マイイカの話！②

日狩💛🥕(´ T `) @246hkr6vc

ケーヒカ記憶喪失物語…

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@hkr_Splatoon ひょんなことから記憶を失ってしまったケース。なぜかヒッカのことをまるっと忘れてしまい泣きながら目覚めたことを喜んでくれるヒッカにケースが「ええと…ぼくの妹？かな？ごめんね、忘れてしまったみたいなんだ」とか言っちゃう

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@hkr_Splatoon 「ああ…ううう…（ケースくんは何も悪くない、悪くない、せめちゃいけない、大変なのはケースくんだ）」と声にならない悲鳴をあげるヒッカ。「君の名前を教えてくれるかい？」って困ったように笑うケースは、今までと何にも変わらない。

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@hkr_Splatoon 何も言えなくなったヒッカに変わってライム姐やカロコロモがいろいろ説明してくれる。ヒッカ退場。おちびがずっとケースを睨みながらヒッカに付き添って退場。ケース「んと、ぼく何かしちゃったのかな？」と困惑。

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@hkr_Splatoon おちびにとってヒッカは神様みたいだった。何にもわからないしゃべれもしない自分に名前をくれて居場所をくれた、女神さま。大好き。何があっても自分だけはヒッカのそばにいることを誓ってる。

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@hkr_Splatoon 閑話休題、ライム姐からヒッカが恋人というかもうほぼ恋仲だったわよ的な話を聞かされて、僕はなんてひどいことを…と自己嫌悪。しょうがないわよ、記憶をなくしちゃったんだから、と慰められる。幸い記憶は一時的になくなってる？ようなので、早く取り戻したいケース。

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@hkr_Splatoon 自分のイカスマホにヒッカからのメールがたくさんあること、撮った写真の中でいつも中心で笑っているのはヒッカなことで、自分が彼女を好きだったことがひしひしと伝わってきた。いやでもここまで好きなら告白しよけよ、と自分に突っ込んでおくケース。

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@hkr_Splatoon ケースが退院する日もそのあとも、ヒッカは現れない。ライム姐たちから聞くとすっかり元気をなくして部屋から出てこないらしい。メンバーの中でもなんとなく、ぎくしゃくしてしまう。ライム姐さん心労で倒れそう。

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@hkr_Splatoon 明日からどうしようか、なんとか思い出せないものか、と悶々としながらケースは久々に自室で眠った。夢を見た。誰かが、優しく撫でてくれている。甘えるように、すり寄っている。でも声は聞こえず、目は開かないから、誰かわからない。抱き締め返そうとしたところで朝。

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@hkr_Splatoon 体を起こすと、目から大粒の涙が溢れていた。ぼろぼろと、止めどなく溢れる涙が、まるでどうして忘れてしまったのかと自分を責めているようだった。

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@hkr_Splatoon なんとか落ち着かせて、ハイカラシティへ。ライム姐と連絡を取ると、ヒッカが熱を出して寝込んでしまったことを知る。僕もお見舞いに、と言ったが、今彼女は不安定だから何を言うかわからない、こっちは大丈夫よと言われる。

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@hkr_Splatoon 居ても立ってもいられず、走り出す。どこへかなんてわからない、体は覚えているだろうか。しばらくして、何故だかわからないがヒッカの家に辿り着いていた。ピンポンを押そうとしたところでおちびが「😠💨😡⚡」と言いながら通せんぼ。

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@hkr_Splatoon 「ごめん、ごめん、僕だって忘れたくなんかなかった、もう少しなんだ、もう少しで…」とまた溢れだした涙を拭いもせずにケースは泣いた。おちびは一頻りケースを睨むと「😢❌！」と長いゲソでケースをペチペチし、奥へと引っ張っていった。

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@hkr_Splatoon おちびに引っ張られながら部屋にはいると、ライム姐カロコロモマカダイナが居た。ライム姐はなんでここがわかったの？！と驚いた。ケースは少しだけ躊躇した。真ん中でぐったりとして眠るヒッカがいたからだ。呼吸は荒く、汗もたくさん出ていてとても辛そうだった。

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@hkr_Splatoon それでも、君を失いたくない。みんなの間を割って入り、ヒッカの手を掴む。熱い、とても熱い。それでも離すわけにはいかなかった。ぎゅっと握り、「…ヒッカちゃん」と声をかける。ぴくり、と反応したヒッカは「けー…す…く…いかな…で…」と弱々しく泣いた。

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@hkr_Splatoon その時、全身にぶわっと電流が駆け巡る。どんな時でも笑顔で、色んなことに立ち向かっていったヒッカとのたくさんの思い出、感情がぶわわ。「あ、ああ、ヒッカちゃん、ヒッカちゃん！！」泣きながら、ヒッカを抱き締める。ヒッカは弱々しく「けーすくん」と抱き締め返した

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@hkr_Splatoon しばらくして、夜が訪れる。目を覚ましたヒッカは、回りでぐうすか寝ている仲間たちを見てくすっと笑った。ありがたいなぁ、なんて思いながらふと手に違和感。手を繋いでいるらしい。その先は、ケース。驚きながら手を離そうとするが、ケースが握り返してしまった。

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@hkr_Splatoon 思い出してくれたんだろうか、自分が無理やり繋いでしまったんだろうか、もんもんとしながらどうすることもできないでいると、もぞもぞと起き上がる影。ライム姐「んー…ってあら、寝ちゃって…ってヒッカ！目が覚めたのね！」と喜んでくれる。

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@hkr_Splatoon その騒ぎでみんなが起き、ケースも目が覚める。手を繋いだままの二人。ケースは「え、と…ただいま、ヒッカちゃん。無事で、本当によかった」と、いつもの笑顔で、涙混じりに優しく笑った。ヒッカは大粒の涙をこぼして、笑いながらケースに抱きつく。むぎゅむぎゅ。

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@hkr_Splatoon 「もし私がケースくんを忘れちゃったらどうする？」 「それはもちろん、思い出してくれるまで、思出話をたくさんするよ。」 「えへへ、でも私、絶対忘れないよ。ケースくんのことも、みんなのことも！」 「…ヒッカちゃんなら、そんな気がするね」 終わり

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「ヒッカはどこにもいない」 実は実は、ヒッカは数年前に亡くなっていて、それを受け入れられないいつものメンバーが、あたかもヒッカがいるように振る舞う話。 ダイナはそんな茶番劇、あいつも喜ばんだろうにと思ってる。 ケースおちびあたりがみんなを洗脳してそう。

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「カロコは嘘つきである」 カロコは小さい頃から聡明で両親が自分達を虐待してきても我慢をして妹を守って、両親をどん底に突き落とせるタイミングで警察に駆け込み泣き落としをして今の平和を得た。それまでずっとずっとずっと嘘をついてたせいか、表情を作るのが下手くそになった話。