羿、玄妻、その他純狐絡みの知識メモ
- L_O_Nihilum
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紺珠伝の背景真っ赤になるバグについて、そういえば清蘭の持っている杵が赤かったことを思い出した。もしかすると背景が真っ赤になるのは清蘭に搗かれたからなのかもしれない。
2015-08-28 19:31:58中国の純狐の解説、嫦娥の夫の羿(太陽を射落とした人)と純狐の夫の羿(夏の王位簒奪者)は別人だというツッコミは、よく考えてみれば、あちらの人としては至極当然か。 zh.moegirl.org/%E7%BA%AF%E7%8… >可见纯狐与嫦娥的丈夫并不是同一人
2015-08-30 18:30:22十個の太陽のうち九つを射落とした羿が「大羿」で、夏王朝の太康から王位を簒奪した羿が「夷羿」あるいは「后羿」で別だ、というツッコミはもっともである。中国人の名前は同名の諡号がごろごろいるからな。「大羿」は堯の時代の人、「夷羿」は夏王朝の第五代「相」、第六代「少康」の時代の人。
2015-08-30 18:32:17ただ、夏の第四代「中康」の時代に、諸侯の羲氏と和氏が淫楽に耽っていいたため、胤に命じて羲氏と和氏を討伐した、という話がある。神話時代の帝俊とその妻「羲和」の間に10の太陽が生まれ、後に大羿に九つ射落とされた、という説話は、第四代の羲氏と和氏が討伐された話と相互に影響しているだろう
2015-08-30 18:37:01「夷羿」が王位を簒奪した夏王朝第五代「相」は暴君だった。もしかしたら先代が討った羲氏と和氏に近い存在だったのかもしれぬ。すると「大羿」が羲和から生まれた九つの太陽を射落として苛烈な日照りから地上を救う話と、「夷羿」が暴君第五代「相」を滅ぼして王位を奪う話は、別の話とは言えなくなる
2015-08-30 18:42:11あるいは、史書では暗愚の諸侯である羲氏と和氏が滅ぼされたのが第四代「中康」の時代だとされているが、実際は、羿が暴君第五代「相」を討つ過程で羲氏と和氏の一族を皆殺しにしたのかもしれない。あるいは、ほぼ皆殺しにしたが、生き残った一人が羿を倒して夏王朝を復興させる第六代「少康」だったか
2015-08-30 18:47:05すると、羲氏と和氏と強い血族関係にある夏王族は羿によってほぼ皆殺しにされたが、生き残った第六代「少康」、これが10個の太陽のうち、最後まで射落とされずに残った一つの太陽なのかもしれない。
2015-08-30 18:48:43ま、夷羿と大羿の同一視は古代史的空想であって、古代神話には同名の人物は案外多いものだから、難しい。日本神話だと、ウガヤフキアエズの妻で神武天皇の母「玉依姫尊」と綏靖天皇の皇后「五十鈴依媛命」が同一人物だ、とするようなものである。(この説を東方で展開すると依姫は孫と重婚したことに)
2015-08-30 18:59:16嫦娥には黄河の神「河伯」の娘という伝説もある。嫦娥が月と関係する原型は満潮の時、黄河下流が逆流する現象(アマゾン川のポロロッカと同じ)にあるのではないか。黄河の逆流が月の満ち欠けと関係があると古代人が知れば、河伯の娘も不思議ではない。黄河の治水神話の堯や禹と近いのもそのためかも。
2015-08-30 19:21:02十の太陽で日照りが起きたため、九つ射落として地上を救ったという羿に、河伯の娘である嫦娥が嫁いだというのなら、これも治水神話の変形という別のイメージもあるのかもしれないな。黄河から灌漑用水を引いて日照りの水不足を解消する事業が古代にあって、そっちの神話が、王位簒奪事件と混ざったか。
2015-08-30 19:24:01ちなみに、治水の神にして夏の始祖、禹も、もともとは黄河の神の神だったのではないか、という説もある。すると、嫦娥の父=黄河の神=禹、となり、嫦娥の夫である大羿を「禹が禅譲して王になるはずだった人物」と置けば、第五代「相」を討って夏から王位を簒奪した夷羿とやはり被る。
2015-08-30 19:30:58ちなみに(毎度、ちなみに、ばかりだが)、禹ではなく、堯の娘に「娥皇」という女性がいて、舜の妻になっている。これはちょっと嫦娥(もともとの名は姮娥)を思わせる名前である。そして、帝俊=舜に十の太陽を産んだ「義和」という妻がいたことと合わせて、色々と面白い。
2015-08-30 19:37:134面ボスのサグメは、明らかに早苗殺しかつ鈴仙に弱いボスとして作られている。早苗に強いは土着神殺しの月の民としての強さだろうし、鈴仙に弱いのは月の民同士かつ永琳の入れ智慧を思わせる弱さである。5面は逆転して、道中もボスも早苗が強く鈴仙が弱い構造なのも世界観の故だろう。
2015-08-31 23:51:23東方紺珠伝の漫画 魔女達の女神様 pic.twitter.com/A5ngCKhpeW
2015-09-07 20:25:58富士登山で考えたこと ・人は業が深すぎる ・早くヒトの肉体の殻を捨てて幻想になりたい ・人間の概念とは何なのか ・死後世界の在り方 ・生死感と穢れについて 疲れた
2015-09-07 20:53:01現実的な感想はもう世界遺産取り消してくれ。そして入場規制かけてくれ。あれじゃ木花咲耶比売様が可哀想だ。五合目はここは中国?ってくらい中国人しかいませんでした。ポイ捨てする中国人にずっと注意しに行ってたけどあんな数じゃ無理だ…
2015-09-07 21:00:28死後世界について考えていたんだけどさ。死んだら皆が皆同じ場所とか、同じようなモノになれるわけじゃなくて。もしかしたらこの現世での行いによって死後が決まるんだとしたら、さながら死ぬまで就活してるようなもんなのかなって考えたら辛くなってきた😇😇😇
2015-09-07 21:11:59蓬莱山輝夜 先ずとも、厭わず住まば穢れの都 紺珠伝で愛しの輝夜姫様の片鱗をね、拝めて死ぬほど幸せ…(´-`♥️) 月組尊すぎるんだよ、、 p.もにー pic.twitter.com/V0qSLzhUBo
2015-09-08 22:42:22時代は紀元前2356年、尭君主の時代。元々仙女であるとされた嫦娥が地上に降り立ち、そこで羿と結ばれることとなる。純狐様は恐らくは羿の側室の一人か、嫦娥と婚姻前の前妻の一人だったのではなかろうか。また純狐様自体の身分も前述の通りそこまで高くは無いと考えられる。
2015-09-08 23:21:46女性は特に感受性が強い。身内に対しての情愛というものは男性のそれよりも往々にして強く、母性本能も相まって身内と離れ離れになった場合どれ程の衝撃を受けるか。 仮に嫦娥が純狐様の子供が殺される要因の一つとなった場合、どのような状態になるかは容易に想像が付くと思われる。
2015-09-08 23:35:15