菅野完氏のアナルフォビアとホモフォビア

菅野完 @noiehoie

僕はアナルフォビアが有る。これうまく表現できないのだけど、お尻に関することはすべて怖いのだ。極端な話、座薬のパッケージを見ると、冷や汗が出る。一度、群発頭痛をやった時、医者にお尻に注射するって言われた時に、「いやだ！」と絶叫した。群発頭痛のあの激痛でもお尻を忌避するぐらい怖い。

菅野完 @noiehoie

この極端なアナルフォビア（って言葉があるのかどうか知らんが）の原因がよくわからなかった。あまりにひどいので、親に話をしたら、親は重い口を開けて、昔僕が、いわゆる「いたずら」をされたことを教えてくれた。近所に住むお兄さんに、そういうことをされたことがあるらしい。

菅野完 @noiehoie

近所に住むお兄さんにそういうことをされたことがある。。。ってのは、自分でも記憶になかった。まだ３つの頃の話だと親は教えてくれた。本当に記憶にないから、トラウマだという自覚すらない。そういうことを今想像しても他人事のように感じる。でも、体というか心の奥底は覚えてたんだな。

菅野完 @noiehoie

親がこれを教えてくれたのは、２年前のこと。まあ、子供が４０になるまで黙ってたんだから、親としても辛かったんだろうなと思う。しかし本人である僕としては、そんなにショックではなかった。むしろ、謎が解けて、安心した方が強い。

菅野完 @noiehoie

で、だ。 この、どうしようもないアナルフォビアのせいで、若い頃、僕は、生理的なホモフォビアだった。本当に怖くて冷や汗が出ていた。それは生理的なものであり、原因としても、先述のような抜きがたい原因が有る訳で、なんかもう、本当に怖いわけ でもこのホモフォビアは一瞬で消えて無くなった

菅野完 @noiehoie

ゲイの上司に連れられて、ゲイバーに行った時、そういう話になった途端、体がカチンコチンになる僕を見て、店の人が「怖いんでしょ？」と声をかけてきてくれた。慰めてくれるのかな。。。と思ったら 「バカジャネーの？　お前ほど頭がセックスで占拠されてねーんだよ。スケベ野郎」と一喝されたw

菅野完 @noiehoie

あの一言は、本当に救いだったな。あの一言で僕は一瞬で、自分の頑迷さとアホさを突きつけられた。あれ多分、２８ぐらいの時だ。 あの一言がなければ、今も僕、自分のアナルフォビアご　と　き　を理由に、ホモフォビアを拗らせていたかもしれない。 「その場で、大声で怒る」ってめっちゃ大事。

菅野完 @noiehoie

実際、僕の周りを見渡しても、「子供の時に、いたずらされた」が原因で、アナルフォビアを患ってる人は案外いる。男児にひどいことする奴は実際いるんでな。 で、だいたいそういう人は、そのアナルフォビアが起因で、生理的にホモフォビアだったりする。　でもね、両者は不可分じゃないのよ。

菅野完 @noiehoie

実際僕は、「お前ほどセックスのことばっかり考えてるわけじゃねーんだよ」と一喝されて、アナルフォビア起因のホモフォビアを卒業できた。アナルフォビアは治ってないよ？未だにお尻の話、怖いもん。だた、僕は自分の経験から「生理的嫌悪感」なるものは、どの分野でも「本人の勘違い」だと思う

週刊金曜日 @syukan_kinyobi

『日本会議の研究』の著者・菅野完氏によるカンパ金着服の経緯が明らかに（本誌取材班）『日本会議の研究』の著者・菅野完氏が、２０１３年に自身が関わる市民運動へのカンパ金のほぼすべてを着服し、運動をパージされていたことが明らかになった。kinyobi.co.jp/news/?p=3725