すしざんまいの木村社長は本当に海賊を「壊滅」させたのか？軍事力と経済復興のお話

あやしいアカウント @kitapiro

2011年まで多かった海賊被害が2012年に急激に減ったのは国際社会の警備活動だけではなくPMPFの活動もあったと思う。ちなみにこのPMPFの訓練にあのPMCブラックウォーターの創設者が絡んでいると言われているが真偽はよくわからない

森乃下草 @forestfloorgraS

すしざんまいとソマリアの話。「軍事力では解決できなかった海賊問題を、彼らの心に寄り添うことで解決した！」的な「イイ話」にする人たちが必ず出てくるだろう。しかし、あれは「海賊が利益よりリスクの高い仕事に変わった」という状況があった上ではじめて成立した話であることは認識すべき。

森乃下草 @forestfloorgraS

承前。もし各国がソマリア沖に軍事力を行使せず、排除されるリスクを伴うことなく略奪し放題の状況が続いていたら、恐らく単純な利益は少なくなるであろう漁民への「転職」を、海賊たちは受け入れただろうか。私には疑問に感じられる。

森乃下草 @forestfloorgraS

更に承前。では、すしざんまいのしたことに意味は無いのか、と言えば、それも違う。何らかの武装勢力を武装解除した後、メンバーをどのように社会復帰させるかは、内戦を経験した国々を悩ませる重要な課題だ。その現実を見れば、失業した海賊に転職先を提供した意義は大きい、と言うべきだ。

森乃下草 @forestfloorgraS

更に承前。要するに、すしざんまいとソマリアの話については、その良し悪しは別として、軍事力があった上ではじめて可能になったことである、ということは心得ておくべきで、そうでないと、いわゆる「頭の中がお花畑」的な妄想になってしまうよ、ということ。おしまい。

森乃下草 @forestfloorgraS

蛇足。すしざんまいが組んでいるのがソマリア政府ではなくプントランドだ、という話を目にして、そこはかとない不安を覚えている。現状では、ソマリア政府を唯一の合法的な主権者とする、というのが国際的な合意となっている筈。それに従うなら、プントランドも反政府武装勢力に過ぎないのだ…。

森乃下草 @forestfloorgraS

個人的には、あの地域が安定するのであれば、ソマリアは複数の国家に分割しても良いのではないかと考えている。現在の｢内戦｣が｢ソマリア統一｣という形で終結したら、次に来るのは恐らく大ソマリア主義の台頭だ。それは新たな戦いの火種になり、多くの人々を暴力と貧困へと再び追い込むだろう…。

大原ケイ @Lingualina

検証されてよかった。日本スゲー話よりおもしろい。→すしざんまい社長はソマリア沖の海賊を壊滅させたのか？dragoner-jp.blogspot.jp/2016/01/blog-p…

cinefuk 🌀 @cinefuk

軍事介入により儲からないビジネスになってきたタイミングで、海賊しか稼ぎ方を知らなかった人たちに「日本人が高く買うマグロを獲れ、やり方は教えるし船も貸してやる」と持ちかけた行動力が止めをさした訳だよね / “ソマリアの海賊を壊滅さ…” htn.to/FsXMkgtva

神原弥生 @KambaraYayoi

すしざんまい社長はソマリア沖の海賊を壊滅させたのか？(dragoner) - Y!ニュース bylines.news.yahoo.co.jp/dragoner/20160… ソマリアの海賊壊滅に自衛隊の協力も一役買ったとちょうど最近国会中継かなんかで見た気がして、ざんまい元記事多少違和感あった。それでも凄いけど。