言ってくれますよね?青葉、見ちゃいましたし」「な…何をする気だ！」「あっははは、インタビューですよインタビュー。」「そ、そうか。なら俺をここから出しグワーッ！」チョンマゲは蹴り倒され、青葉が乗りかかる。 11

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「じゃ、インタビューといきましょうか。」「お…俺は何も知らなグワーッ！」「あんま時間かけさせないでくださいねー。情報って新鮮さが命なんで」「分かった！話す！話すから俺を逃してくグワーッ！」「あんなことしてシャバに帰れると思ってます?」「ア…ア……」 12

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しまな @cimana_ns

「うー…なんか頭がガンガンするぅ…」「暁ちゃん、大丈夫なのです?」「へーきよへーきっ！お土産もちゃんと持って帰ってきたし！」「おいしそうなのです！…って長門さん！？」「…暁。話が…いやいいか。お土産、くれるな?」「は、はい！」(…とにかく、ちゃんと帰ってきてよかったのです) 14

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(おわり) 15