『白妙の徒花』の感想まとめ

2015年4月19日に開催された名華祭に『DreamTale』の新作として発表した『白妙の徒花』の感想ツイートのまとめになります
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青矢鴉/家庭事情欠席 @aoyagarasu

承前)ぶりがとても可愛い。そんな中で太陽の畑で幽霊が目撃され、話は急展開を迎える…。いやぁ、まずその設定と挟まれる薀蓄に唸る。故事や花の知識をさらりと挟んでくるのは流石の一言。そして、幽霊騒動解決の為に出てくる霊夢と早苗さんも話に深みを与えている。結末は途中で読めてしまうが、⇒

2015-05-16 23:35:31
青矢鴉/家庭事情欠席 @aoyagarasu

承前)幽香が少女に与える救いと、少女が人間だからこそ選ばなかった選択と、幽香が妖怪だからこそ避けた結末がとても切ない。あーゆうかりん最高なんじゃ~。幽香の日傘への考察はお見事としか言いようがない。妻は百合物だと思っていたようですがw さくっと読めるので、みぞれ文庫入門に是非!

2015-05-16 23:35:45
青矢鴉/家庭事情欠席 @aoyagarasu

白妙を読んだ妻の感想。 蛙の神様って千と千尋に出てきたあれ?(違います みんな死んじゃう話だから、死なないハッピーエンドが見たいです。花の妖怪が妖怪としての存在を保つ為に最後ああいう決断をしたのはとても良かった、との事。私は今読んでる最中。

2015-05-16 16:36:05
太田ユリ @AnneShirley_

夢月みぞれ先生の「白妙の徒花」読む。はあーーーーーーーーいい話だった…………………………………………

2015-05-14 20:40:07
太田ユリ @AnneShirley_

こういうストレートに素敵な話を読まされると自分がとてもひねくれているようで困ってしまいます

2015-05-14 20:40:47
屋鋪🌞 COMITIA146 S32a @sunny_nari

名花祭での頂き物「白妙の徒花」(夢月みぞれさん著)読了。 うまく感想書けるかなー…とにかく泣けました。うん。おじさんはこういう話に弱い系なのですよ! 車椅子に乗る可憐な少女と幽香の邂逅から始まる物語…正直、先の展開を何通りか想像しながら読んでいました。 (続く

2015-05-12 22:31:30
屋鋪🌞 COMITIA146 S32a @sunny_nari

しかしながら彼女と幽香のやりとり、所々に散りばめられた幻想郷ならではの情景やミステリー要素、著者の深い造詣から引き出される花やそれにまつわる物事の描写…文章一つずつに奇抜さはないけど、構想力が素晴らしく完成度の高い物語に組み上げられています。終盤のどんでん返しは笑えた。 (続く

2015-05-12 22:34:11
屋鋪🌞 COMITIA146 S32a @sunny_nari

何より好きだったのが、本作の主人公である風見幽香の描写。 少女を通してその内面が見事に表現されており、新鮮味を感じつつも何だか納得してしまったり…。 風見幽香という存在、性質を深く多角的に捉えてるからこそ、こういった事が書けるのかなと感じられました。 (続く

2015-05-12 22:35:23
屋鋪🌞 COMITIA146 S32a @sunny_nari

みぞれさんの小説は初めて読ませていただきましたけど、これが夢月ワールドかっ!と舌を巻きました。 東方好きなら是非読んでみてほしいですコレ。 (終わり

2015-05-12 22:36:17
辻堂基信⚓ @m_tsujidou

DREAM TALE「白妙の徒花」 幽香を主役に据えて、幽香と人間の少女の交流を描いた作品。ゆったりとした作風ながらキャラクター達がとても「らしく」描かれ動いているのが読んでいて楽しい。→

2015-05-11 23:47:00
辻堂基信⚓ @m_tsujidou

→幽香の少女に対する感情というものが、人間それと違ったものであることをしっかりと味わうことができた。 幽香の黙祷を捧げる対象に、ああ、そう来たか、とシビレました。

2015-05-11 23:47:19
銅折葉 @domioriha

Dream Tale「白妙の徒花」、読了。 こちらは名華祭の新刊。ひまわり畑の妖怪、風見幽香と一人の少女のお話。作者さんの持ち味であるヒューマンドラマ成分がとても素敵な形で結実した一冊。人妖の距離感や幽香の孤高さ、登場人物の心情が丁寧に描かれております。

2015-05-11 21:22:20
銅折葉 @domioriha

(承前)物語の軸にはいくつかの謎もあり、これは派手なものではないですがきっちりとミステリーを作っており、そこへの注目も欠かせません。実のところ、前作の火車のゆくえに関してはお燐の心情を中心に、結末にやや首をひねる部分があったのですが、今作の幽香は私のイメージにぴたり合致しました。

2015-05-11 21:25:36
銅折葉 @domioriha

(承前)色鮮やかな花々のイメージのある幽香に対して、モノトーンの表紙がとても印象的ですが、何より奥付のあとのカバーの折り返し部分がその印象をさらに際立たせる演出をつくっております。個人的にに本サークルさん一押しの一冊。 dreamtale07.web.fc2.com/works.html

2015-05-11 21:28:36
ホプレス @hopelessmask

夢月みぞれさんの「白妙の徒花」読了。風見幽香と彼女が見初めた『花』の物語。素晴らしい話でした。彼女が人間臭くなっていったことは悲劇だったのかそれとも。 美しく、妖怪らしい(先程の表現と矛盾していますが)幽香さんに興味がある方は例大祭でも頒布されるようなので是非。

2015-05-03 21:38:30
@sokojanai

「白妙の徒花」(Dream Tale)一人の少女の一つの魂の在り方を、幽香と彼女に纏わる者、そして花々を通して見つめた作品。個人的なカテゴライズとしては『火車のゆくえ』に類する他者への慈愛に満ちたヒューマンドラマかと。幽香の妖怪としての力強さを裏打ちするものへの優しさと、→

2015-05-02 00:18:47
@sokojanai

→その優しさの為に顕す力強さが表裏一体となって、切ないながらもとても清々しく躍動した感があった。過程で挟まってくる世間との軋轢や内面のジレンマから目を逸らせない所や、向日葵といった冷静な傍観者との対話もまた、Dream Taleの作品として非常に大きなテイストでしょう。→

2015-05-02 00:18:51
@sokojanai

→まだまだ考察の余地の多い風見幽香という像を心象から読み解くとしても、彼女と環境に纏わる群像劇としても頁数以上に読みでのある一冊だと思います。 dreamtale07.web.fc2.com/works.html

2015-05-02 00:18:57
こばしゅ🍺 @kbyashu

白妙の徒花(Dream Tale/夢月みぞれ 氏) 風見幽香と少女の話。 儚く健気な木綿子に対した幽香の心の中がよく描写されてるなと。 (続く) #東方版深夜の真剣書評60分一本勝負 pic.twitter.com/B6RlxrmEp2

2015-04-25 22:58:29
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こばしゅ🍺 @kbyashu

(続き) 幽霊・幽体離脱がキーになりますが最後まで読んで納得感がありました。「木綿」についても。 今作も台詞の掛け合いが良いなと。特に向日葵との掛け合いが幽香らしいです。 ラストの幽香の提案と木綿子の回答、エピローグ。いろんなものが最後のセリフに込められている感がありました。

2015-04-25 22:58:34
すうネ. @suune_

夢月みぞれさんの名華祭新刊を読み終わった。感想は、自分の中で多少まとまったら書こう。いやあ、良い本だった。電車の中で泣いてしまった。

2015-04-20 17:44:05
すうネ. @suune_

夢月みぞれ さんの「白妙の徒花」読了。幽香と、車椅子に乗った黒髪の少女「木綿子」の出会いから別れまでを描いた物語です。情景描写がくどいみたいなこともなく、安心して読めました。書き慣れているんだろうなあ、と。 さて、キーワードとして印象に残ったのは、魂、人と妖怪、美、死、心、(続く

2015-04-23 02:12:57
すうネ. @suune_

続き) 花、の6つでしょうか。魂や死については、同サークルの前作「Calamity Call」でも取り上げられていましたね。P70の諏訪子の話によれば、幽香は木綿子の純粋な魂に惹かれたとのことですが、ここに人妖の美的感覚の対比が表れているように思いました。「本当に美しいものは

2015-04-23 02:13:27
すうネ. @suune_

続き) 変わらないようにできている、だから人の死も花の終わりも変わらずやってくる(P41)」という幽香の考えが示すのは、「終わりがあるから価値がある。妖怪は、(人や花が)頑張って生きることに美を感じる」ということ。字面だけ見ると、人の死や花の終わりそのものを美しく感じている

2015-04-23 02:13:56