第8回:『現代の裏側に潜む闇の住人たち―――それが忍者』
本日のお題としてはこちら。 ■忍術バトルRPG シノビガミ/河嶋陶一朗、冒険企画局/新紀元社 かなり最近の作品になりますねぇ #Em_TRPG pic.twitter.com/idHQ0kZIhM
2016-05-04 13:22:30秘術を尽くして戦う忍者たち。守るべきモノを奪い合え。 抱えた秘密は鬼か、邪か。神速の戦場に奥義が炸裂する! #Em_TRPG
2016-05-04 13:22:53というアオリ文句から始まるのがこの『忍術バトルRPG シノビガミ』であります。 現代日本の日常の裏側、人知れず戦い続ける影なる者達。今に生きる忍者達を遊ぶTRPGシステムですよ。 #Em_TRPG
2016-05-04 13:23:36自分が先日入手したこっちはそれまでに発売されたルールを編纂・再調整して、新データなどの追加が行なわれたもの。 つーわけで今プレイするならこっちを購入する形になるかしら? 以前のはリプレイとルールが一緒に載ってたスタイルだったんだけど #Em_TRPG
2016-05-04 13:24:27広いこの世の中、忍者をプレイヤーキャラとして選べるっていうTRPGはそれなりにあるんですが。 この『PCは忍者です』っていう潔さがまた凄まじいと個人的には思う次第。 #Em_TRPG
2016-05-04 13:25:01冒険企画局によって発表されたTRPG汎用システム「サイコロ・フィクション」を採用しており、その代表作と言っていいだろうか。 この基本システム、判定方法が結構面白く出来ているので何らかのシステムで一度触ってみていただきたい。 #Em_TRPG
2016-05-04 13:25:32おおまかに説明すると基本的な判定は2D6を用いた上方判定。 ゲーム中、何らかの行動判定を行なう際。GMが特技表の中から使用する特技を指定。 そのキャラが指定された特技を持っていれば、目標値は5で行なうことになる。 #Em_TRPG
2016-05-04 13:25:47で、指定された特技がなければ……自分の持っている別の特技で代用する事になるわけだが。 この際に「指定された特技」から、「実際に使用する特技」までが何マス離れているかを数える。 #Em_TRPG
2016-05-04 13:26:10最終的なマスの数を目標値に加えて、判定を行うことになる……という寸法になる。 なお横列の移動に関してはギャップと呼ばれる1マスが寝っ転がっており、コレも計算に加える。 #Em_TRPG
2016-05-04 13:27:11シノビガミの場合は流派によって得意な分野があって、その左右のギャップが消えるのでそこは数えなくなる。 妖怪いちたりないに泣かされるかどうかの瀬戸際なので、結構重要なポイントだったりするのだなぁコレがw #Em_TRPG
2016-05-04 13:27:44システム的にシノビガミの特徴といえば……「使命」と「秘密」だろうなぁ。 使命は単純にキャラのやるべきこと。他の作品ならばハンドアウトと呼ばれるアレだ。 自分のキャラが何をすべきか、というのを書かれているもの。 #Em_TRPG
2016-05-04 13:28:17そして「秘密」。これは基本非公開であり、自分でも言ってはならない。 場合によっては表向きの使命とは別の隠された使命である場合もある。 その割に意外とあっさり他のPCに調べられてしまう事もあるのが何ともはや。 #Em_TRPG
2016-05-04 13:28:33例えば、表向きの使命で「○○を奪取せよ」って書いてあるんだけど、他の人が秘密を見てみたら 「実は○○は非常に危険な物品なので、ぶっ壊すこと」ってあってみたりするわけである。びば・裏切りのすとらてじー(謎 #Em_TRPG
2016-05-04 13:30:10倒すべき敵は実は自らと血を分けた兄弟だった! とか 苦労して手に入れた秘伝書、実は偽物! とか。 自分だけが秘密として情報を握っているってのはなかなかに楽しいものでもあったりする。 #Em_TRPG
2016-05-04 13:30:27また使命はシナリオ中に新たな内容に書き換えられる、なんて可能性もあるという。 これは基本的にはあんまし起こらない方がいいのかもしれないが、状況的に使命が達成できない……みたいな場合も出てきたりするのだ。 #Em_TRPG
2016-05-04 13:31:14しかしコレもいざ蓋を開けてみれば「他のキャラが持っている秘密が自分の使命に絡んでいた」みたいな展開もある。 忍びたるもの、あらゆる情報を上手く入手して、すべからくそれらを活かしていかねばならないのだ……ニンニン。(忍者的な語尾 #Em_TRPG
2016-05-04 13:32:21@yukiby_sachi どっちが早いかなぁ? 時期的には2010年前後なんで、ちょっと断定するには時間が欲しいとこだけど。 ドラマチックなシナリオ展開や、感動的なシーン演出みたいな……そういったプレイを求められるようになってきた頃という感じなんでしょうかねぇ
2016-05-04 13:38:07戦闘もなかなかにテクニカルな展開を見せてくれる。 互いのイニシアチブの取り合いは各々が自分のダイス1つを手で隠した後、みんな一斉に公開(プロットダイス)。 そしてプロットダイスの数字が大きい順に行動していくんだけど、ここにもいくつかの巧妙な罠が。 #Em_TRPG
2016-05-04 13:32:59プロットした数値との差で間合いが決まり、その数値差が大き過ぎると射程外になっちゃったり。 そして「プロットしたダイスの目=ファンブル値」となる点も大きい。 早く動くとファンブルしやすくなるっていう、非常に頭を悩ませる主導権の取り合いになるわけだ。 #Em_TRPG
2016-05-04 13:34:40