ABA合宿in勝田2016.02.13
参加者は、今のところ石井先生、NISE神山先生、臨床心理士枝松先生・馬場先生、保健師の竹ノ内先生、原口さん、レンテ近藤、LITALICO井田 #ABAK
2016-02-13 12:10:25初めは石井先生。学習支援、流暢性にまつわるお話。Morningside Academyの話から。morningsideacademy.com LDのお子さん、1年間で2学年分の学力向上とADHDのお子さんの課題従事時間を20分以上に。 #ABAK
2016-02-13 12:15:22応用課題を解くことができる要因のひとつとして、計算など基礎スキルのスピード、流暢性がある。行動の流暢性。有能なパフォーマンス=正確さと速さの流動的な組み合わせ #ABAK
2016-02-13 12:19:47私に流暢性を教えてくれた石井さんの発表。基礎的なスキルの正答率は同じく100%なのに、応用問題になると点数に差が出る。なぜ?その回答の一つが「行動の流暢性 behavioral fluency」 #ABAK
2016-02-13 12:23:53流暢性の特徴。安定性…妨害刺激があってもできる。保持性…行動を自発する機会がない期間が長くても、監督したスキルが維持される。応用性…般化しやすい。耐久性。選好性、好まれる。あと、社会的に強化されやすい。 #ABAK
2016-02-13 12:26:37正確性だけでなく、スピードも併せ持って高いパフォーマンスを維持するのが流暢性。スピードが上がると、妨害があっても安定して反応できたり、あまり疲れずに反応できる。しばらくブランクが開いてもスキルが維持される、などの特徴がある。速くできること自体社会的に強化されやすい特徴。#ABAK
2016-02-13 12:29:33流暢性を高めるトレーニングをLDのお子さんに行うと、パフォーマンスのみならず、脳の賦活する部分がLDでないお子さんと同じになる。 #ABAK
2016-02-13 12:29:44読みの理解を高めるために、何が必要なのか?ブレイクダウンしていくと、最終的には子音と母音の無意味綴りの読みスピードを上げるところから。(米国での取り組み)#ABAK
2016-02-13 12:32:29日本と英語圏とのLDの出方は違うんじゃないか(質問)日本の場合は、必要な語彙のフラッシュカードとかで意外と読みがスムーズになることもあるし(コメント)#ABAK
2016-02-13 12:38:34SAFMEDS、流暢性を高めるフラッシュカードのやり方。LDの子どもたちだけではなくて、定型発達の、通常学級の中での運用でも取り入れられている。特別な支援として言うから抵抗がある人もいるのかな。#ABAK
2016-02-13 12:47:40@id_misako 「流暢性を高めるトレーニング」の前にあるものがきになる。「LD」のお子さんのつまづきはそこではないかな? #ABAK
2016-02-13 12:50:38学習の伸びの評価。Macro1年、Meta1週間、Micro1日。1日の指標として流暢性が使われる。#ABAK すげーな。。
2016-02-13 12:54:33RTI(Response to intervention)の流暢性研究。アセスメントを3段階①マクロ:年1回、②メタ:週一回、③ミクロ:毎日で行う。ミクロの段階で、流暢性が効いてくる。10か月の支援によって、2名の子どもの流暢性・応用問題解決の数値が1~2学年上がった。#ABAK
2016-02-13 12:59:34様々なスキルについて、①発達障害児/者 ②健常小学生 ③健常成人の3グループに調べた結果。正確性のテストではどのグループも100%できているが、流暢性を調べると①<②<③が現れてくる。#ABAK
2016-02-13 13:04:27日本の研究(野田,2000)でも、1分間の掛け算スキルの正答率よりも、正答数(スピード)の成績の方が、その後の学力を予測できる。正答率だけ見て指導を進めてしまうと、「おちこぼれる」可能性のある生徒を見落としてしまう。#ABAK
2016-02-13 13:06:58野田・松見(2010)の発達段階・目標・指導方略の考え方がとてもわかりやすい。 獲得段階(正確性)→流暢性段階(速さ)→維持段階(保持)→般化段階(応用)→適用段階(引用) どの段階でつまづいているかによって、やるべき指導方略も違ってくる。 #ABAK
2016-02-13 13:14:54反応遂行能力のヒエラルキー。般化←維持←流暢性←獲得。この段階、目標指標、指導方略がセットで書かれている表、出典 野田・松見(2010) #ABAK あーこれめっちゃしっくりくる。。なるほど。。
2016-02-13 13:16:01