上田令子都議のブログ,「医薬品等による薬物中毒死は危険ドラッグの87倍 」内の矛盾点についての詳細説明

まとめ”さらに,上田都議と事務所が意地でも「ブログ上の中毒者数の矛盾」を認めない理由も分からない”の冒頭に,この問題の分かりやすい問題点として挙げたダイジェスト2), 3)の項目の内の"3)"を解説します.併せて以下のブログもご覧ください.めまいがしますから. http://togetter.com/li/965223
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最初の画像(左)の解説を開始します.

怒らない白井(仮想軒と須雷堕は除く) @tatsuvar

@akinari1975 では、二枚の画像のうち左の画像を見て下さい。上から順に、 「1.」, 「2.」, 「3.」と 項目分けされていますね。「2.」に続く一文を“〜73件”までメモして下さい。 pic.twitter.com/rit3Du1KfW @TetStation

2016-05-03 21:51:21
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怒らない白井(仮想軒と須雷堕は除く) @tatsuvar

メモできましたか? 左の画像中の2.の等号の左辺から。“中毒死、及び薬毒物を手段とした自殺”の件数ですね。「及び」は集合の積ではなく敢えて言えば和の意味ですね? 大事なポイントです。「積集合だ!」と主張するなら今が最後です。 @akinari1975 @TetStation

2016-05-04 07:38:35
怒らない白井(仮想軒と須雷堕は除く) @tatsuvar

行政解剖を行ったご遺体の死因が、 ・中毒死の案件数をm件 ・薬毒物を手段に用いた自殺をn件 とすると「左辺はm+n件」だぞという意味ですね。ここまでで分からない点は有りませんか? pic.twitter.com/rit3Du1KfW @akinari1975 @TetStation

2016-05-04 07:44:26
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怒らない白井(仮想軒と須雷堕は除く) @tatsuvar

余談:薬毒物を手段とした自殺よりも手段としては縊死の方が多い。母数n=1,866人で、H25年度は薬毒物中毒が7.4%. 縊死は59.1%。 東京都監察医務院 統計データベース p.26参照。 fukushihoken.metro.tokyo.jp/smph/kansatsu/…

2016-05-04 07:57:09
怒らない白井(仮想軒と須雷堕は除く) @tatsuvar

そして右辺の数字、73件。つまり左の画像においてm+n=73であると表現していますね。ここブックマーク。 pic.twitter.com/rit3Du1KfW #認識 @akinari1975 @TetStation

2016-05-04 08:23:48
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怒らない白井(仮想軒と須雷堕は除く) @tatsuvar

余談ですが、東京都監察医務院における2013年のmとnはそれぞれ、 ・m(中毒死)=73件 ・n(薬毒物を手段とする自殺)=136件 です。これは福永院長の報告書に依らずとも概算できます。先の統計データベースのページを開こう。 @akinari1975 @TetStation

2016-05-04 08:28:13
怒らない白井(仮想軒と須雷堕は除く) @tatsuvar

fukushihoken.metro.tokyo.jp/smph/kansatsu/… 中毒死は「不慮の外因死」と「自殺」に分けて集計されています。p.22を開いて表の項目名の行を見てみよう。目線の移動が大変なので一番上の1946年データで。 @akinari1975 @TetStation

2016-05-04 08:35:55
怒らない白井(仮想軒と須雷堕は除く) @tatsuvar

検案の総数2,721件は、病死459件と不慮の外因死1,268件(中毒死含む)とその他(薬毒物を手段とする自殺含む)994件を足したものです。電卓で足して見て下さい。ピッタリ合います。 @akinari1975 @TetStation

2016-05-04 08:40:00
怒らない白井(仮想軒と須雷堕は除く) @tatsuvar

mの(自殺とは断定できない)中毒死はp.22の表の一番下、80件、これが大括りの人数。nの薬毒物を手段とする自殺は、先程も見たp.26の上、母数1,866人の円グラフからです。この1,866はp.22の自殺項目数と一致しますね。 @akinari1975 @TetStation

2016-05-04 08:45:59
怒らない白井(仮想軒と須雷堕は除く) @tatsuvar

ちょっと誤差は出ますが、電卓で計算しましょう。 「1866」と打って、「✕」続けて「0.074」で「=」。138.084と表示されますね。136件とピッタリ出れば良かったのですが。どうでしょう、これで左の画像の方から離れますよ。 @akinari1975 @TetStation

2016-05-04 08:51:44
怒らない白井(仮想軒と須雷堕は除く) @tatsuvar

@akinari1975 はい、特に質問は無いそうなので先に進めましょうか。 twitter.com/akinari1975/st… すみません、再開は深夜になりそうですので、タイムシフトでお楽しみ下さい。 @TetStation

2016-05-04 19:56:36
たかぎあきなり @akinari1975

@tatsuvar @TetStation お答えする義務も必要性も認識しておりません。

2016-05-04 10:42:38

最初の画像(左)の解説完了.

続いて同じブログ中の別の箇所(右)の説明を始めます.

怒らない白井(仮想軒と須雷堕は除く) @tatsuvar

さて後半(右の図)です。 pic.twitter.com/rit3Du1KfW これも良く見てみよう。なお、左と右の画面は同じ一つのブログ中のものである。 blog.livedoor.jp/edomam/archive… @akinari1975 @TetStation

2016-05-05 01:27:25
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怒らない白井(仮想軒と須雷堕は除く) @tatsuvar

左の図中:「中毒死、及び薬毒物を手段とした自殺=73件」 右の図中:「医薬品等による中毒死783件と自殺は分けて計算しており、自殺は73件なのです」 まず先に片付ける問題は“矛盾”である。 中毒死+自殺=73件(左) 中毒者=783件、自殺=73件(右) @akinari1975

2016-05-05 01:33:33

一目瞭然ですので説明自体は一瞬で終わります.さぁ左右の図中の説明の矛盾を解説します.

怒らない白井(仮想軒と須雷堕は除く) @tatsuvar

どちらも東京都監察医務院のデータに基づいていると言う。矛盾している。どちらが正しいのか? 実はどちらも正しくない。福永院長のデータでも、東京都監察医務院の統計データベースでもこれらのデータと一部は正しいが他方は間違っている。 @akinari1975

2016-05-05 01:36:28
怒らない白井(仮想軒と須雷堕は除く) @tatsuvar

左の図の間違いは先に述べた。正しくは、再掲すると、 ・m(中毒死)=73件 ・n(薬毒物を手段とする自殺)=136件 である。右の図の「自殺は73件」は「中毒死は73件」なのです。では左の図の数値とも大きく異なる「医薬品等による中毒死783件」とは? @akinari1975

2016-05-05 01:41:09

右の図の説明における勘違い,「中毒死は732件」の732という数字が死亡者数ではなく検体数に過ぎないことを解説します.

怒らない白井(仮想軒と須雷堕は除く) @tatsuvar

《件数は胃内容、血液、腹腔液、尿それぞれにつき一件と数える。》 検体数はp.53 イ 薬化学、(ア)薬化学検査依頼状況の5,875検体、つまり行政解剖数2,336件よりも多い。一遺体あたり複数の検体を薬化学検査に出す事を意味する。 @akinari1975

2016-05-05 02:00:29
怒らない白井(仮想軒と須雷堕は除く) @tatsuvar

5,875検体に対して種々の検査を行う。その延べ数が検査依頼総数12,051検査であろう。内訳はその下、薬毒物スクリーニングからHIV検査までだろう。 @akinari1975

2016-05-05 02:06:29
怒らない白井(仮想軒と須雷堕は除く) @tatsuvar

まず薬毒物による中毒や医薬品等を手段として用いた自殺が疑われる案件についてのみ薬毒物スクリーニング試験を行うのか、行政解剖2,346件全数かは不明。スクリーニングで医薬品等の利用が疑われた検体(胃内容物その他)はより詳細な検査を受けるのだろう。 @akinari1975

2016-05-05 02:09:57
怒らない白井(仮想軒と須雷堕は除く) @tatsuvar

毒薬物検出総数が1,274、ところでこの総数はその内訳の総数だから、敢えて言えば延べ件数。一つの検体から、エタノールと医薬品等と一酸化炭素が検出されるかも知れ内。その場合でも死因はいずれか一つに絞られよう。 @akinari1975

2016-05-05 07:22:22
怒らない白井(仮想軒と須雷堕は除く) @tatsuvar

あちこち「だろう」が含まれる。他にも薬毒物スクリーニング1,872に対して、睡眠剤・向精神薬・他の毒物の検査依頼が698検体と少ない。医薬品検出数783より少ない。 @akinari1975

2016-05-05 07:33:23