学園物語２【テドイア】

大崎巧実 @mboxtw

ちょっと前に一人で萌え萌えしてたのがテッドさん達が普通に高校生してたらって話。 所謂学園物。 テドテトは双子で幼馴染みにカイト。 カイトとテッドさんはクラス一緒だけど、テトさんは別。 ちなみにイアたんは一個下。

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かさねーずのママは二代目テト。 パワフルに乙女な彼女は自分の子供達にママって呼ばせてる。つか呼ばないとめっちゃ怒る。 テトさんは気にせずママ、って呼ぶけどテッドさんは呼びたくなくて、普段は母さんって言ってる。そして教育的指導を受ける(笑)

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二代「ママって呼びなさいって言ってるでしょ！！」 テド「うるせー！ママなんて呼べるか！！」 二代「お黙り！ママに逆らう事は許しません！」 テド「息子の年も考えろってんだよ！まーま！！」 こんな感じ。

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重音家ではママが絶対。優しいママだけど教育的指導は物理(笑) 専らそれはママって呼ばないテッドさんに向く。 テド「息子がグレてもいいのかよ！？」 二代「うちの息子はママ思いの優しい子だからグレる事はありません！やれるもんならやってみな！」 テド「ぐぬぬ」 結局負けるテッド。

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んで。テッドさんは素行が良くないので、学校に呼び出された事がある。が。 二代「息子の成績が落ちたんです？」 先生「いえ、むしろ良い方で…」 二代「じゃあ無関係の生徒に手を出したとか？」 先生「そういう訳では…」 二代「息子はなにも悪くないじゃない！」 ママご立腹。

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呼び出されたのは、喧嘩で騒ぎ起こしたから。 けどテッドさんは自分から喧嘩吹っ掛けたわけでも、普通の生徒に絡んだわけでもない。 喧嘩する相手を選んでるのに何が悪いの！！ってのがママの言い分。 ボコっていい奴ボコって何が悪い！っていう。

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テッドさんは口が悪いのと、売られた喧嘩は買ってしまうから、先生から目をつけられてる。 けどクラスメイトからは優しいし、悪い人じゃないし、って普通の評価。 ふつーに友達は一杯いる。

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ちなみにテッドさんの成績がいいのは、ママのスパルタを受けたくなくて、毎日放課後に図書館で勉強してるから。 なのでテトさんのが悪い。 二代「テトちゃん！なんなのこの成績は！ママ許しませんよ！！テキスト終わるまでご飯はお預け！」 テト「うええ、ママごめんなさいいい」 こんな感じ。

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ママの勉強はむっちゃくちゃ厳しい上に課題も凄い量で、それ知ってるからテッドさんは宿題もきっちり仕上げてる。 図書館通いなのは、家だとテトに邪魔されて勉強が頭に入らないから。 ついでにカイトもついてきて二人で勉強してる。けどカイトはテッドさんに絡んで怒られる(笑)

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同じクラスだから進行も課題も一緒で、カイトはテッドにわからない所聞きたいんだけど、テッドさんも自分で手一杯だし邪魔されたくないから絡むと怒る。 カイ「ねーテッド君、ここ…」 テド「歴史なら向こうの棚だ、自分で資料持ってこい」 ノートから視線外さずいいのけるテッドさんw

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ちなみにテッドさんの勉強にカイトがいつもくっついてきてたんだけど(カイトも自宅だと兄弟に邪魔されて勉強出来ない)のちにイアたんも加わる事になる。 テッドさんが放課後よって宿題片付けるのは日課で、それに二人がくっついてきたような感じ。 テッドさん、イアの勉強は見る(笑)

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テドイアネタなのでイアたんとの話。 イアたんは保険委員。看護婦志望なのでその延長。んでテッドさんは保健室常連。 喧嘩もあるけどあちこちで暴れまわるテッドさんは良く怪我するから。 治していかないとママが煩い。喧嘩なら勝てと。負けたら許さない。 喧嘩の仕方教えたのもママ(笑)

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テッドさんは男の子だから、喧嘩は男のたしなみよね！！ってぶっ飛んだ思考でテッドさんは鍛えられた。 ママは若い頃ヤンチャだったのよ、なんて笑うけど(笑) 若かりし頃の話は怖くて子供達は聞けないでいる。 ちなみにテトさんは女の子だから喧嘩は御法度。

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性格としてはテトさんのがお転婆で、テッドさんのが大人しいんだけど、ママのそんな教育でテッドさんの素行が悪くなったと言っても過言ではない(笑) 口の悪さと血の気の多さはママのせい。 ちなみにかなりのフェミニストなので女の子にはめっちゃ優しいよ。これもママの躾だよ(笑)

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保健室でイアたんと仲良くなって。でも付き合ってるわけじゃなかった。 話をするのは専ら保健室。学年が違うから早々会う機会もなくて。 でも偶然会えば声をかけるくらいには仲良し。 端から見るともどかしい二人(笑)

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保健室だけの付き合いだったけど、ごくごくたまに放課後デートする時もある。 と言ってもファーストフードでちょこっと喋って終わり。 暗くなりはじめたらおしまい。イアたんがもう少し、って思ってもテッドさんが切り上げちゃう。 これもママの躾。暗くなるまで女の子連れ歩くなと。

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イアたんは家が遠いわけじゃない。暗くなっても無事に帰れる距離。けどテッドさんが気にするからもう少し話したい、って言い出せなくて。 分かれ道まで送ってくれるけど、そこで終わるのが寂しい。もっと仲良くなりたいしもっと一緒にいたい。 が、テッドさんにゃそんな乙女心はわからない(笑)

大崎巧実 @mboxtw

テッドさんも学外で会う頃にはイアたんに惹かれてる。つか気になるから一緒に帰ろうって誘ったわけだし。 放課後デートも二人にとっては凄く凄く大きな事。 どちらも告白してないし、おっとりイアとマイペーステッドの二人だから進行もゆーっくり。 それを進ませたのはやっぱりママだった。

大崎巧実 @mboxtw

放課後に二人きりで会ってれば誰かには見られる。 つかいつもつるんでるカイトはイアの事を知ってるし、テッドさんがイアを気に入ってる事も気付いてる。たぶん好きなんだろうな、って。 ゆっくりのんびり距離を縮めていく二人を傍で見てた。幼馴染みの初恋を。

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ある日、テッドさんがいつものように図書館に行ってから帰ってくると、何故か茶の間にイアがいるんですね。 一度も家に連れてきた事はないし、話もしたことなくて。 ビックリしてるテッドさんにママが「彼女出来たならいいなさい！」って嬉しそうにはしゃぐのです。

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ちなみにママにばれたのはテトさんから。 どうやらテッドに彼女がいるらしい、未来のお嫁さんに会いたい！と拉致して来たのでした。 そしてイアの事を話したのはカイト(カイトくらいしか知らないから)後程テッドさんに思いきり〆られた(笑)

大崎巧実 @mboxtw

テド「テメェ、何イアの事言ってんだ……」 カイ「僕がママさんに勝てるわけないでしょ！！」 とそんな経緯。 そしてお互い告白すらしてない事にママが激怒。 イアたんに息子の事は嫌い？って聞かれてイアたんが真っ赤になって動揺して。好きとは言えないけど顔が言ってる(笑)

大崎巧実 @mboxtw

で、テッドさんにどうなのよ！ってママが詰め寄るわけです。テッドさんも言葉に詰まっちゃう。 まだ子供だし思春期は複雑で。 男らしくどっちか決めなさい！って怒鳴られて、そーだよ、好きだよ！ってブチ切れながら認めたテッドさんでした。 それがテドイアの馴れ初め(笑)

大崎巧実 @mboxtw

正式にお付き合いが始まったのはママが無理矢理くっつけたようなもので。 ゆっくり時間をかけていくはずだった糸を強引に結びつけられたと言うか。 ちなみに結婚も似たような経緯でした(笑)

大崎巧実 @mboxtw

テッドさんの18歳の誕生日の朝。ママが「テッド君も今日で18よね…男の子は結婚出来る年齢ね」って世間話のごとくに。 ちなみにテッドさんは言いたい事がわかってるのでガン無視。 けどママはしつこかった。テッドさんが反応するまで延々言い続けた(笑)