SEALDs公式がテロリスト擁護か?→鳥越俊太郎氏の発言でした→全文

内容の是非はともかく、発言の前後ぐらい見ようよ。 ※コメント欄に書き込まれた鳥越氏のスピーチの書き起こしをまとめに追記しました。
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たりちぱ@・x・@ノ @tari_tipa

あれは要するに、いままでなぁなぁで済ませてきたアメリカの敵を日本も敵に回せば、その結果として当然日本にもテロがやってくるという現実的なデメリットを懸念しているわけで。

2015-07-17 01:20:24
たりちぱ@・x・@ノ @tari_tipa

脊髄反射するまえに前後の流れぐらい読んでくれって話なんだけどなぁ。

2015-07-17 23:15:49
たりちぱ@・x・@ノ @tari_tipa

あの流れでIS擁護と受け取るのもアレなんだけど、相手はこう考えてるからこう対処しようという話をしているときに「鬼畜米英に与するのか!」って叫びながらリンチしてた時代と基本まったく変わってないよね。

2015-07-17 23:26:22
たりちぱ@・x・@ノ @tari_tipa

「おまえもテロリストと戦え!」っていわれて、「いや、ウチには9条があるんで…(いやまともに戦ったらこっちまでテロくらうじゃん、そんなんやだよ)」って時代の日本は平和で良かったよね。

2015-07-17 23:32:44

鳥越氏のスピーチ書き起こし

腹下しの助(@bitiguso)さんがコメント欄に書き起こしてくださった一連の投稿をこちらに転載します。

「あのね、集団的自衛権が実施されると自衛隊員が海外に米軍の後方支援に行く自衛隊のリスクが増すとか増さないとか 言うことが国会で議論になっています。 まあ、この議論自体も中谷さんと安倍さんの間でリスクが増すと言ったりいや増さないと言ったり、いろいろ食い違ってますけど、 そういう問題じゃないんですよ。 自衛隊はもちろん戦争にちょっとでも加わればリスクは上がります。 それは殺したり殺されたりする危険性は高くなります。

私が一番心配しているのはそんなことじゃない。 ついこないだの後藤さんが殺害されたことを思い出してください。 アレはどういう構図だったのか。 アレはですね、今、世界の基本的な対立構図、どうなっているのか皆さん、若い人たちだから頭回るでしょ考えてください。 一方でアメリカという軍事大国がいます。 そして、この二十世紀から二十一世紀にかけて、いろんな戦争が行われましたけども、 ほとんどの戦争はアメリカが仕掛けたものです。

ベトナム戦争然り、そして最近で言えばアフガニスタンもイラク戦争もみんなアメリカが仕掛けている。 まあ、アメリカが仕掛けられたのは唯一日本のパールハーバーであるくらい。 で、今世紀ほとんどはアメリカが仕掛けた戦争です。 そして、そのアメリカの対立勢力、アメリカと戦っているのは誰ですか?

それは2001年のニューヨークの貿易センタービルに飛行機がツッコんだあのセプテンバーイレブンを思い出してください。 あれは、世界中にいる特に中近東にいるイスラム教過激派、所謂我々がメディアが皆さん方がテロリストと呼んでいる人たちです。 たしかにやっている行為はテロです、自爆テロです。 しかし彼らの論理から言えば彼らは自分たちの持っている武器でアメリカと戦っている。 これが今世界の対立構図の一番重要なとこなんです、そこを理解してください。

まあ、イスラムというイスラム国というのがあります。 これもイスラム教過激派原理主義の人々です。 こういう人たちがアメリカそしてイギリスその他、アメリカに従うような国々と戦っています。 いまアメリカは地上軍を送っていません、空爆だけをしている。

で、私が一番言いたいのは、日本は集団的自衛権を行使して、そしてアメリカの軍と共同作戦、 まあ後方支援と言う部分もあるのでしょうけれども、兵站部を担って弾薬を供給したり食糧や油を供給したりと言うようなことがあれば、 当然米軍と日本の自衛隊は一体と見なされてしまいます、彼らから見れば。

とすると今まではイスラム教原理主義過激派の連中、所謂テロリストの連中からすれば、 日本はちょっとアメリカよりはちょっと離れてる国だった。 それが集団的自衛権が行使されるとですね、一体と言われてしまう。 どうなるか、それはこの間の後藤健二さんの例を思い出してください。

つまり、日本はイスラム教原理主義過激派の敵と見なされる。 そうすると、いいですか歴史をちゃんと歴史から僕らは学ばなければならない。

2003年にイラク戦争がありました。 アメリカが大量破壊兵器があると無理難題を付けて、そしてイラクに攻め入ります。 これは本当に不正義の戦争です、正義の戦争ではありません。 そしてこのイラク戦争が行われたあとなにが起きたか、 2004年三月スペインのマドリッドで列車テロ。 列車テロ、列車爆破テロが起きました。列車が爆破されました。

もちろん、これは、犯行声明でわかっているのはアルカイーダの連中です。 これは所謂、アメリカや日本やその他の先進国の国々のメディアがテロリストと呼んでいる人たち、 しかしイスラム教、僕は政治政策を言えば、テロ、やっていることはテロだけれども、テロ行為だけれども、 彼らの本当の正体はイスラム教原理主義。過激じゃなくて彼らなりの論理がある。 僕は認めませんよ、それは認めませんけれども、彼らは彼らなりの論理で動いている。

で、彼らはマドリッドで列車を爆破した。191人なくなっています。 そして2005年翌年、ロンドンで列車そしてバス。 同時多発テロが起きました。 もちろん50何人死んでいます、そういうことを考えてください。

イスラム教過激派の連中からすれば自分たちに立ち向かってくる敵はやはり彼らの武器を使って攻撃してくるんです。 彼らの武器は自爆テロです。 爆破テロです、爆弾でなにかを爆破する列車を爆破する。

もし日本の自衛隊が中東のどこかでアメリカと共同作戦をやって、 彼らに、「ああ、日本は我々の敵だ」ほうった瞬間から、日本はいつマドリッドやロンドンで起きたような爆破テロが起きないとも限らない。 これが現実なんですよ、みなさんいいですか。 安穏として暗澹として暮らしていけますか皆さん・・・・」

(続きは動画で https://www.youtube.com/watch?v=eAV90YSN0bI )