6月の松花

同棲松花bot @dousei_mthn

「5月も終わりだー」 『そんで6月は俺らご祝儀貧乏確定だ～』 「ジューンブライドの時期は結婚式多いからね」 『お金なくてお出かけ減りそうだけどお家で二人でまったりも悪くないよね』 「うん俺はそっちも好きだよ。んじゃそろそろ寝よっか。お休み貴大。また明日」 『お休み一静。また明日』

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『今日から6月始まりだー。一年ももう半分終わるのか』 「時が経つの早いよねぇ。あ、そうだ。月の初めだからネクタイお願いしていい？」 『おっけー。今月も頑張れますようにーっと。……出来た！』 「ありがとう。それじゃあ行ってきます」 『はーい。いってらっしゃーい！』

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「あ、仕事お疲れ。今週とうとう結婚式だなーおめでとう。緊張しすぎるなよ。ん？お願いがあるって？…余興で歌ってほしい⁉︎いやでも俺そういう予定なかったじゃん？ひとり出来なくなったから代わりに？…んーとりあえず一晩考えさせてくれるか？悪いなー明日には返事するから」

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「ごちそうさま」 『お粗末様でーす。…あのさ、今日の夕飯不味かった？』 「えっなんで？美味しかったよ」 『松川ずっと難しい顔してたから飯がまずいのかなって…』 「違うよー実は結婚式の余興に歌ってって欲しいって言われてさ。どうしようか悩んでんの」 『何それ一大事じゃん』

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「人前で歌うの得意じゃないしなーでも同期の門出は祝いたいし。一大事だよね」 『そうじゃなくて！松川が余興で歌ったら未婚女子に松川狙われちゃうから！それが一大事だよ！』 「えーそれはないよー」 『28で係長で高身長で高給取りで高学歴だよ？完全に良物件だから！うわっ俺の恋人すごい！』

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「それを言ったら花だって高学歴高収入高身長じゃん。俺の恋人凄いじゃん」 『俺のソレと松川のそれは全然別だもん… 』 「まぁ仮に狙われても関係ないよ。俺が好きなのは花だからね。って事でちょっと余興頑張るわ」 『逆にそういう男に燃えるタイプもいるからマジで気をつけて頑張れよな〜』

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『因みに余興で何歌うの？』 「多分家族になろうよかなぁ。元々歌う人がそれだったみたい」 『福山とか松川の得意分野じゃんー俺も聞きたいわー』 「希望とあらばいつでも歌ってあげるよ。花だけにね」 『その言葉忘れないでよ？それじゃあお休み一静。また明日』 「お休み貴大。また明日」

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『最近だんだん夜暑くなってきたよねーやだなー夏は。松川と一緒に寝られないんだもん』 「夏は仕方ないよ。夏に一緒に寝ると花に蹴られちゃうし」 『何度かチャレンジしたけどダメだったもんね。はーあ憂鬱』 「すぐに秋になるよーそれじゃあ行ってきます」 『行ってらっしゃいー』

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「お、いたいた。仕事お疲れ。例の余興だけどやらせてもらうわ。同期の祝い事の席だしさ、俺なりにお前のことちゃんと祝ってあげたいし。ホント奥さんのこと大事にしないよ。お前にはもったいないぐらいのいい人なんだからさ。ははっ、わかってんなら良いんだよ。…結婚おめでとうな」

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「ただいまー」 『おかえりーすぐご飯にするから着替えちゃってー』 「了解ー。…………うっわ！！！」 『松川⁉︎どうしたなんかあった⁉︎』 「部屋に蝶々がいた…」 『あぁー今日暑いから窓開けてたんだけど入ってきてたのかー。…俺逃がしてあげようか？』 「よろしくお願いします…」

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『松川はホント飛ぶ虫苦手だよねー』 「あの不規則な動きは得体が知れなくて無理」 『大学の時に俺らの部屋にゴキブリ出たときヤバかったもんな〜』 「あの時は花の方が騒いでたじゃん」 『ソウダッケ？とりあえず飯にしよーお前はお外にお帰り〜松川が怯えちゃうからね〜』 「怯えてはないし…」

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『俺居ない時に外で飛ぶ虫にあった時はどうしてんの？』 「平静を装ってる」 『じゃあ松川が飛ぶ虫苦手なの知ってるの俺だけ？』 「だねぇ」 『俺だけが知ってる松川の秘密か〜へへっ良い気分』 「俺は隠しておきたかったなぁ」 『ダメ。俺には弱み見せて。松川の弱い所も俺は好きなんだからさ』

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『まつかわくーん。そろそろねましょー』 「ああもう一時？仕事に集中してたわ。てか先に寝ててよかったのに」 『逆の立場だったら松川は先に寝ちゃうの？』 「寝ませんねぇ」 『そゆことです。なるべく一緒に寝たいのです。というわけでお休み一静。また明日』 「お休み貴大。また明日」

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『どうやったら松川に悪い虫がつかないように出来るかなー』 「えっ俺虫ついてる？」 『いやいや結婚式での話。んーいい方法ないかなぁ』 「心配性だね花は」 『愛ゆえですぅ〜。あ、松川時間だよー』 「ん、じゃあ行ってきます」 『いってらっしゃーい。気をつけてねー』

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『んん〜〜〜松川に未婚女子が群がらない良い方法………んー…あっ………コレだ！いやでもそうすると約束が…でもこれぐらいしか方法ないし…うわー悩む！』

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「ご馳走様」 『お粗末様です』 「食後にコーヒー飲むけど花はどうする？」 『甘いの一杯頂けますか？』 「了解です」 『松川の淹れるコーヒー美味しいからめっちゃ好き』 「ありがと。喫茶店でバイトしてた成果かなぁ」 『じゃない？バイト姿よく見に行ったよなぁ懐かし〜』

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「間取りとりあえず完成かな」 『おー近い！キッチンがまだ途中だったんだよねー』 「本当はもうちょっとものあるんだけどこれが限界かな」 『俺の部屋がめっちゃ綺麗～』 「本当はもうちょっと散らかってるよね」 『片付けは昔から苦手だから～』 pic.twitter.com/YoDAfLxz38

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『俺ね、俺の部屋と寝室に行く途中のココがすっごい好き！』 「それがあったからここにしたんだもんね」 『秘密基地に行くみたいでわくわくする～。っていうか俺こっちの部屋とってよかったの？』 「花は部屋にいることが多いでしょ？だから風通し良い方でいいんだよ」 『気遣いありがとー松川』

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『松川を信用してない訳じゃないんだけど…時々すごく胸がざわざわするんだよね。夜とか特にそうでさ』 「俺にもあるよそういう日。そういう時はさ、いつもよりくっついて寝よ？安心できるでしょ？ほらおいで？」 『ん、ありがと凄く安心する。…お休み一静。また明日』 「お休み貴大。また明日」

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『まつかわ…寝てる、よな？…さっきは変なこと言ってごめん。きっと幸せすぎるから不安になったんだと思う。俺は贅沢なヤツだね。そんでもってお前に好かれて本当に幸運だなって思うよ。…松川、好きだよ。大好き。俺はもう松川じゃなきゃだめだよ。…お前もそうなら嬉しいな』

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『松川おは…なんで前髪あげてるの⁉︎』 「いやなんか今日寝癖ひどくてなおんなかったからさー」 『それで外で歩くなっつったべ！ホントそれ歩く色気の塊だから！俺が直してやっから洗面所戻るよ！』 「そこで本気だすんだ」 『ここで出さずにいつだすんだよ！』