Twitter文学賞【海外7】
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Twitter文学賞。海外部門も迷いに迷って、ハヤカワ文庫「時間SF傑作選 ここがウィネトカなら、きみはジュディ」内:イアン・ワトスン&ロベルト・クアリア「彼らの生涯の最愛の時」に一票。 #wtb1
2011-01-31 20:36:05小説という場でアルファベットを使った言葉遊びを見事に成立させた著者。そしてその難解な小説を日本の五十音を使った言葉遊びにて完成させた翻訳者。文学としても高いレベルを誇った1作。:ジョルジュ・ペレック『煙滅』(水声社) #wtb1
2011-01-31 20:41:37ジョン・バンヴィル「無限」新潮社。自らは一度も死んだことのない人間が先験的に知っている「死」への認識から人間が生まれたと思っていたので、主題として一番興味深かった。死も贈与。悩んだ末。#wtb1
2011-01-31 20:44:24オルハン・パムク『無垢の博物館』 #wtb1 本来ならば2011年度に入れるべき本だけれど。来年はルールが改正されて前年の12月発売の本も投票出来るようになりますように。
2011-01-31 20:46:19ナボコフ『賜物』(河出書房新社) #wtb1 既訳(大津栄一郎訳)もありますが、今回の沼野充義訳は「ロシア語からの初邦訳」。一票としてカウントすることは可能ですか?新訳扱いになるのであれば致し方なし・・・。
2011-01-31 21:50:13『螺旋』サンチアーゴ・バハレース ヴィレッジブックス 大ベストセラーの作家、トマス・マウドは一体誰なのか?出版社社長に命じられ、彼の素性を探し出せと命じられた編集者デイビットは、ある村へ向かう。驚異の25才のスペイン作家のデビュー作。本が好きな人は、たぶん楽しめます。#wtb1
2011-01-31 22:10:20【ツイッター文学賞海外】エリザベス・ストラウト『オリーヴ・キタリッジの生活』(早川書房) #wtb1 派手さはないが久々に味わい深いアメリカの連作短編集。なんだか妙~なキャラクターの女性教師の周辺を描きながら、小説としては中央突破の正統派。小説家志望者の方々にもお薦めします。
2011-01-31 22:13:49