プロレスラーの自伝を読む~ブッチャーの話を中心に
- gryphonjapan
- 9271
- 1
- 3
- 2
なぜか10年ほど前にトップ級レスラーの自伝が相次いだ感じがしますが、「魂のラリアット」と「幸福な流血」はちょっと出来がよすぎるぐらい出来がいいです。 この2冊は、ある意味特別かもしれません。文庫や電子書籍になってほしいですね。 @yelldevi
2015-04-05 15:44:19@gryphonjapan ブッチャーが来たとき「彼は太いから2,3年しかもたない」とハンセンの引き留めに語ってよけいに不信を買ったとか。でも、SWSの荒川などはまさに「ストゥージ」だと思いますね。あと有名な話では、ストロング小林はボディスラムをされるときに股間を握るという話w
2015-04-05 15:44:30キッドの「ピュアダイナマイト」ブラッシー自伝、ベンチェラの「プロレスラー知事」もよかったですね。あとはオースチン、ホーガン、フレアー、マサ斎藤あたりも RT @gryphonjapan: 10年ほど前にトップ級レスラーの自伝「魂のラリアット」と「幸福な流血」は出来がいいです。
2015-04-05 15:46:21あのへんって翻訳料や権利を払ってもペイするのかな?とひとごとながら思いましたよ。 @yelldevi
2015-04-05 15:48:13@gryphonjapan 流智美文体は一発でわかるのですが、レスラーとプロモーターのポリティカルなステラジーとか読み応えがありますよね。多少日本人に都合よく書かれている印象ですが。またテーズ信者だけあって、レスラーの強さのファンタジー感も抜群です。
2015-04-05 15:48:48ブッチャーのほうも、自分的にはレスラーになってから「客を沸かせる工夫」とおもに「ガチの強さ」のことが気になってたのですが、やはりちょっと触れてましたね。時々聞く論法ですが「ガチでもやれてなかったら、そもそもトップにあがれない。俺はトップ。だからガチもできる」 @yelldevi
2015-04-05 15:51:23@gryphonjapan WWF関係は出版社からそのまま版権買ってるのではないでしょうか。ブッチャーやハンセンはほとんど日本人の代理人?との関係からでは。
2015-04-05 15:51:31まあ大ヒットするほどでもないでしょうが、手堅く売れるのがプロレス本なのでしょうね。黄金時代の回想記ならさらに。今のプロレスブームも、関連本で売れるものは売れているようですね。棚橋本とか @yelldevi
2015-04-05 15:54:07ハンセンは、日本でシンとブッチャー見てから観客席になだれ込むスタイルとブルロープのギミックを作ったとか。アメリカでは刃物が怖くてできないとか。ハンセンが強調してたのは、一つのテリトリーやポジションで定着していたらギャラは絶対上がらないということ。 @gryphonjapan
2015-04-05 15:54:40@gryphonjapan やはりアメリカのスポーツノンフィクションて面白いんですよね。けっこう内容が重層的というか。日本は沢木耕太郎や山際淳司のモノマネばかりですが。これで人種問題とかが理解できたらもっと面白いんでしょうが。
2015-04-05 15:56:35ブッチャーの「自分の家はインディアンと黒人の結婚で、両人種とも互いを見下していたから微妙な立場だった。だから家族の絆は強かった」という話なんかたった数行ですけどd.hatena.ne.jp/gryphon/201503… の話題と関連し、たぶんもっと重かったんだろうな、と。@yelldevi
2015-04-05 16:02:32ハンセンも、ブロディの「プロモーターはレスラーから不当に搾取する敵。他の後輩先輩レスラーにも手助けしないで自分だけがトップに立つ」という考えについていけなかったと語ってますね。これもブロディが不当な民俗的差別をされたからかと推測してしまいます @gryphonjapan
2015-04-05 16:12:21青年篇で今日は読みきり(笑)。 レスラーになってからの話は、また後日。 登場しますはシーク、テリー、デストロイヤー、馬場、レイス・・・ @kimurapro
2015-04-05 16:16:27人種とレスラー、といえば流智美氏が「異人たちのハリウッド」に寄稿した原稿が一番ダイレクトにそれを問題にしていた名短編でしたね。今もどこかで読めるかな? @yelldevi
2015-04-05 16:20:57実は「怪獣使いと少年」再刊にともない押入れから出して手元にあるというw本来プロレスは東欧系のプアホワイトの娯楽。インディアンはベビーでカウボーイはヒール、スィータンのロペスいじめあたり載ってます RT @gryphonjapan: 人種とレスラー流智美氏「異人たちのハリウッド」
2015-04-05 16:34:26暇つぶしに押し入れから、スタン・ハンセン「魂のラリアット」ブッチャー「幸福な流血」、切通理作「怪獣使いと少年」樋口尚文「グッドモーニング、ゴジラ」「ゴジラ画報」トム・ウルフ「ライト・スタッフ」などを引っ張り出して楽しんで読んでいる。20年間進歩してないということ。
2015-04-05 16:42:38<togetter用> 上の文章は、追記編集してひとつの文章にまとめました。 こちらを読んでいただいても結構です 【「ブッチャー~幸福な流血」より”少年篇”を紹介。勤勉なワルの黒人少年が貧しさの中で見つけた知恵 - d.hatena.ne.jp/gryphon/201504… 】
2015-04-05 19:09:37togetter用資料 ここに流智美が「民族とプロレス」をテーマにした一文を書いている・・・はず。 / “Amazon.co.jp: 異人たちのハリウッド―「民族」をキーワードに読み解くアメリカ映画史: 泉山 …” htn.to/cNNDWz
2015-04-05 19:12:01togetter用資料 流血の大悪役人生の果てに―。アブドーラ・ザ・ブッチャー、「C型肝炎を移した」責任で2億円以上の賠償命令。 - d.hatena.ne.jp/gryphon/201406…
2015-04-05 19:13:24