【スーパーニュースアンカー】有本香さんのコメント 2015/03/03 #アンカー #anchor

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【補助金交付企業から「献金」】（１）有本：政治資金規正法の２２条３というところに、補助金負担金などを受けた企業なり団体は献金してはいけない、ということは明確に書いてある。そのあとの６番目のところに、それを「知りながら」受けてはならないと。 #アンカー

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【補助金交付企業から「献金」】（２）有本：つまり知らなかったらいいという解釈になっている。知らなかったらいいとは書いていないが、知りながら受けてはならないということ。「悪魔の証明」みたいなものなので、知らなかったということは証明できないが。 #アンカー

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【補助金交付企業から「献金」】（３）有本：前から言っているが政治資金規正法は、政治家が自分たちをしばるための法律を自分たちで作っているわけだから、解釈でどのようにでもできるという部分もある。 岡安：抜け道はいくらでもあると。 #アンカー

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【補助金交付企業から「献金」】（４）有本：サニー氏が言ったような、集まった人たちに食べ物をふるまうとか、サリーをプレゼントするとか、日本では買収行為なのでダメ。でも途上国に行って選挙にぶつかるとお祭り騒ぎみたいな感じで、我々外国人でもその輪に入れるくらいのことはある。 #アンカー

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【補助金交付企業から「献金」】（５）有本：やっぱりインドも今後きびしくなってくるとは思う。ただそうはいっても、いまの日本の選挙制度にもいろいろ問題はあるが、昔の中選挙区の時代に比べたら、いまの日本の選挙も相当お金がかからなくなった。 #アンカー

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【補助金交付企業から「献金」】（６）有本：企業や団体の献金には上限額があるから、そんなに莫大な額は献金できない。そういう点からも、政治とカネというのはスケールが小さくはなっている。ただこの法律自体、いろいろなところに抜け穴があるし、それからわかりにくい部分もある。 #アンカー

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【補助金交付企業から「献金」】（７）有本：それと今回の件、政治家は知らないと言ったら逃れられるが、送った企業の側は罪に問われる。企業側もおそらく毎年決まった額を献金していたんだろう。あまり自覚なく、たとえば「今年も何十万」といってルーティンでやっていたと思う。 #アンカー

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【補助金交付企業から「献金」】（８）有本：補助金を受けたところで献金を消さないといけなかったのが、残っていたのだろうという風に思われる。送る側も罪に問われるということを、私たちも、企業側も心しなければいけない。 #アンカー

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【補助金交付企業から「献金」】（９・了）有本：補助金というのは何千項目とあるので、それをチェックするだけでも大変な作業にはなるだろう。だから送る側も気をつけることが必要で、今後そういう何らかのチェック機能を持つ必要があると思う。 #アンカー

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【下鴨神社の境内にマンション】（１）有本：全国の神社仏閣の中には資金難で敷地の一部に住宅を建てたり、あるいは「ちょっとこれはいかがなものかな」というような営利事業をしているところもある。 岡安；住居を建てているところはすでにある？ 有本：実際そこに行ったこともある。 #アンカー

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【下鴨神社の境内にマンション】（２）有本：しかし下鴨神社は世界遺産になっていることもあり、ちょっと特別。重要な文化財の保護に関して、もうすこし周辺もふくめたルール。それから費用をどのように公費で補助していくかということをきちんともう一度考え直す機会だと思う。 #アンカー

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【下鴨神社の境内にマンション】（３）有本：下鴨神社の社司の人は「中の人間が汗をかかないといけない」と言っていた。いろいろ苦労はあったと思うが、この方法は切り売りみたいな話で、汗をかかない方法。そうではなく「頭に汗をかく」というか、いろいろ方法はあると私は思う。 #アンカー

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【下鴨神社の境内にマンション】（４）有本：たとえば下鴨神社は拝観料を取っていないと。拝観料を取るとお参りする人が少なくなるんじゃないか、だれにでも来てほしいということはあるだろう。しかしこれだけ重要な神社だと、イベントなどもふくめて拝観料収入を得るのは必要だと思う。 #アンカー

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【下鴨神社の境内にマンション】（５）有本：たとえばサニー氏も言ったが、インドの世界遺産、タージ・マハル。あそこは拝観料が高い。とくに私たち外国人は日本円にして２０００円以上取られる。でも維持するための費用ということで、みんな納得する。 #アンカー

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【下鴨神社の境内にマンション】（６）有本：お宮自体の存在が問われてしまうので式年遷宮をなくすなんてことはとてもできない話。世界遺産にもなっている重要な神社でもあるので、それだけのメンテナンス費用がかかるということをもっと世間に対して訴えて納得感を得ることが必要。 #アンカー

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【下鴨神社の境内にマンション】（７）有本：あるいはたとえばテレビなどの撮影にもっと今まで以上に使ってください、そのかわりお金を取ります、というような形にするだとか。変な話だが、こういうことをする前に、お金を取るためのいろいろなアイデアはあるんじゃないのかなと思う。 #アンカー

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【下鴨神社の境内にマンション】（８）岡安：ちょっと不安もある。１０７戸とあるが、どういう人が住むのかというのもあるだろう。 有本：氏子になることが条件ということだが、やはり神社の氏子とか、あるいは寺であれば檀家。こういうものがいま崩壊してしまっていることが根底の問題。 #アンカー

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【下鴨神社の境内にマンション】（９・了）有本：ただやはり現代流の、スマートにお金を取るための知恵をもうすこし模索してもらいたいと私は思う。下鴨神社の台所事情がきびしいことを、今回の報道で初めて知った人も多いのではないか。広報が足りなかったんじゃないかという感じもする。 #アンカー

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【熱点～大阪の未来を考える】（１）有本：大大阪（だいおおさか）とは大正の終わりから昭和のはじめ、戦前のこと。アンカーのスタッフの人たちも、この大大阪時代は知らないと。いま東京から来ているよそ者の私だが、血筋的には私も大阪人。私の父は曽祖父から３代続いた浪速っ子。 #アンカー

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【熱点～大阪の未来を考える】（２）有本：私事で申し訳ないが、私は父から大大阪時代の話を聞いていた。大阪は非常にすばらしかったと。いま大阪は未来のことを考えるターニングポイントに来ている。だから、いま大阪がなにを取り戻さなければならないかを、歴史の中に学ぼうという企画。 #アンカー

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【熱点～大阪の未来を考える】（３）VTRで戦前の大阪のカラー映像が流れる。初代通天閣が画面に映る。 村西：いまと形がちがう。 有本：エッフェル塔を模したなんて言われていたが、これは日本で初めての鉄塔。 岡安：東京タワーはまだなかった。 坂元：賑わいもある。 #アンカー

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【熱点～大阪の未来を考える】（４）サニー：この映像は６０年代？ 有本：いやいや、サニー氏や私が子供のころの６０年代と言っても通りそうな感じだが、実は戦前（一同、あらためておどろく）。いまから８０年くらい前。 岡安：戦前でこれなら、かなり活気があって先を行ってた感じ。 #アンカー