「破壊せよ、と彼女は言った」読了。完成度が高くて、ジャンルを越えてオススメできる一冊。「ジュブナイル・ロマン」ということで、純然たるファンタジーというより、神話や伝承をノンフィクションチックに起こした感じという印象でした。
2015-02-18 23:02:00→印象的な砂っぽい世界が、主人公の預言者を待つ苛烈な運命を象徴しているようで。文章のイメージは三島由紀夫を軽やかにした感じ。ルビの使い方が異邦っぽさを上手に演出していたと思います。
2015-02-18 23:08:42→なんていうかな、一言だと「死んで、生まれ変わる」お話だと思いました。自由になるとはいつも何かを失うことだ。最後のシーンの清々しさは、澄みすぎていて痛いほど。全然ジャンル違うけど「ゼログラビティ」のラストを思い出しました。
2015-02-18 23:18:05男装少女とかエロスとか「美味しい」要素もあるし、多様な読み手を飽きさせない作品だと思います。私は飴のシーンが好きだな。自分も久々に自分の作品を作ってみたいような気分になる、そんな一冊でした。ご馳走でした。
2015-02-18 23:21:06【破壊せよ、と彼女は言った】 後日談「ムツイリ」(geocities.jp/akari23432/hei…) #clashofmyclan
2015-02-22 22:32:22@yatsukami 痛くて辛いのに力強いのな、もうどうか幸せになってくれって、祈ることしか出来ないな。やちゅかさんの作品はいつもそうなるよ。
2015-02-22 22:45:13@yatsukami 途中送信しちゃいました。例え炎の中でも、もう凛と生きられるイルハマさんイメージでした。 主人公より先に描いてしまった(^o^;)
2015-02-25 22:06:01@yatsukami ありがとうございます。読んだら描きたくなってしまって衝動のままに出来ました(*´-`) スッゴい燃やしたかった(笑) このあと、少し肉付きがよくなった辺りでマグリちゃんと泣き笑いの再会をしてほしいです。二次妄想がはかどります。はい。
2015-02-25 22:16:47@sousakuTL 「破壊せよ、と彼女は言った」八束さん:王命に従い預言者として王国に繁栄をもたらす少女マグリと、血塗られた王との因縁に縛られる女奴隷イルハマ。たった一度の交差が運命を変える、その凄まじさに圧倒されました。呪いは人を殺しながら、人を生かすものなのだと思いました。
2015-03-01 18:32:30@yatsukami 面白いよう面白いよう……とひいひい言いながら拝読しました。本当に面白かったです!!素敵な読書体験でした。ありがとうございました!
2015-03-01 19:49:58八束さんの『破壊せよ、と彼女は言った』読みましたー!ちょっとずつ読もうと思ってたのに、気がついたら最後まで読んでしまっていたという…。しばし余韻に浸りたいと思います…
2015-03-01 21:21:36