美影vsるなか

一応こちらでもまとめておきます。
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美影💜🧂 @scrllett2

これは2人の提督の邂逅のお話.... 美影「いやぁ、今日は付き合ってもらってすまんね。」 りべあ「んや、特に構わないさ。どうせ暇だったんだし、気にはなってたからね。」 美影「?何をだ?」 りべあ「久しぶりだろ?美影が....使うの。」 美影「....確かにな。」

2015-04-22 12:53:20
美影💜🧂 @scrllett2

美影「とはいえ使わなきゃいけない事態になっていないことを喜ぶべきだろうな。」 りべあ「そうだねぇ。焦った事態は何度かあったがね....」 美影「それでもさ。いくら戦えるとはいえ艦娘には心配をかけたくはないし。」 りべあ「もう大分心配かけてるだろう?夏に。」 美影「ぐっ....」

2015-04-22 12:53:28
美影💜🧂 @scrllett2

りべあ「ああいうことは、もう無しにしてくれよ....?」 美影「わかってるさ。その為に帰って来たんだから。」 りべあ「全く、本当にわかってるんだか。蒼龍は大変だねぇ。」 美影「その言葉、翔鶴にそっくりそのまま言ってやろうか?」 りべあ「べ、別に私は....!」 美影「そうか?」

2015-04-22 12:53:35
美影💜🧂 @scrllett2

美影「この間だって....」 ーーー ーー ー この2人は鹿屋基地に所属している提督。 今日は用事があり、宿毛湾に来ている。 りべあ「それにしても珍しいな。美影からこんな事を要求するなんてな。」 美影「....正確には俺からではないんだ。」 りべあ「なるほどね。」

2015-04-22 12:54:03
美影💜🧂 @scrllett2

2人が話していながら歩いていると.... 「あ、おはようございます!お待ちしてました!」 元気な声が飛んできた。 美影「お、わざわざ迎えに来てくれたの?ありがとうね、吹雪ちゃん。」 吹雪「そりゃあ提督のお2人が来るんですから!」 りべあ「相変わらず偉いねぇ。私らなんかに。」

2015-04-22 12:54:09
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吹雪「そ、そんなことを仰らないで下さい!お2人はとても優秀な提督ではないですか!」 美影「君の所には負けるさ。彼の方がよっぽど優秀だよ。こんなグレーゾーンぎりぎりの提督よりね。」 りべあ「....」 吹雪「え?」 美影「さ、行こうか吹雪ちゃん。」 吹雪「あ、はい!」

2015-04-22 12:54:19
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吹雪「あ、そのぉ....ちゃん付けはやめてくれませんか?」 美影「え?」 吹雪「は、恥ずかしいので....」 美影「うーん、どうしようかなぁ(笑)」 りべあ「ほどほどになww」 ーーー ーー ー 吹雪「では司令官を呼んできますね!」 美影「うん。ありがとう。」

2015-04-22 12:55:31
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美影「うちもああいう真面目な子が欲しいなぁ....」 りべあ「美影が提督やってる間は無理だろ。」 美影「え?それ酷くね?」 ガチャ.... 「すみません、お待たせしました。」 美影「あぁ、いえ。コチラこそ今日はありがとうございます。るなか司令官。」

2015-04-22 12:55:38
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るなか「コチラこそ本日はよろしくお願いします。」 2人は握手をし.... 美影「すみませんね、屋内の訓練場まで使わせてもらって....」 るなか「いえ、滅多に使うものじゃないですから。」 りべあ「確かに、今はもう使う機会は少ないだろうね。一部の艦娘には必要かもしれないけど。」

2015-04-22 12:55:43
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るなか「一部?」 りべあ「咆哮の所とか。」 美影「あぁ、あそこには必要だな(笑)砲撃戦より肉弾戦を強化してる鎮守府なんてあそこくらいだろ(笑)」 るなか「確かに聞きませんね....」 りべあ「提督が提督だからww」 美影「せやな(笑)」 りべあ「せやかて工藤。」

2015-04-22 12:55:47
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美影「うっさいわ(笑)」 るなか「さ、着きましたよ。」 ガラガラ.... 美影「おぉ、随分しっかりしてるし広い。十分すぎるね。」 るなか「そうですか?なによりです。」 美影「ここなら問題なさそうだねぇ。助かります。」 りべあ「じゃあもう始めるかい?」 美影「そうだね。」

2015-04-22 12:55:57
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るなか「それで、今日手合わせしたいと仰っているのは....美影さんですか?」 美影「いや?」 るなか「じゃあ....」 りべあ「私でもないよ。」 るなか「....え、えぇ?」 美影「手合わせしたいって言ったのは....」 [Hello] るなか「え?」 美影「コイツだよ。」

2015-04-22 12:57:10
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美影が差し出したのは、金色に輝く綺麗な宝石みたいなもの。 るなか「こ、これは?」 美影「バルディッシュって言ってね。私のもう一人の相方といった感じか。」 [Yes,sir] るなか「うわ!喋ってる!?」 美影「今日手合わせしたいのはバルディッシュなんだ。」

2015-04-22 12:57:15
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るなか「えぇ?でも手合わせっていっても....」 るなかは困惑する。 当たり前だ。目の前のものは単なる宝石。 手合わせなんて出来るわけがない。 美影「大丈夫だよ。バルディッシュ。」 キィン! 突然光ったかと思えば美影はその手に黒い斧のようなものを持っていた。

2015-04-22 12:57:22
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るなか「....なっ!」 美影「手合わせの理由、伝わりましたでしょうか?」 るなか「....え、えぇ。なんとか....」 美影「それは良かったです。」 [Thankyou] るなか「あ。い、いえ。」 りべあ「お互い大丈夫かな?そろそろ始めるよ?」

2015-04-22 12:57:28
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美影「あ、るなか司令官。」 るなか「はい?」 美影「ライトセーバーを使って、本気でかかってきて下さい。」 るなか「....いいでしょう。」 美影「それと、何が起きても驚かないように。お願いしますね?」 るなか「....」 りべあ「(美影の奴、久しぶりだからって。)」

2015-04-22 12:57:31
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りべあ「じゃあ2人とも。距離をとって。」 2人はある程度の距離をとる。 りべあ「では手合わせ....」 美影「....」 るなか「....」 りべあ「始め!!」 美影提督対るなか司令官....始まります。

2015-04-22 12:57:34
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りべあ「手合わせ....始め!」 りべあの掛け声により美影とるなかによる手合わせが始まった。 先に動いたのは.... 美影「行きますよ....!」 ダン! 美影とバルディッシュが先手を取った。 るなか「(正面から?ならうけて立つ!)」

2015-04-22 22:26:06
美影💜🧂 @scrllett2

美影「ハァ!」 るなか「ええい!」 ガキン! るなか「(やはり切れない....これも特別なもの!)」 美影「そう簡単にバルディッシュは切れないよ!」 ガキン! るなかは力に負け弾かれる。 美影「バルディッシュ!」 [Yes,sir] 美影「プラズマランサー!」

2015-04-22 22:28:52
美影💜🧂 @scrllett2

るなか「!?」 美影が叫んだ後に出現したのは光の弾。それも電気を帯びている。 るなか「....まさか!?」 美影「ファイア!」 るなかの予想通り、光の弾はるなか目掛けて発射された。 るなか「!....早い!!」 弾道が直線的とはいえ光の弾のスピードはかなりのものだった。

2015-04-22 22:32:15
美影💜🧂 @scrllett2

るなか「防ぐしか....!」 るなかは剣を構え腰をすえる。 発射された弾は4発。 るなか「でやぁ!」 バチバチバチバチン! 光の弾を全て弾き落とすが.... るなか「うっ、電気で痺れる....!?」 美影「避けた方が賢明だったね!」 るなか「!?」

2015-04-22 22:35:41
美影💜🧂 @scrllett2

美影「ハァ!」 るなか「....!」 ドガン! るなか「ぁあ!!」 りべあ「美影の奴....前より早くなってるな。弾を撃った直後に背後に回り込むなんて。」 るなか「くっ....早い....」 美影「まだまだこれからですよ?貴方もまだ本気ではないでしょう?」

2015-04-22 22:39:06
美影💜🧂 @scrllett2

るなか「....ええ。当たり前です!」 美影「そうでなくては....!」 るなかは再び剣を構える。 美影は考えていた。先ほどのやり取りを。 美影「(おそらくるなか司令官は受けのタイプだろうな。カウンターを決められたらマズイ、か。遠くから攻撃を仕掛けつつ回り込む!)」

2015-04-22 22:42:42
美影💜🧂 @scrllett2

るなか「(遠距離攻撃があるなんて予想外だったけど電気の痺れを除けば耐えられる。後は上手く攻撃を入れられれば....!)」 美影「....バルディッシュ!」 ガシュン! るなか「!?」 美影「ロード、カートリッジ!!クレッセントフォーム!!」

2015-04-22 22:45:35
美影💜🧂 @scrllett2

バルディッシュは柄の部分から弾薬を1発吐き出し....形を変える。 るなか「リーチが伸びた?」 美影「クレッセント....」 るなか「!?ヤバイ!!」 美影「セイバー!!」 バシュン! 変形した斧は鎌になり、美影はその鎌の刃を飛ばした。

2015-04-22 22:48:48