対性暴力システム“Anti-Sexual Assault System(PARABELLUM(パラベラム))”開発者・日本対性暴力研究所のツイート紹介【導入編】

今回はアカウント起動直後のツイートから、主に性犯罪の実態と「レイプ神話」の真実について収録します。追々具体的な護身術についてのツイートもまとめてゆきます。 ※日本対性暴力研究所(@PARABELLUM_ASAS )は、Anti-Sexual Assault System を開発しているNPO法人日本対性暴力研究所の公式アカウントです。 なお、PARABELLUM(パラベラム)は日本対性暴力研究所のNPO化に伴い、Anti-Sexual Assault Systemのペットネームとなりました。 Facebook:https://www.facebook.com/parabellum.asas 続きを読む
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日本対性暴力研究所 @PARABELLUM_ASAS

【性犯罪の実態 3】「被害者が怪我をしていることは少ない」 強姦されるのが嫌なら必死で抵抗して傷を負うはずというのは思い込みで、米国の調査では強姦された被害者の約67%は外傷が無かったと報告されています。

2015-03-19 16:31:49
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【性犯罪の実態 4】「表に出ない性犯罪が多い」 日本で実施された、いくつかの調査によると、強姦の被害者が警察に被害届けを出した割合は4〜14.8%でした。そのため、性犯罪は統計の数字よりも多いことがわかります。

2015-03-19 16:35:12
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【性犯罪の実態 5】「男性も被害者になる」 強姦の被害者の大部分は女性で、加害者の大部分は男性ですが、男性の被害者も確実に存在しています。ただ、男性は性犯罪に遭わないという思い込みの為に被害が報告されることがありません。

2015-03-19 16:38:28
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【性犯罪の実態 6】「被害に遭ってもすぐに届け出ることは出来ない 性犯罪の場合は被害者の精神的なショックが大きいため、被害に遭っても直ちに警察へ被害届けを出す事ができず、被害を届け出る決心をするためには相当な時間を必要とします。

2015-03-19 16:41:18
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【暴力の神話と真実 1】神話:暴力行為は稀で私の住んでいる地区では重要な問題ではない。間違った選択をする人が被害に遭う。私は賢いので十分に暴力を避けられる。事実:暴力は間違いなく一般的なもので年齢、性別、人種、性的指向、職業を問わず犠牲者はいる。

2015-03-20 18:06:13
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【暴力の神話と真実 2】神話:強姦犯は変質者で木陰や路地に隠れて夜に一人歩きをしている女性を狙っている。真実:強姦犯は通常、面識ある人で親しいか表面的な付き合いのある人物。交際している男性か夫であったり親族であったり元上司・同僚、たまに雑談をする男性であったりします。

2015-03-20 18:09:16
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【暴力の神話と真実 3】神話:私を襲う泥棒や攻撃してくる人は異人種であまり知らない怖い人。中には良い人もいるけれど、特定の人種には気をつけた方が良い。真実:あなたを襲う人は、ほとんどの場合、あなたと同じ人種です。調査結果によると犯罪は同じ人種間で行われる可能性が最も高い。

2015-03-20 18:11:10
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【暴力の神話と真実 4】神話:暴力的な人は怖い雰囲気で汚く、髭を剃っておらず、頭がおかしい。ホームレスや精神異常のある人を私は避けます。彼らの目を見ればわかります。真実:加害者は一見普通の人で人混みの中では目立ちません。

2015-03-20 18:12:00
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【暴力の神話と真実 5】神話:加害者は公共の場所に潜んでいる。例えば駐車場、公園、暗い道。一番安全なのは家にいることで暗くなったら家にいれば安全である。事実:ほとんどの犯罪は家もしくは被害者宅の近くで行われます。そして性犯罪は日中にも発生し若いほど襲われる可能性が高くなる。

2015-03-20 18:14:14
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【暴力の神話と真実 6】神話:護身術とは攻撃されたら、相手を殴り返すこと。真実:護身術とは襲われる前に言葉と態度で相手に立ち向かうことであったり、理性が判断する前に直感に従って行動をする事です。

2015-03-20 18:16:00
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【暴力の神話と真実 7】神話:言葉の攻撃は無視する。相手にすれば、状況は悪化する。真実:言葉の攻撃を無視するのは得策ではありません。その攻撃に対して反応する方が安全です。

2015-03-20 18:16:50
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【暴力の神話と真実 8】神話:殴り返してはいけない。反撃は相手を興奮させるだけでもっと痛い目に遭う。真実:加害者はあなたのどんな些細な抵抗にも反撃してきますし、例え抵抗しなくても暴力は止みませんが、強く抵抗することで暴力を止めさせることが出来ます。

2015-03-20 18:21:29
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【暴力の神話と真実 9】神話:女性は弱いから自分を守ることは出来ない。小さい人は大きい人と戦うと必ず負ける。真実:思っているより男性と女性の力の差はありません。あらゆる体型の加害者から女性や子供は身を守る事が出来ます。体型や力は別として全ての男性に目や股間などの弱点があります。

2015-03-20 18:23:15
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【暴力の神話と真実10】神話:加害者の目的を知る事が重要。本当に襲われるかどうかを確認する必要がある。真実:加害者があなたの境界線に踏み込んで来たら即行動が望ましい。悲劇は掴まれる前から始まっており、待つより行動した方が遙かに良いのです。

2015-03-20 18:25:25
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【暴力の神話と真実11】神話:地面に倒されたら終わり。真実:襲われて倒されてもキックして抵抗出来ます。あなたの足の力は攻撃者の腕の力より強いはずです。

2015-03-20 18:26:57
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【暴力の神話と真実12】レイプの目的はセックスであり、加害者はセックスに飢えている。真実:性的攻撃の目的は相手の人間性を攻撃することにありセックスだけではありません。相手をコントロールし、屈辱を与え、支配するために性的攻撃を取ることが解っています。

2015-03-20 18:34:53
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【暴力の神話と真実13】神話:性暴力を受けるには人には理由がある。派手な服装をしたり、夜に出歩いたり、加害者の部屋に行ったり。自己責任です。真実:誰にも性暴力を受けなければならない理由はありません。責任は常に加害者側にあります。被害者の責任では決してありません。絶対に違います。

2015-03-20 18:43:41
日本対性暴力研究所 @PARABELLUM_ASAS

右を向いても左を見ても風が吹けば桶屋が儲かる的に特定の政治問題と性暴力を結びつける人々がいる。理屈は解るが実証的な証拠があるとは言い難い。全ての政治問題が解決しても恐らく性暴力は無くならない。イデオロギーよりも連帯を。小さくとも具体的な行動で性暴力を許さない国民の紐帯を結ぼう。

2015-03-22 01:06:12
日本対性暴力研究所 @PARABELLUM_ASAS

PARABELLUMのロゴは「傷付いても闘う牧羊犬」で、自らが傷付いても誰がために戦う意志を表しています。ロゴの赤色は偽りの無い心を表し、黒は何の色にも染まらないことを、白は性暴力と戦う覚悟を表しています。 pic.twitter.com/ICEO05fVYQ

2015-03-22 02:33:00
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