妖異の黒猫Ⅱ

GC大戦有志4期「戦火の荒波」のRPまとめです。本編終了後の模擬戦。 前→http://togetter.com/li/947400 相方リコ君のまとめ 続きを読む
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ロンリコ@パ邪SGO_大戦 @lord_phRP

@lord_phRP @okurikedama ダイスには、いつものダイスbotさん(@diceda4 )を使用させて頂きます。 それでは、戦闘開始!

2016-04-02 00:21:52
ロンリコ@パ邪SGO_大戦 @lord_phRP

@okurikedama 【先制判定】(リプid忘れてたので再掲) いつも殺してやる、と言ってはいたけれども。 こうしていざ殺し合いをするというのは、初めてだ。 感じる。 ノアの殺意を。獰猛な情念を。 それを受け止めなければ。俺は始められない。俺は、終われない! 2D6

2016-04-02 00:32:21
ノア@パ君SGO@返信遅くなります @okurikedama

@lord_phRP ノアは身体を屈め、飛びかかる姿勢を取った。 待っていなさい、可愛い我が子。 貴方を必ず、迎えに行ってあげるから―― @diceda4 先制判定 2D6

2016-04-02 00:39:54
ロンリコ@パ邪SGO_大戦 @lord_phRP

@okurikedama ……。 姿勢を低く構えるノアを、じぃと見つめる。 おおよそ自分の数倍の体躯を誇るその魔獣の威圧感に、冷や汗がたらりと落ちる。 しかし、それに焦って動いてしまったが最期、この魔獣は一瞬のうちに跳びかかり、俺を餌食にしてしまうだろう。

2016-04-02 00:45:12
ロンリコ@パ邪SGO_大戦 @lord_phRP

@okurikedama だから、タイミングが大事なのだ。 相手が殺意を隠しきれず、飛びかかろうとしたその瞬間……決める。 ———今ッ! 思考するよりも早く、本能が身体を翻させた。 後ろに飛び退き様に、火炎瓶を二本。その投擲は、正確に魔獣へと迫る! @diceda4 5D6

2016-04-02 00:47:23
ノア@パ君SGO@返信遅くなります @okurikedama

@lord_phRP 正確に投げられた火炎瓶。だが、ノアは自らそこに突っ込んだ。 ノアの体当たりを受けた瓶は割れ、炎が炸裂する……しかし、煙の中から出てきた魔物はほぼ無傷であった。 「私の毛皮は炎に耐えられると言っていたはずだけれど、忘れてしまったのかしら?」

2016-04-02 00:52:55
ノア@パ君SGO@返信遅くなります @okurikedama

@lord_phRP ばさりばさりと翼膜を動かして、ノアは瓶の破片を払い落とした。 「リコ、そんな人間のような武器は使わず、その爪で、その牙で戦いなさい。それが貴方の誇るべき武器ですのよ。そしてその力を使うたび、貴方は魔物に近づける」 にやりと笑う黒い魔物。

2016-04-02 00:56:46
ノア@パ君SGO@返信遅くなります @okurikedama

@lord_phRP 魔物はそのまま、ロンリコに向かって駆け出す。 繰り出すのは、単純な体当たり。しかし、硬質化した羽毛に覆われた巨体のそれは、兵団の突撃や大砲の砲撃にも勝るものだ。 @diceda4 5d6

2016-04-02 01:00:19
ロンリコ@パ邪SGO_大戦 @lord_phRP

@okurikedama 「うっ、ぐぁッ!」 火炎瓶を恐れず突っ込んできた巨体に、思わず吹き飛ばされた。 ザザ、と砂浜に足を埋め、そのエネルギーを受け止める。 しかし、それは無論無傷とはいえない。 巨体に吹き飛ばされた右腕が、獰猛な獣の前足に変わる

2016-04-02 01:05:10
ロンリコ@パ邪SGO_大戦 @lord_phRP

@okurikedama 火炎瓶は効果が無い、か。 分かってはいたけども、ニンゲンとしての武器が使えないのは、何処か悔しい。 ヤツの言う通り……此処は。 「がァッ!」 火炎瓶をばらまいて牽制としながら、突貫。 突進してきた巨体めがけて、獣の右腕を振りかぶる

2016-04-02 01:07:22
ロンリコ@パ邪SGO_大戦 @lord_phRP

@okurikedama それは、獰猛な獣としての一撃だった。その前足に備わった爪はどんな刃よりも鋭く、その獣の腕力は、どんなニンゲンのソレよりも猛々しい。 獣としての、魔物としてのロンリコの力を使わなければ……負ける! @diceda4 5D6

2016-04-02 01:10:32
ノア@パ君SGO@返信遅くなります @okurikedama

@lord_phRP 「ギャッ」 ノアの口から、滅多に聞くことのなかった悲鳴が漏れる。ロンリコの獣の腕が、鋭い爪が、深々と脇腹に食い込み、突き刺さっていた。 傷口から、赤黒い血がだらだらと流れ落ちる。 琥珀の光が鈍り、魔物の顔は、どこか驚いたようにも見えた。

2016-04-02 01:23:03
ノア@パ君SGO@返信遅くなります @okurikedama

@lord_phRP 「強くなりましたのね、リコ」 荒い息を何とか整えながら、ノアはロンリコに向き直る。 これなら、この強さなら。 彼はきっと私の子となれる。次の魔物になれる。 興奮からノアの尻尾の毛が逆立ち、ナイフのような棘が無数に生えた鞭となった。

2016-04-02 01:26:57
ノア@パ君SGO@返信遅くなります @okurikedama

@lord_phRP 「さあ、次は私の番ですわ。魔物としての力を最大限に使って、耐えてみなさい」 ノアは身体をぐっと曲げると、凶器となった2本の尻尾ごとぐるりと身体を回転させる。しなる2本の尻尾が、ロンリコの身体を引き裂くべく、彼へと迫った。 @diceda4 5d6

2016-04-02 01:30:43
ロンリコ@パ邪SGO_大戦 @lord_phRP

@okurikedama HP:80→58 「ッ! 誰が!」 獣の右腕を振るいながら、慈愛の眼差しを向けるノアの言葉に悪態をつく。 獣としての力強さを褒められても、嬉しく思わない。思ってはいけないのが、ロンリコという存在の本質だ。

2016-04-02 01:33:31
ロンリコ@パ邪SGO_大戦 @lord_phRP

@okurikedama そう悪態をついていると、頭上にノアの尻尾が迫る。 ッ! 急いで右に飛び退く。が、遅かった。 「ァァアアアッ!」 激痛と共に、頭から左腕にかけてがもぎ取られる。顔の左半分は毛に包まれ、頭からはぴょこんと大きな耳が立ち上がった。

2016-04-02 01:35:15
ロンリコ@パ邪SGO_大戦 @lord_phRP

@okurikedama だが、好機。 「俺はなんとしてでも、アンタを倒すンだ。それこそ、魔物になっちまってもなァ!」 今しがた獣となった左腕で、地面を叩きつけた尻尾を引っ掴む。 獣の握力でのたうち回る尻尾を押さえつけ、そして右腕を腰に手を回す。

2016-04-02 01:38:24
ロンリコ@パ邪SGO_大戦 @lord_phRP

@okurikedama 一閃。 獣の腕に掴んだ腰のカトラス。 それを抜き様に尻尾に叩きつける。 右腕では届かない。だから、カトラスだ。そのリーチは、腕の爪よりも長い。 人間と獣、その両方の技を会得したロンリコは、変幻自在にそれを操るのだ。 @diceda4 5D6

2016-04-02 01:43:52
ノア@パ君SGO@返信遅くなります @okurikedama

@lord_phRP 尻尾を押さえられた。しかし、相手が傍にいるなら、攻撃もしやすいというもの。 そう思って尻尾のほうに顔を向けたノアは、振り上げられたカトラスに気付く。 「っ!?」 予想外の行動だった。尻尾に力を入れるが、魔物の腕力で押さえられては簡単には動かない。

2016-04-02 01:52:10
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