アニメのこと。映画的ということ。
- kanata0954
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個人的に映画を観ることは好きだし、劇場作品を作るときは映画になっているかどうかにはこだわっている。また、映画について語ることや評論を読むことも多い。 けれど、必ずしも自分の作品が「映画として見られる」保証はないし、押しつける必要もない。 この辺りは、より慎重に考えるべきだろう。
2015-05-12 03:03:49TVシリーズやPVは映画的である必要すらないはずなので、最早、演出や監督を目指す最低条件が「映画好き」ということも不要なのかもしれない。 映画について熱く語った後、ふとこうした疑問につき当たることがある。
2015-05-12 03:25:32少なくとも、主題と手法は常に対になるもので、手法が決まらないと作品を掘り下げることは出来ない。現場でもなかなか理解してもらえない部分です。
2015-05-12 04:09:24アニメにおいて、画は重要なのは間違いないのだけど、TVや劇場作品を作るとき、声優さんの演技と音響スタッフの仕事に頼る部分はとても大きい。自分にとってその比重は年々増している気がする。
2015-05-12 04:40:19自分にとっては「映画とは何か」という考察が作品作りに必要無いのかもしれない論も切実だけど、これに「仕事とは何か」を絡めることで大分、現在のコンテンツの在り方に迫れるという気がしています。
2015-05-12 09:10:54アニメ「SHIROBAKO」では基本的に先代に敬意を払いながら集団作業を次世代に継承していく姿を描いていたと思う。作中ではアナログからデジタルへの移行を旧世代→新世代という世代論になぞらえていたが、これからの仕事論として考えると少し違う視点が出てくる。
2015-05-12 09:27:39これまでは企業が映画やTV作品を作り、志望者は目標を掲げてそこに就職するという構図だったが、次世代のコンテンツは制作規模も個人単位になり、制作フローも全く違うものになっていくだろう。職分もよりゼネラリストに近いものが求められるはずで、個人が作品作りに直接関わる事が増えていく。
2015-05-12 09:38:30これまでに作られたコンテンツや、その制作者に対するリスペクトは持つべきだが、仕事論として継承する価値のあるものかどうかは客観的に見ていく必要があると思う。家電業界や出版業界の推移と同じ事はもう映像業界でも進んでいる。
2015-05-12 09:55:55「映画風味」という志向。
TVシリーズやPVは映画的である必要すらないはずなので、最早、演出や監督を目指す最低条件が「映画好き」ということも不要なのかもしれない。 映画について熱く語った後、ふとこうした疑問につき当たることがある。
2015-05-12 03:25:32@nishiki_hiroshi 「映画らしさ」が求められる時もあるしそうでない時もあるでしょうね。どこに制作側の意識を集約して、興行としての座組を提供していくか。制作現場とマーケティングや販売の距離をもっと近くする必要があるのではないかと思っています。
2015-05-12 03:32:20@yasutaketin 大半の観客にとっては、映画自体、一種の教養や偏った趣味になりつつあって、映画的なものを目指すことは「映画風味」というスタイルの一つを志向するということなのかもしれません。
2015-05-12 03:42:35@nishiki_hiroshi マニアックな映画青年のままではいられない、という感じはします。もっと観衆の側に寄っていかないと、という感じで。
2015-05-12 03:57:05@yasutaketin 一生懸命に頑張るほどに、だんだん好きなものにすがっていくところがあって、按配が難しいところなのです。
2015-05-12 04:00:14昔の映画/アニメと今のアニメ
@satojumichi @tachime @animesama @nishiki_hiroshi 横から失礼致します。 一視聴者からの意見としては、 昔の映画:資金力、制作期間の観点で自分が納得出来る素晴らしい作品を作りたい。 昔のアニメ:少ない金額で毎週完成品を作っていく
2015-05-12 09:57:57@satojumichi @tachime @animesama @nishiki_hiroshi 今のアニメ:デジタル化して省略、流用出来る部分が増えたことによりアニメの質が向上 映画に拘らなくても自分が納得出来る作品が作れるようになった っと言うことではないでしょうか?
2015-05-12 10:01:18@AstrayH2nd @satojumichi @tachime @animesama そこは作り手の問題というより、かつて興行側や映画会社にあった(今もあるかも)考え方ですね。映画>テレビという。
2015-05-12 10:08:33若い監督にとって「アニメで映画のようなものをつくる」が必ずしも目標ではない?
アニメ雑誌をパラパラめくっていたら、最近の監督は映画的というよりも映像的なものにこだわっているという印象を受けました。なるほどー。
2015-05-12 04:05:23@animesama 映像に対するモチベーションが強いのは感じていたのですが、自分でもあまり区別出来ていなかったなぁと。
2015-05-12 04:11:05@animesama @nishiki_hiroshi そうなんですか。老若問わず殆どの監督さんは、いつかは映画をと考えているように感じていたので世代的にそういう層がいるとは意外でした。
2015-05-12 08:17:11@satojumichi @nishiki_hiroshi この10年くらいで、若い監督にとって「アニメで映画のようなものをつくる」が必ずしも目標ではないのだなあと思う事が何度かあったのです。たとえば、ゲームをいかにそのままの印象でアニメのかたちに収めるのかを目標にするとか。
2015-05-12 08:22:09@satojumichi @animesama 監督キャリアの一つの目標として「劇場作品」があるというのは、どの世代も変わらないと思うのですが、それが「映画」でなければならないという意識はもうあまり無いのではと感じています。 もちろん、個々に目的は様々という前提なのですが。
2015-05-12 08:31:06