六甲山の植生遷移(神戸新聞のコラムから)

2015年5月15日 神戸新聞夕刊の1面コラム「六甲山の植生遷移」服部保(兵庫県立大学名誉教授・「六甲山大学」実行委員)がめちゃ面白かったので、その遷移のところをご紹介。
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kingstone @king1234stone

2015年5月15日 神戸新聞夕刊の1面コラム「六甲山の植生遷移」服部保(兵庫県立大学名誉教授・「六甲山大学」実行委員)がめちゃ面白かったので、その遷移のところをご紹介。しかし・・・何でわかるんだろう?土にふりつもった花粉とかを調べるとわかるのかなあ?

2015-05-16 10:40:04
kingstone @king1234stone

3千年前の六甲山 原生状態の照葉樹林(山頂部を除く)現在、再度山や摩耶天上寺に残っている。

2015-05-16 10:42:25
kingstone @king1234stone

(Wikipedia 照葉樹林から。 "植物社会学における植生の区分ではヤブツバキクラスと呼ばれる。構成樹種として重要なものはシイ、カシ類である。")

2015-05-16 10:44:47
kingstone @king1234stone

弥生時代から飛鳥時代の六甲山。照葉樹林が徐々に伐採され、薪、柴、炭などを生産するための「里山林」へと転換された。弥生時代から飛鳥時代までは常緑樹の里山林(コジイ林)。

2015-05-16 10:47:30
kingstone @king1234stone

(ここで私が思ったのは、弥生時代の人って、照葉樹林を伐採した後、薪や柴や炭を生産するために意図して里山林になるように樹木を植えたのだろうか?という点。もしそうだったらすごいよね)

2015-05-16 10:49:07
kingstone @king1234stone

奈良時代の六甲山。落葉型の里山林。(コナラ林)

2015-05-16 10:50:06
kingstone @king1234stone

(これも人間が意図してそうなったのか、それとも伐採したら勝手にそうなったのか?)

2015-05-16 10:50:38
kingstone @king1234stone

室町時代の六甲山。針葉型の里山林(アカマツ林)

2015-05-16 10:51:36
kingstone @king1234stone

江戸時代の六甲山。アカマツ林が消滅してはげ山に。

2015-05-16 10:52:04
kingstone @king1234stone

(これは人口が多くなり、薪や炭の需要が多くなってはげ山になってしまった、植林するという考えもなかった、と考えていいんだろうか?江戸時代にそんなに周囲の人口増えたのかな?)

2015-05-16 10:53:27
kingstone @king1234stone

明治時代の六甲山。緑の大切さが認識されるとともに植林が進められ、アカマツ林が復元。

2015-05-16 10:54:36
kingstone @king1234stone

(江戸時代にはげ山になってて、明治になって緑が復活というのは神戸市の小学校で習うと思う。確か、水害対策でもある、というのも習うと思う)

2015-05-16 10:55:49
kingstone @king1234stone

昭和の六甲山。マツクイムシのためにアカマツ林が衰退し、代わってコナラが優勢となり、現在に至るが・・・

2015-05-16 10:57:00
kingstone @king1234stone

現在の六甲山。コナラ林は照葉樹林に向かって急速に遷移している。

2015-05-16 10:57:43
kingstone @king1234stone

(ってことは3千年前のほとんど手付かずの状態に戻ろうとしてる、ってことか?人間の手を加えないようになれば、もとの形に戻っていこうとする、ということだろうか?)

2015-05-16 10:58:55