クリスマスに提督と酒酔いックスに及ぶ鳳翔&鎮守府に帰ってくるある艦娘の話 -プロローグ

まとめました。
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Бакаямя(28) @zakuwara06

クリスマスに他の艦娘が外泊している中、提督と二人きり、酒酔いックスに及ぶ鳳翔と、鎮守府に帰ってくるとある艦娘の話のプロローグ書き終わりました。読みたい人はリプライ下さい。

2015-10-10 21:20:55
Бакаямя(28) @zakuwara06

美味いジントニックの入れ方というのは、とにかくライムと氷をケチらないことと、何よりジンとグラスを冷凍庫でキンキンに冷やすことだ。度数の高い酒は冷凍庫に入れても凍らない、だからジンは冷凍庫で冷やす方が良いのさ。そういって鳳翔に酒の話をしたのは、

2015-10-10 21:26:43
Бакаямя(28) @zakuwara06

執務も終わるか終らないかの日も沈んだ頃合いだったろうか。あまり洋酒を嗜まない鳳翔になぜこんな話をしたかは覚えていない。ただ好きな酒の話となり夢中で話していた。 「じゃぁ今晩にでもごちそうしてもらいましょうか」 そう彼女が言い出したのは、なんというか意外であった。

2015-10-10 21:27:04
Бакаямя(28) @zakuwara06

今夜は丁度ほとんどの艦娘が外泊を行っている。彼女も気が大きくなっていたのだろうか、それとも単に魔が差したのだろうか。  例の、深海棲艦が出没してから、年中行事というものは執り行える余裕などどこにもなかった。ひとえにクリスマス休暇を艦娘に出してやれるようになったのも、

2015-10-10 21:27:32
Бакаямя(28) @zakuwara06

彼女ら自身の功績によるところが大きい。だから久々の(あるいは艦娘によっては初めての)外泊許可も出すことが出来た。そうなれば誰しもが申請を出してくるもので、クリスマス当日に間に合うよう書類の処理に追われ、私はというと、

2015-10-10 21:28:47
Бакаямя(28) @zakuwara06

優先度の低い事務処理を後回しに艦娘の外泊許可を出すの日々追われていたのだった。 「すまないね、キミの休暇を頂いてしまって。」 そう鳳翔に言ったのは、別に他意があった訳ではない。ただ何の気なしに言ってしまっただけだ。 「いいえ、私はこうやって過ごすのに慣れてますから。」

2015-10-10 21:29:25
Бакаямя(28) @zakuwara06

「そうか・・・。お詫びにさっき話した酒でも奢るよ。本当に美味いんだ。」 「あら、それは楽しみです。提督と一緒に飲んだとバレたら他の娘達に妬かれそうですね」 私は苦笑して鳳翔の「冗談」を流しながら冷凍庫からグラスを二つ取り出したのであった・・・。

2015-10-10 21:29:44
Бакаямя(28) @zakuwara06

深海棲艦が現れてからというもの、まともに休んだためしはなかったと記憶している。私より先に鳳翔さんは艦娘として鎮守府に所属し ていた。試行錯誤を重ねながら私と相方の二人は鳳翔さんの指導の下に機動艦隊を編成したのだった。 (何かお土産でも買って帰った方が良いのかしら)

2015-10-10 21:30:15
Бакаямя(28) @zakuwara06

折角我々のために東奔西走してくれた提督のためだ。せめて何かお礼を買って帰るのが道理というものだろう。 (何がいいものかしら)  私は日頃世話になっている先輩と提督のために、ネオン煌めく街の中に足を向けるのであった。

2015-10-10 21:30:40
Бакаямя(28) @zakuwara06

「本当、仰ってた通りに美味しいですね」 「いや、たしかに薦めはしたが」 この鳳翔(オンナ)呑みすぎだ。ボトルの半分は開け ている。普段はこんなに呑む娘じゃない。 「あら?提督のグラスはもう空いているみたいですよ」 「あっ、おい」 「私が注いであげます。提督は座っていてください」

2015-10-10 21:31:33
Бакаямя(28) @zakuwara06

「鳳翔、呑みすぎだ」 「んふ、そんな事ありません。こう見えてもお酒には強いんです」 駄目だ、失敗した。これは酔っている。 「ねぇ提督。提督はどうして私を飲みに誘ったんですか?」 「・・・いや。単に日頃の労をねぎらおうと」 「嘘。本音隠してますね」 「いや、そんなことは・・・」

2015-10-10 21:32:13
Бакаямя(28) @zakuwara06

どういう事だこの鳳翔(オンナ)。酒がまわっているとはいえ、まさか・・・。 「ねぇ、提督。本当の事、教えて欲しいんです」 こいつ、やはり。 「いつもお手伝い申し上げてはいますし、でもそれは仕事の理由からだけでは・・・。」

2015-10-10 21:32:54
Бакаямя(28) @zakuwara06

「それだけじゃあこんな日に一緒に手伝うかといえば、それは仕事上の理由からだけじゃない事くらい想像つくはずです」 誘っている。 私とて一端の男である以上、そういう対象として艦娘を見なかったわけではない。

2015-10-10 21:33:21
Бакаямя(28) @zakuwara06

だが、だからといって部屋に連れ込み酒を呑ませ行為に及ぶなど、男として誇れるものではない。 「他の艦娘に 外泊許可を出したのも、そういう意図がおありだったのは分かっていたんですよ?」 それにしても熱いですね、と彼女は袴を持ち上げ足を組む。 見えるのは太腿。綺麗な肌だ。

2015-10-10 21:33:58
Бакаямя(28) @zakuwara06

心拍数は一気に跳ね上がり、もう少しで見られるであろう女の空間に、期待が高まっていくのがわかる。 「大分酔いも回ってきたのでしょうかね」 そう横目に彼女は帯を緩め見せつけるかのように胸元を開く。 ああ、これはもう逃れられないのだな。そう悟った。

2015-10-10 21:34:16
Бакаямя(28) @zakuwara06

「・・・鳳翔、君は大分酔っているようだ。だから少し休んでいくといい。私が・・・私が案内しよう」 震える声で私はそう言った。 「はい・・・」 果たしてその顔は酔いのために赤くなっているのか、或いはこの後の行為に期待して赤らめたのか。彼女は俯きがちに私に従うだけであった・・・。

2015-10-10 21:34:35
Бакаямя(28) @zakuwara06

言っとくけど、この文章貼ってる時に流れてたのは白色彗星のdisco版だからな。むっちゃシュールやぞ。

2015-10-10 21:36:21
Бакаямя(28) @zakuwara06

出来たとこまで上げます、まだ半分くらい。

2015-10-10 23:28:50
Бакаямя(28) @zakuwara06

「俺は君を襲う。『そういう事』だ。いいね?」 「はい」 「よろしい」 鳳翔を寝室に連れ込み、「確認」を取る。もう後戻りはできない。 俺は鳳翔をベッドに倒す。 「ぃやんっ」 「フン、誘っておいてから生娘のように泣きおって・・・!」

2015-10-10 23:29:44
Бакаямя(28) @zakuwara06

こちらを見上げる彼女の目は期待にあふれ、それでいて腕は胸元を画し、閉じた足は俺を淫欲の世界に誘うのであった。 「足を開け」 「それは命令ですか・・・?」 「そうだ、命令だ。足を開け」 「あはぁっ・・・!分かりました・・・っ!」 彼女は感嘆の吐息を漏らし、両手を使い足を広げる。

2015-10-10 23:30:04
Бакаямя(28) @zakuwara06

彼女は感嘆の吐息を漏らし、両手を使い足を広げる。 俺は片手で肩をつかみ言い寄る。もう片方の手は彼女の恥部に触れる。 「ひどいな、まるで洪水だ・そんなに期待していたのか?」 「んふぅっ!んんっ!」 「答えろ。俺に襲われるのを期待していたのか?」

2015-10-10 23:30:46
Бакаямя(28) @zakuwara06

「んやぁっ、言わせないでください・・・。分かってるくせに・・・っ!」 「強情な女だ。白状しろ。俺に襲われるのを期待していたのか?」 そう言葉で攻める間にも、俺は鳳翔の恥部を言葉を引き出すようにゆっくりと攻める。 「ひっ!ゃっ!ぁっ!」 「どうなんだ?」

2015-10-10 23:31:16
Бакаямя(28) @zakuwara06

「ぃ・・し・・・ぁ!んふっ!」 「聞こえん」 「期待してましたぁ・・・。期待してましたぁっ!」 「ならば、何をしてもいいということだ」 私はそういうと一旦手を止め身体を離し、息を荒げて横たわる彼女を見下ろす。 「今夜は俺とお前、二人しかいない、そう、二人しかいないんだ・・・。」

2015-10-10 23:31:34
Бакаямя(28) @zakuwara06

俺はもう、目の前の一人のオンナしか目に映っていなかった・・・。

2015-10-10 23:31:51
Бакаямя(28) @zakuwara06

「これとかどうかしら?鳳翔さん、いつも炊事なさってるから、きっと喜ぶわ」 私は恩師である鳳翔さんに送るプレゼントを相方に見せた。ピンク地のシンプルなタオルのセットだ。 「そうね、それがいいわ。提督には万年筆でも送りましょう。執務に役立つわ」

2015-10-10 23:32:25