ジム・バスを夏にレイカーズは解任すべきか。

モコ @lallal24

2011年ロックアウト ジムはこのロックアウト中に24名ものスタッフの解雇を行っている。中には30年間レイカーズにいた人物もおり、Alex McKechnieやロニー・レスターも中には含まれていた。特にフィルと近しい人物はほとんど解雇された。

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この動きはコスト削減だと言われているが、レイカーズは36ビリオンの放映権契約を締結している。レスターはその後「偉大な組織は職員をこのように扱わないものだ」とコメントしていた。その後ジムは自分の飲み友達をスカウトスタッフに招き入れている。

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2011年 ジムはポールのトレードを成立されたが、当時NBAが所有していたホーネッツの選手であったポールの獲得はオーナーたちの反対により失敗に終わる。もし成功していれば、バイナムの指名と並んで手柄となるはずだった。

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しかしその背景には当時NBAはロックアウト中でビッグマーケット対スモールマーケットという構図が出来ていた事も関連していた。新CBAの交渉に参加していたジニー・バスは 当時の様子をこう振り返る。

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「それは白熱した展開だったわ。ロサンゼルスを巨大マーケットだと言って、FAを勧誘する際にスモールマーケットチームより有利だととあるオーナーに言われたの。ビッグマーケットチーム対スモールマーケットチームという構図が出来上がってしまい、議論は長引いたわ」

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「議論は8時間にも及んだ。中には満足していないオーナーもいて、シーズンがキャンセルになっても良いと考えていた。あるオーナーには新しいCBAはまだレイカーズに甘いとも言われたし、コートでは倒せないから議論でレイカーズに勝つというオーナーもいたわね」

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「私はこの時彼らの言う事にも一理あると思ったわ。私はみんなと同じくらい勝ちたいけど、我々は良きパートナーでもある。30チーム中5チームしか優勝出来ないリーグにはなりたくなかった。少なくともみんなにチャンスが平等にあるリーグになる必要があると思ったの」

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「激しい戦いのようだったわ。デビッド(スターン)に激しく主張する人間もいた。しかし彼は本当にフェアに平等に状況をコントロールしていた。本当にすごい人物よ。彼は国の大統領になれる人材よ」

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「交渉はついにまとまり、落ち着いたと思ったら次に新たな交渉が合意に近付いているという話が耳に入ってきたの。レイカーズとホーネッツのトレードよ。私はこの事について何も絡んでいなかったし、聞かされていなかった。ロックアウト中の交渉にかかりっきりだったから」

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「そしてトレードがレイカーズから発表された。パウがHOUへ、NOHはラマー、ドラギッチ、マーティン、スコラ、そして2012年の1巡目指名権を貰える取引だった。あの時のレイカーズとホーネッツはトレードをまとめることが出来る唯一の2チームだった」

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「あの時それ以外の最高責任者であるチームのオーナーは新協定の議論で同じ部屋にいて、トレードの話をする気力なんて全くなかったの。だから全ての話が止まっていたわ。マーベリックスがマーク・キューバンの許可なしに何かをできると思うかしら？」

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「今から思えば、リーグはあの期間にトレードのモラトリアム期間を設けるべきだったわ。兄と父は労使協定の場からロサンゼルスに先に帰っていて、ホーネッツとの交渉が可能だった。またホーネッツは当時NBAの支配下にあり、デル・デンプスがGMとしてバスケットボール面の責任者となっていたの」

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「だから取引は問題なく完了し、レイカーズは栄光を取り戻すはずだったわ。そこからスモールマーケットチームのオーナーの反撃が始まった。クリーブランドのダン・ギルバートがNBAはもうすぐハーレム・グローブトロッターズ(ビッグマーケット)にワシントン・ジェネラルズ

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(スモールマーケット)が挑戦するのと似たような構図になるでしょう。というようなメールだった。このメールはすぐに何者かによってメディアにリークされた。バスケットボール関係者に現状に満足していないオーナーがいると知らしめる為に」

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「そのようなオーナー達にとってこのトレードの話は顔にパイをぶつけられたようなものだった。そしてデビッド・スターンはオーナー達の足並みを揃えて、シーズンを無事開幕させる為にこの話題を利用したのよ。『皆さん驚きました！レイカーズがクリス・ポールを獲得しましたよ』とね」

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「だから言ったじゃないかという雰囲気になったわ。あとトレードの発表を24〜48時間ずらしていれば、オーナー達の怒りはあそこまで爆発することはなかったと思う。他のオーナー達に俺たちにもポール獲得のフェアなチャンスが与えられたと思わせる事ができなかったのよ」

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「疲れのあまり、飛行機が離陸した後に私は眠りについた。目がさめるとトレードはデビッド・スターンによって取り消しになっていた。オーナーが不満を言ったからでなく、バスケットボールの観点からという理由でね。デビッドがオーナーたちに気を使ったとは思わないわ」

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「私はデンピスのGMとしての振る舞いに問題があったと思う。彼はGMとして上層部からの最終的な承認を得ておくべきだったのよ。ポールを手に入れたと思ったあとのこの展開はとてもフラストレーションが溜まるものだったわ」

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「レイカーズの他のオーナーに『なんてことかしら』と言ったら複数のオーナーに『ジニー、タイミングが悪すぎたよ。もう少しこらえていればな』と言われたわ」その後レイカーズはナッシュとハワードを獲得するも、ハワードには出て行かれてタンクに走ることになった。

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最後にジムのコメントをもう一度載せよう。彼はまだ3年公約の中にいるが、この夏にFAでミラクルが起きるか若手が奇跡的に成長しない限りレイカーズがカンファレンスファイナル近くまで行くのは難しいだろう。またFAたちも先が見えてしまっているジムやカプチャックの下で」

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レイカーズに行こうとは思わないだろう。将来が不透明だからだ。もしジムがレイカーズの組織としての長期的な成功を願うのなら、今年辞任した方が良いだろう。もしバイロン・スコットを解任するなら、新しい責任者に選定をさせた方が良いに決まっている。

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ここ数年レイカーズの失敗はヘッドコーチの選定の失敗によるものだし、選定する人を変えた方が賢明だろう。ジニーにとってこの夏にジムを辞任させることは勇気のいることだが。

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さてみなさんはレイカーズがジムをどうすべきだと思われるだろうか？最後にジムのコメントを乗せて終わりとしたい。2015年10月のコメントだ。 「私が3年計画を公にしたのはみなさんに計画を立てている事を伝えたかったからだ。それがニュースになったんだが、私もうまくいかなければ、